ダルビッシュ有のオートーミールの食べ方
日本球界を離れ、メジャーリーグで活躍するダルビッシュ有。その高い身長から繰り出される160キロ近いストレートと10種類以上の多彩な変化球で大活躍しています。そんなダルビッシュ有のパフォーマンスを支えているのが、ストイックなまでの自己管理です。ダルビッシュ有の計算され尽くした食事によく使われるのがオートミールです。そんなダルビッシュ有のオートミールの食べ方についてご紹介します。
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ダルビッシュ有とは?
1986年生まれのメジャーリーガ「ダルビッシュ有」。大阪府羽曳野市出身であり、日本人の母とイラン人の母を持つハーフです。身長196センチ、体重102キロの恵まれた体を持ち、最速158キロ(1試合平均149キロ)のストレートと、10種類以上ともいわれる多彩な変化球でメジャーリーグで活躍しています。
小学生までは野球とアイスホッケーをしていましたが、アイスホッケーの練習がきつすぎるという理由で野球一本に絞り、現在は日本球界を離れメジャーリーグで活躍しています。
高い身長から繰り出される落差が激しいストレートは、160キロ近いスピードを持ち、一つ一つの完成度が平均的なピッチャーを上回るといわれる多彩な変化球で打者を翻弄しています。メジャーリーグでもトップクラスの実力と実績を誇っています。
そんなダルビッシュ有が最重要視しているのがトレーニングと食事も含めた自己管理です。
ダルビッシュ有のストイック過ぎる自己管理
ダルビッシュ有は、己に厳しすぎるストイックなトレーニングと食事管理でも有名です。彼のあくなき向上心を表す発言がありますのでいくつかご紹介します。
- 味は何も感じない。不味くても体に良いなら食べるし、美味しくても体に悪いものは絶対に食べない。
- 甘いものは好きだけど食べない。食べたらどうなるか知ってるから。優先順位の問題。
- 野球に関しては普通でいたくない。普通じゃない成績を残すには普通のことをしていては出来ない。
このような発言からもわかる様に、野球で結果を残すためにストイックに自分を律しています。向上心が非常に強く、日本では当たり前とされていたトレーニング方法や食事に疑問を持ち、自ら勉強して学んでいく中で合理的なアメリカ方式のトレーニングやコンディショニング方法に傾倒していったと言われています。
こうしたストイックな自己管理で差をつけていかなくては、日本人ではいくら才能があろうとメジャーでは戦えないと考え、行動しています。
ダルビッシュ有の食事方法とオートミール
ダルビッシュ有は、トレーニングはもちろん食事方法についても徹底的に考え抜き、その通りに実践しています。「味は何も感じない。不味くても体に良いなら食べるし、美味しくても体に悪いものは絶対に食べない。」というストイック過ぎる発言も多いです。
それを象徴するエピソードがあります。2013年シーズンに途中降板した時のインタビューでのことです。彼が答えたのは、「食事面、栄養面でのミスがあり、単純に電解質の不足によるもの。自分の調整不足」
このことからも分かる様に、ダルビッシュ有は、栄養面でのコントロールも自分自身で行い、管理しています。では、彼が日ごろ食べている食事のメニューが公開されていますのでご紹介します。
ダルビッシュ有の食事メニュー
ダルビッシュ有の代表的な食事のメニューをご紹介します。
朝食
- オートミール+バナナ+シナモンパウダー
- アボカド
- オムレツ(ホウレンソウ入り)
昼食(同じ内容を2回に分けて)
- 玄米
- ブロッコリー
- ゆで卵
- ささみ
夕食
- 白身魚のソテー
- サラダ
この他にも起床後、トレーニング後、就寝前のプロテインパウダーと、マルチビタミンミネラル・ビタミンA・B・C・D・E、ジョイントリペア、消化酵素など数種類のサプリメントを摂取しています。
プロテインを合わせると、1日に7回程度の食事を摂っており、内容も含めて最も合理的で科学的なボディビルダーの食事に近い内容です。食事を楽しむのではなく、体に必要な栄養素を補給する作業に近いかもしれません。
ダルビッシュ有は、己の体とパフォーマンスを向上させるためにストイックな自己管理を徹底しています。
ダルビッシュ有のオートミールの食べ方
オートミールは非常に栄養価の高い食品です。玄米と比較しても食物繊維が3.5倍、鉄分が2倍、カルシウムが5倍と非常に優れています。
ダルビッシュは体の維持向上のために夜に炭水化物を抜くことが多いようですが、朝食や昼食では積極的に取っています。それは炭水化物に含まれる糖質は、エネルギー源であり、激しいトレーニングを行うには必要不可欠なためです。
ダルビッシュ有は、炭水化物の摂取の為に玄米とオートミールを愛用しています。なぜならこれらの食品は低GI食品であり、血糖値の上昇が穏やかなため、体脂肪になりにくい為です。
なかでも玄米よりも栄養価の高いオートミールをダルビッシュ有は愛用しています。その食べ方は様々ですが、シナモンパウダーなどで最低限の味付けと香り付けを行い、エネルギー源となる糖質を補うためにバナナなどのフルーツと一緒に取ることが多いそうです。