日食のオートミールの魅力や特徴
日本のオートミールのパイオニア日本食品製造合資会社。日食の愛称で親しまれているシリアルの製造会社です。日本で初めてオートミールとコーンフレークを製造・販売した会社です。そんな日食のオートミールの特徴と種類についてご紹介します。
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日本食品製造合資会社(日食)とは?
日本食品製造合資会社とは、日食の愛称で親しまれているオートミールやコーンフレークを製造販売しているシリアルで有名な日本の会社です。
シリアルの原材料であるトウモロコシやオーツ麦(燕麦)は北海道を代表する農産物であり、日食は北海道に本社と工場を構えています。
北海道が原産地ということもあり、日本のコーンフレークやオートミールの発祥の地と言われています。日食はその立地条件を活かし、日本のシリアル市場で確固たる地位を築いています。
日食は日本で唯一の有機JAS認定のシリアル工場を有するなど、日本のシリアルメーカーとして日本の食卓を支えています。
シリアルのパイオニア日食
日食は1918年に戸部佶によって北海道で創業されました。農作物の一大産地であった北海道の農作物の加工や貯蔵、気候に適合する農作物の研究に腐心し、アメリカやヨーロッパに幾度となく渡り、研究に勤しみました。
その甲斐もあり、1929年に当時の最先端技術を盛り込んだ食品工場を建設し、日本で初めてのオートミールとコーンフレークの製造が行われました。この工場は日本のオートミール・コーンフレーク発祥の地として有名であり、札幌の景観資産の第一号として保存されています。
日食のオートミール
オートミールの原材料であるオーツ麦(燕麦)は、中央アジア原産だと言われています。もともとは雑草として扱われていましたが、紀元前1000年頃にはヨーロッパで栽培されていました。
古代のローマやギリシャでは家畜用の飼料としても利用されていましたが、他の作物が育ちにくい寒冷地でもたくましく育つオーツ麦は、イギリスやスコットランド、アイルランドなどでは重宝され、オートミールは食卓に欠かせない食品となりました。
17世紀にアメリカにも伝わり、すぐにアメリカ人の朝食の定番メニューとなりました。日本に伝わったのは明治に入ってからで、北海道で馬の飼料や土壌改良の為の作物として大量に生産されました。
このような経緯でオートミールは北海道で大量に生産されたので、北海道の会社である日食がオートミールの栄養化に目をつけ、日本で初めてオートミールの製造、販売を手がけました。
日食のオートミールの種類
日食は10種類近いオートミールを製造・販売しています。一般的なオートミールはもちろん、パンやお菓子の材料としてテーブルオーツやカットオーツ、ホールオーツ、オーツ粉などです。
しかしこの多くは材料としてのオートミールであり、業務用の販売しかされていないものが大半です。日食が一般消費者向けに販売しているオートミールは以下の3種類です。
日食オーツ オートミール
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日食のオートミールのスタンダードです。高品質のオーツ麦を使用し、特殊加工したシリアルです。お湯をかけるだけで調理が完結する手軽さが魅力であり、保存のしやすい缶詰に入っています。
日食オーツ オートミールの評判や口コミ
- 他社の物は、使いかけ時の保存に心配が有りましたが、この商品は缶入りなので安心。
- 私的には、クエーカーオートミールより、おいしい様な気がします。
- クエーカーに比べたらこちらのほうが断然美味しい。
- 殻もほとんどありません。でも、若干値段が高い。
- 缶の口が広いのでスプーンで簡単に計量しながらすくえて便利。
日食 プレミアム ピュア オートミール
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日本人向けに特別に加工したオートミールです。非常においしいと評判で、和風の味付けにも良く合います。
日食プレミアム ピュア オートミールの評判や口コミ
- 日本人向けの味で美味しい。腹持ちも良い。
- クッキーに加工してもおいしい。
- クエーカーと違って牛乳に浸せば食べれるので忙しい時にも便利。
- どんな味付けにも良く合う。
- 朝食の定番になりました。リピートします。
日食 ロールドオーツ(北海道産燕麦使用)
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北海道産のオーツ麦を使用したオートミールです。北海道産オーツ麦以外の原料を使わず、無添加で安心なオートミールです。パンやクッキーに加工して使う人も多いです。
日食ロールドオーツの評判や口コミ
- 便秘がすっかり良くなりました。
- 美味しくて日本産なので安心です。
- お米を食べる量がめっきりと減りました。
- 風味と歯ごたえが良く、他のオートミールよりも食べやすい。
- 美味しくてついつい食べ過ぎてしまいます。
日食のオートミールの特徴
日食のオートミールは、インスタントオートミールが有名です。インスタントオートミールとは、完全に調理された後に乾燥させたものであり、お湯をかければすぐに食べられる手軽さが魅力の加工法です。
それゆえ、日食のオートミールはお湯で1分ふやかせばすぐに食べられる利便性の高さが特徴です。冷たい牛乳に浸すだけでも食べられるほどです。
また、他の海外メーカーのオートミールよりも美味しいと非常に評価が高いです。日食は、日本のオーツ麦を原料として作っているオートミールも販売していますが、多くは海外産のオーツ麦を加工したオートミールです。日本人の味覚に合わせた加工が上手いと考えられます。
また、賛否両論ありますが、他の海外メーカーのオートミールよりもドロリとおかゆ状になりやすい特徴もあります。おかゆみたいで美味しいと好評な人もいる一方で、流動食みたいで苦手という人もいます。