オートミールとシリアルは何が違うの!?
オートミールとシリアルの違いについてどう違うのか疑問に思ったことがある人は多いかと思います。恐らくですがオートミール、シリアルが持つイメージから何となく漠然と理解している人も少なくないのではないでしょうか。ここではそんな『オートミールとシリアルの違い』について解説していきます。
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オートミールとシリアルの違い
シリアルとオートミール、この二つは見た目が非常に似ているため、何が違うの?と思う人も多いかと思います。細かくいえば、シリアルはオートミールやコーンフレークなどを含んだ「シリアル食品」というカテゴリーの名前であり、このシリアル食品の1ジャンルとして含まれているのがオートミールというシリアル食品なのです。
簡単に言ってしまうなら、オートミールは燕麦と呼ばれる素材を原料に作られたシリアルの事であり、コーンを原料に作ればコーンフレークと呼ばれるシリアルなのです。例えるなら、シリアルとオートミールの関係は、シリアルが"スマホ"なら、オートミールは"iPhone"といっても良いのではないでしょうか。
また、オートミールはみなさんが思い浮かべる一般的なシリアル食品と異なり、冷たい牛乳をかけて甘く食べれるものではなく、熱湯を注いでお粥のようにして食べる事が一般的となっているなどの違いも存在しています。
以下で、グラノーラ、ミューズリー、コーンフレークといった様々なシリアル食品と、オートミールの違いについて詳しく紹介していきます。そもそもオートミールって何?という人は、別のページにて詳しく解説していますので、そちらも参考にしてください。
グラノーラ・ミューズリー・コーンフレークとの違い
シリアルの意味が分かったところで、ではオートミールがグラノーラ・ミューズリー・コーンフレークと比べてどういった違いがあるのか解説していきます。
オートミール
オーツ麦(燕麦)を原料としており、もみ殻を取り除いた後、実を砕いたり蒸して平らに引き延ばして乾燥させた調理しやすい加工をしたシリアルをオートミールといいます。基本的に味が付いておらず食べづらい(お世辞にも美味しいとは言えない)ので調理する必要があり、主に煮たり電子レンジを使ってお粥のように食べることが多いです。
オーツ麦をそのまま楽しむことができるので栄養価が高いのが特徴となっており、基本的に甘味料を使っていないのでヘルシーなダイエット食として人気があります。
オートミールはどういった加工をしているかによって種類が分かれており、特徴や調理方法も変わってくるものになっているので気になる人はチェックすると面白いかもしれません。
グラノーラ
健康的で手軽に食べられる朝食として人気のあるグラノーラ。ドライフルーツも入っていたりと彩りもいいシリアルですが、実はオートミールを使っています。
グラノーラとは、オートミールやナッツ、ドライフルーツにオリーブオイルなどの植物性油脂、メープルシロップやハチミツなどの甘味料を加えてオープンで焼き上げたものを指します。十分調理加工されているのでそのまま食べることもできますし、牛乳やヨーグルトをかけて食べるのが一般的です。日本ではあまり聞きませんが、海外ではオレンジジュースや野菜ジュースをかけて食べる人もいるようです。
簡単なイメージとしては、味が付いた美味しいオートミール=グラノーラと覚えておくとわかりやすいかもしれません。
ちなみにグラノーラはアメリカが発祥とされており、穀物とつぶつぶという意味の「グレイン」「グラニュール」を組み合わせた造語が名前の由来とされています。
ミューズリー
ヨーロッパでは朝食の定番となっているのがミューズリーです。日本でも最近人気となっているシリアルです。
ミューズリーとは、ベースをオートミールとしていて数種類の穀物やナッツ類、ドライフルーツをブレンドしたシリアルのことを指します。グラノーラのように甘味料などで味付けはされていませんが、ドライフルーツなどが入っているのでオートミールよりは食べやすいようになっています。ニュアンス的にはオートミールとグラノーラの中間と思ってもらうとわかりやすいかもしれません。
主に牛乳やヨーグルトをかけて食べるのが一般的です。オートミールより食べやすく、グラノーラのように甘味料を使用していないヘルシーなシリアルなのでダイエット目的で人気のものになっています。
コーンフレーク
シリアルの中でも特に馴染みがあるのがコーンフレークではないでしょうか。朝食やおやつとして牛乳をかけて食べたことがある人も多いかと思います。
コーンフレークとは上述した3種類とは異なり、とうもろこしを原料としたシリアルの一種です。砕いたとうもろこしを加熱し平らに成型し焼き上げたものをコーンフレークといいます。基本的に味付けされているものが多く、砂糖やシロップ、チョコでコーティングされたものなど様々な種類のコーンフレークがあります。
味がしっかり付いているので牛乳をかけて手軽に食べることができますし、もちろんそのままさくさく食べるとこもできます。
シリアル・オートミールなどの違いのまとめ
では簡単にシリアル・オートミール・グラノーラなどの違いをまとめたいと思います。
- オートミール・グラノーラ・ミューズリー・コーンフレークの総称がシリアル。
- オートミール→ミューズリー→グラノーラの順に食べやすく加工されている。オーツ麦を原料としているシリアル。
- コーンフレークは原料がとうもろこし。基本的に味付けされており食べやすい。
以上、それぞれの特徴と踏まえた上で違いはわかっていただけましたでしょうか。自分に合ったシリアルを探してみるのも楽しいかもしれませんね。