好みが見つかる!めんつゆの種類と上手な選び方
様々な用途に合わせてそれぞれ特色が異なるめんつゆですが、皆さんはどのようにめんつゆを選んでいるでしょうか。
なんとなく目に付いたものを選んでいる人も少なくないかもしれません。また、どんなめんつゆを選べばよいのか分からないという人もいるかもしれません。
そこで今回は、用途別にめんつゆの詳しい特色と、用途で選ぶ際のめんつゆの選び方を詳しくまとめてみました。これを読んで、めんつゆをより便利に生活に取り入れていきましょう。
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めんつゆの種類
現在各メーカーが開発販売しているめんつゆには様々な種類があります。
しかし、めんつゆを選ぶ際にそれらの種類を把握して選んでいる人は思いのほか少ないのではないでしょうか。ここではめんつゆの種類について詳しくまとめてみました。
万能めんつゆ
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店頭に並んでいるめんつゆの中で最も見かけることが多く、各家庭で常備されていることが多いであろうめんつゆが万能めんつゆです。用途が限定されていないめんつゆで、あらゆる麺類や料理に使用できる点が大きな特徴です。
そうめんやそばうどんなど、どのような麺類や料理にも合うように、味のバランスに優れています。濃縮タイプのものが多く、容量も多い形状で販売されている点も万能めんつゆの特徴です。
コストパフォーマンスに優れているものが多く、調味料感覚で使用できるのも万能めんつゆのメリットと言えるでしょう。
だしと醤油、砂糖などの和食の基本となる調味料がどれも突出しないように配合されており、万能めんつゆが1本あればあらゆる和食が作れるので常備していれば非常に重宝します。
そば向けめんつゆ
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そば向けとして販売されているめんつゆ、いわゆるそばつゆは味も色味も濃い目に作られているものが多いのが特徴です。これはそばの香りにつゆが負けることなく楽しめるようにという用途によるもので、そばをより美味しく食べられるように配慮されています。
また、そばはつゆにつけた際にあまりつゆを取れないので味が濃く作られているという理由もあります。さらに甘味も立つように作られているものが多く、そばの風味にマッチしたつゆになっています。
そばは東日本でより多く食べられているので、つゆも東日本の好みに合わせて鰹だしのものが多いことも忘れてはいけないポイントです。
濃縮タイプのものが多く、自分の好みの濃さで食べることができるように配慮されているのもそばつゆの特徴と言えるでしょう。
うどん・そうめん向けめんつゆ
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うどん、そうめん用として販売されているめんつゆは、そばつゆよりもあっさりとしているのが特徴です。塩分もそばつゆに比べて控えめに作られているものが多く、色味も透き通るようなつゆが多く作られています。
そうめんはつゆにつけた際につゆを多く取ってしまうので、そばつゆに比べて薄く作られています。また、そうめんや冷たいうどんなどは夏場に食べることが多いというのも、つゆがあっさり目に作られている理由でもあります。
そうめんやうどんの白い麺を美しく見せるために淡い色味をしており、そばつゆなどよりはだしの香りが際立つようなものが多いのも特徴です。
夏場の麺類を飽きずに楽しむための工夫がされているのが、うどんやそうめん用のめんつゆの特徴です。
うどん、そうめん用と限定されているめんつゆには、ストレートタイプのものが多く、容量を少なめにするなど使いきれるような工夫がなされています。
>>人気のうどん・そうめん向けめんつゆおすすめランキングはコチラ
変わり種めんつゆ
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お中元などでもらうことも多く、夏場に多用しがちなそうめんなどの麺類ですが、どうしても飽きてしまうことがあるのではないかと思います。そんな時に役に立つのが変わり種のめんつゆです。
現在各メーカーはそうめんやうどんなどに適した変わり種のめんつゆを多く開発販売しています。イタリアン風などのさっぱりと食べられるものや、焼肉タレ味などの濃い目のもの、鶏だしのようなラーメン風に食べられるものなど非常に様々な種類が販売されています。
そのどれもがそうめんやうどんなどの麺類に合うように、麺との絡みなどを考えて作られています。水を加えるだけで本格的な味になることを売りにしているものが多く、手軽に楽しめる点は大きなメリットと言えるでしょう。
飽きてしまいがちな麺類を、気分を変えて楽しむために時には変わり種のめんつゆを取り入れるのも良いのではないでしょうか。
目的別:めんつゆの選び方
めんつゆをより美味しく便利に取り入れていくためには、用途や好みに合うめんつゆを選ぶことが大切です。
ここでは、めんつゆを上手に選ぶためのコツを解説していきたいと思います。
>>めんつゆの歴史や用途と代表的なメーカーについて詳しくはコチラ
様々な使い方をしたい人におすすめ:万能めんつゆ
そうめんやそば、様々な料理に使用したい人におすすめなのが万能めんつゆです。何に使用しても味が立つようにバランスに優れためんつゆが多いのが特徴です。
様々な用途に用いるためにめんつゆを購入する際のポイントを以下にまとめてみました。
