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緑茶の賞味期限と上手な保存方法

緑茶の賞味期限・保存方法

緑茶のパッケージを買ってきても一度で全部飲むなんてことはそうそうありませんよね。余った緑茶は保存するわけですがいつまでなら美味しく安全に飲めるのか気になりませんか?

ここではそんな緑茶の賞味期限と上手な保存方法について紹介していきます。賞味期限が切れてしまった緑茶の活用術も紹介しているので参考にしてみてください。

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緑茶の賞味期限について

緑茶の賞味期限について

緑茶の賞味期限はパッケージに記載されており、一律で決められているわけではなくメーカーによって期間には開きがあります。あくまで美味しく飲むことができる期間が賞味期限なので、すぐに飲めなくなるというわけではありません。

しかし家庭によって保管している環境にも差がありますし、賞味期限は目安程度にすることをおすすめします。賞味期限が過ぎていなくても、環境が悪いところに保存していると茶葉が劣化していることもあります。

賞味期限ってそもそもなに?

冷蔵や常温で保存がきく食品に表示されているのが賞味期限です。未開封の状態で表示されている保存方法に従って保存した場合に、美味しく食べることが可能な期間を示しています。なので賞味期限を過ぎたからといって、すぐに食べられなくなるわけではないのはこれが理由です。

では消費期限にも触れていきます。弁当やサンドイッチなど長く保存することができない食品に表示されているのが消費期限です。未開封の状態で表示されている保存方法に従って保存した場合に、安全に食べることが可能な期間を示しているので、期間内に食べるようにしないといけません。

緑茶の賞味期限を判断する方法

あくまで賞味期限は目安ということがわかったところで、実際に緑茶が劣化していないかどうか自分で判断できるポイントを紹介します。

まずは見た目をチェック

まずは茶葉の状態を目で確認します。茶葉の色が変化していないか、湿気を含んでいないか確認してください。色が変化していたり湿気を含んでいる場合はカビが生えている可能性があります。

続いて普段通りお茶を淹れてみましょう。水色が普通の緑茶と同じかどうか確認してください。ここで色が違うようなら茶葉が劣化している可能性が高いので飲むのは控えたほうがいいかもしれません。

次に香りをチェック

見た目で安全が確認できなかったら次は香りをチェックです。まずは茶葉の状態で香りをチェックし、よくわからなければ淹れてみて香りを確認してください。カビの臭いがしたら飲むのは控えてください。

賞味期限が過ぎていると元々の緑茶の匂いが失われており、匂いが薄くなってしまっている可能性が高いですが、だからこそカビが生えていたらわかりやすいかと思います。

最後に味を確認

見た目でも香りでも安全か危険か判断がつかなかったら、最後の手段は味で確認です。えぐみや変な苦みがないか確認してください。間違ってもゴクゴク飲まないようにしてください。

極端に苦みが強かったり、味に違和感を感じたら飲むのは諦めた方がいいかと思います。

緑茶の保存方法

緑茶の保存方法

緑茶は非常に繊細であり、光や熱によって変質しやすいですし、臭い移りもしやすい性質を持っているので保存方法は非常に重要です。以下で未開封・開封後の緑茶の保存方法について紹介していきます。

未開封の緑茶の保管方法

未開封の緑茶の場合はそのまま冷暗所で保管するようにしてください。この時に注意してほしいのが冷蔵庫で保管しないようにする点です。冷蔵庫で保管してしまうと外との温度差で結露ができてしまい、茶葉が湿ってカビの原因になる可能性があります。

余談ですが緑茶は未開封であっても災害の備蓄品には向いていないかもしれません。理由としては未開封だとしても温度差などでカビてしまう場合や、光や温度で味が変わりやすい繊細なのが緑茶の特徴です。

開封後の緑茶の保存方法

開封後の緑茶の保存方法は、まずは密閉が可能で遮光性がある容器に移して保存するのがベストです。もちろん冷蔵庫ではない冷暗所で保存するようにしてください。冷蔵庫が保存に向いていないのは上述した通りです。

しっかりとした保存方法をしたとしても、概ね2週間~1か月で消費することを目安にして、都度茶葉が劣化していないかどうかしっかりと確認を行っていください。

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賞味期限が切れた緑茶の活用法

賞味期限が切れた緑茶の活用法

賞味期限は切れても、飲んだりはできないですが違った形で緑茶を活用することができます。活用できるならそのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。以下で賞味期限が切れた緑茶の活用法を紹介していきます。

入浴剤として活用

賞味期限が切れた緑茶を市販のお茶パックに詰めて浴槽に入れるだけ。水分を含んで膨張するのでパック半分くらいを目安に詰めてください。

簡単な上にお茶の保湿効果を得ることができますし、入浴剤アレルギーの人でも楽しむことができます。

脱臭剤として活用

こちらも同じように市販のお茶パックに賞味期限切れの緑茶を詰めます。詰め終わったら臭いが気になる冷蔵庫や靴箱などへ入れてみましょう。

緑茶の脱臭効果によって臭いを防止してくれます。

まな板を殺菌

殺菌効果を利用してまな板の殺菌を行うこともできます。いつも通り急須を使って緑茶を淹れたらまな板に満遍なくかけていきます。かけ終わったらキッチンペーパーなどで水分を拭き取って終了です。

カテキンによって殺菌することができる他に、まな板のいやな臭いも除去してくれます。

ほうじ茶として復活させる方法

賞味期限が切れた緑茶をほうじ茶として楽しむことができる方法を紹介していきます。

  1. 鍋に緑茶の茶葉を入れて中火にかけながらかきまぜます。焦げると失敗してしまうので強火は厳禁です。
  2. 徐々に緑色から茶色に変化し始めます。鍋をしっかり煽って熱が均一に伝わるようにします。
  3. ほうじ茶のように茶色と香ばしい香りがしてきたらすぐに鍋からおろし、キッチンペーパーなどに茶葉を広げて冷ましてください。

以上でほうじ茶として賞味期限切れの緑茶を復活させることができます。

>>ほうじ茶について詳しくはコチラ

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