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北大路魯山人の拵え方を実践できる魯山人納豆鉢とは?

魯山人納豆鉢について

北大路魯山人という人物をご存知でしょうか?後程紹介しますが、その魯山人が提唱した納豆の混ぜ方を再現できるのが魯山人納豆鉢です。一時期テレビ番組で取り上げられ、予約して数カ月待ちになったこともあったのです。

今回はそんな魯山人とはどんな人物なのかを簡単に紹介した後に、魯山人納豆鉢の使い方や評判などの情報を紹介していきます。

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北大路魯山人とは?

北大路魯山人とは?

北大路魯山人は陶芸家・篆刻家・料理研究家・書家・画家など様々な肩書を持つ京都生まれの人物で、1883年~1959年を生きたいわゆる芸術家です。

今でこそ美食家として語られることが多いですが、毒舌であまり人から好かれる性格ではなかったようです。そんな魯山人は様々な著書がありますが、納豆と一緒に語られるようになったのは昭和7年9月の雑誌「星岡」で納豆茶漬けを紹介したことからです。

魯山人の伝えた美味しい納豆の混ぜ方とは?

その魯山人が伝えた美味しい納豆の混ぜ方は以下の通りです。

  1. 納豆を器に出して、それになにも加えずにそのまま二本の箸でよく練り混ぜる。
  2. 糸のようなものが出て来て、固くてて練りにくくなって来る。この糸を出せば出すほど納豆は美味くなるので、手間を惜しまず、極力練り混ぜる。
  3. 固く練り混ぜたら、醤油を数滴落としてまた練る。
  4. また固くなって来たら醤油を数滴落としてまた練る。
  5. これを繰り返し、糸と言える物が無くなりどろどろになったら辛子や薬味を入れて混ぜる。
  • 最初から醤油を入れて練るようなやり方は下手なやり方である。
  • 納豆食いで通がる人は醤油の代わりに生塩を用いる。これもさっぱりして美味しいが、醤油を入れたほうが無難である。

>>そうは言っても醤油以外味付けも試したいという方はコチラの記事で!

魯山人は本当に400納豆を混ぜたのか?

魯山人と言えば「納豆を400回混ぜた」という噂のようなものが流れていますが、上述したように魯山人は美味しい納豆の混ぜ方を提唱しただけで、具体的に400回とは言っていないというのが真実です。

どうして400回と言われるようになったのかと言うと、魯山人の星岡茶寮で料理長をされていた松浦沖太氏が魯山人の納豆の混ぜ方を参考に混ぜる回数をカウントしながら混ぜたところ「まず294回かき混ぜてからしを加え、さらにかき混ぜて、362回から醤油を少しずつ2回加え、合計448回かき混ぜる 」という混ぜ方を編み出し、テレビで紹介したことが魯山人納豆400回説の元になっているようです。

別の機関で味を数値化する機械で測って検証したところ、実際に良くかき混ぜて醤油を垂らし、またよくかき混ぜて醤油を垂らし・・・というやり方で400回混ぜたら旨味が増して本当に美味しくなっていたそうです。

回数の記載はなかったものの機械を使わずにこの混ぜ方を「美味しい納豆の混ぜ方」として提唱した魯山人はやはりすごいということですね。

魯山人納豆鉢とは?

現在の価格はコチラ

タカラトミーから魯山人納豆鉢という納豆攪拌機が発売されています。これは魯山人が提唱した納豆の混ぜ方をもとに、混ぜる回数を検証して設定し、途中に半自動で醤油を加えるようにしてあり、楽に魯山人式の納豆の混ぜ方を再現できるというユニークな商品です。

魯山人納豆鉢の使い方

魯山人納豆鉢は混ぜた回数をカウントしてくれていて、回数に応じて「始め→まだまだ→手を抜くな→気合だ→醤油→極めよ→完」という文字が現れるようになっています。以下に使い方を簡単にご説明します。

  1. 準備:蓋を開け、納豆を入れて蓋をしっかり閉めます。
  2. 始め(0回):上についているつまみをまわします。
  3. まだまだ(80回付近):まだまだまわします。
  4. 手を抜くな(150回付近):まだまだまわします。
  5. 気合だ(230回付近):まだまだまわします。
  6. 醤油(305回):醤油扉が開くので醤油を入れます。
  7. 極めよ(370回付近):ひたすら混ぜます。
  8. (424回):完成です。

なんと言っても上のつまみを1回まわすと、中では2回転しているので箸で混ぜるよりも2倍のスピードで完成させることができるのが魅力です。

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魯山人納豆鉢の評価や評判

魯山人納豆鉢、名前も印象的ですし、話のネタにもなるし、手に入れている人は結構多いような印象です。味はやはり美味しくなるという意見が多く、好評です。しかしその一方で、メンテナンスが大変、洗うのが大変、すぐ壊れてしまったというような意見も少なからず見受けられます。

良い評価やレビュー

  • 生卵を入れたときのようなまろやかでふんわりした納豆になっていて美味しかった。
  • 子どもと一緒にできて、子どもも楽しそうに納豆を混ぜていた。
  • 箸で混ぜるよりも早くできて助かっている。数十回混ぜた納豆とは比べ物にならない味で、美味しく納豆が食べられる
  • 納豆が嫌いでしたが美味しくなるということで試したところ確かに納豆嫌いでもわかるくらい普通の納豆とは別物になる。
  • 魯山人納豆の他に「我流モード」もあって面白い。魯山人より美味しい納豆を見つけるというのが毎日の楽しみ。
  • 400回混ぜる習慣がつくとなんだか時間がゆっくり流れて豊かな気持ちになります。

悪い評価やレビュー

  • 味は確かに変わるけど、洗うのが大変
  • 力加減を誤ると中についている箸がとれやすいので注意が必要。
  • 味の変化がわからなかった。
  • 1回目で壊れてしまった。
  • 冷えた納豆だと少し固いのでやりづらい。

>>納豆の混ぜる回数や混ぜ方について詳しく解説した記事はコチラ 

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