だしを選ぶ
万能めんつゆを選ぶポイントとして重要なのが、好みのだしを選ぶという点です。
料理に使用するめんつゆならば、昆布だしが含まれているものを選ぶのがおすすめです。鰹と昆布の合わせだしのものなどを選ぶと、料理の幅が広がるのでおすすめです。
濃縮タイプのものを選ぶ
様々な用途に使用するめんつゆならば、濃縮タイプのものがおすすめです。その理由として一般的にストレートタイプのめんつゆは開封後の賞味期限が短いという点が挙げられます。開封後3日以内に使い切るというのは調味料として使用する場合は難しいと思われます。
濃縮タイプのものならば、ストレートタイプに比べ賞味期限が長いので、様々な用途に用いるという使用方法にも合致しています。
また、ストレートタイプのものを料理に使用すると味がぼやけてしまうというデメリットもあります。
濃縮タイプのものは一般的な醤油と同じように料理に使用することで、味がしっかりと決まるので適していると言えるでしょう。
しかし、醤油の代わりにかけて使いたいという人は、濃縮の度合いに注意が必要です。醤油のように使用すると塩気が強くなりすぎてしまう場合があります。
加えて醤油にはない甘味が加えられているので、醤油代わりに使いたい場合は甘さが全面に出ていないものを選ぶようにしましょう。
手に入りやすいものを選ぶ
料理に使用するためにめんつゆを常備しておく場合は、入手しやすいという点も大切です。毎回取り寄せするのは意外と手間や送料がかかるものです。
店頭に並んでいるものの中から選ぶようにすると、買い足しが楽なのでおすすめです。
そばを美味しく食べたい人におすすめ:そば向けめんつゆ
香り高いそばを楽しむ際のめんつゆの選び方にもポイントがあります。以下にまとめてみました。
そばつゆという表記のものを選ぶ
そばを食べる用途でめんつゆを選ぶ際はそばつゆという表記がされているものを選ぶのが無難です。
そばつゆはそばに合うように濃い目に作られているので、そばの香りに負けることなく、美味しく食べることができます。
だしの種類を確認する
そばつゆという表記で販売されているものには、昆布だしが使用されていないものが多い点も忘れてはいけないポイントです。
つゆに関する好みは個人で大きく変わりますが、そばは主に東日本で多く食べられているので、そばつゆは東日本に合わせる形で鰹だしを主流にしているものが多いのです。
昆布だしを好む人は使用しているだしの種類を確認して購入するようにしましょう。
甘さの確認をする
めんつゆと比較してそばつゆは甘さが前面に出ているものも多くあります。甘めのつゆを好まない人は砂糖の量などにも注意が必要です。
地域性で選ぶ
麺に合うつゆの好みは地域性で分かれています。どのめんつゆを選んだら良いか悩んだ場合は地域の特性で選ぶのも良いでしょう。
東日本の人は濃口醤油をベースにした鰹だしのもの、西日本の人は薄口醤油をベースにした昆布だしのもを選ぶと大きく外れることはありません。
うどん・そうめんを美味しく食べたい人におすすめ:うどん・そうめん向けめんつゆ
うどんやそうめんなど、夏場に多く食べる麺類に使用するめんつゆの選び方のポイントを以下にまとめてみました。
色味の淡いものを選ぶ
そうめんやうどんに合うめんつゆは、夏場に食べることもあり、あっさり目のつゆを選ぶことが重要です。色味の淡いめんつゆは、すっきりとした味わいのものが多く、夏場に使用するのにぴったりです。
また、色味の淡いものは白い麺を綺麗に見せてくれるという点もおすすめのポイントです。
だしが全面に出ているものを選ぶ
一般的にそうめんやうどん用のめんつゆは、そばつゆよりも塩分を控えめにしているものが多いのが特徴です。
これはそうめんの方がよいつゆを多く取ってしまうという特性故ですが、塩分が控えめだと物足りなさを感じる場合があります。
そこで、そうめんやうどんなどのつゆとしてめんつゆを選ぶ場合は、だしの香りが全面に出ているものが非常に適しています。
香り高いだしの風味が嗅覚を満たすことで、あっさり目のつゆでも満足のいくつゆになります。
ストレートタイプのものを選ぶ
そうめんやうどんなどのつゆには、だしの香りがしっかりと感じられるものが適しているという点は説明しました。それに付随して、ストレートタイプのものがより適していると言えます。
濃縮タイプのめんつゆは水などで希釈することによって、だしの香りも薄まってしまいます。
つゆが持っているそのものの香りを楽しむという点を考えると、濃縮タイプのものよりもストレートタイプのものの方が適しているでしょう。
いつもと違った味わいにしたい人におすすめ:変わり種めんつゆ
いつも同じつゆで食べていると飽きてしまうのは仕方ないことです。そんな時に頼りになるのが、変わり種のめんつゆです。
ここでは変わり種めんつゆの選び方をまとめてみました。
好みで選ぶ
変わり種のめんつゆは非常に豊富なバリエーションが展開されています。選ぶ際に一番確かなのは自分の好みで選ぶことです。
季節で選ぶ
変わり種めんつゆの種類は非常に多く、鶏だしやえびだしのさっぱりとしたものや、カルボナーラやエビクリームのようなこってりしたものまで様々です。
夏場の気分を変える用途で選ぶ場合はあっさり目のものを、それ以外の季節はこってり目を選ぶと大きく失敗することはないでしょう。
手軽なものを選ぶ
変わり種のめんつゆにはレトルトのようになっていて、そのままかけるタイプのものや、水で希釈するもの、あるいは温めるものなど、使い方も様々です。
夏場のあまり火を使いたくない時期ならば、簡単に食べられるものが適しているでしょう。