ラム酒は太る?ラム酒のカロリーや太らない飲み方
お酒を飲む時にどうしても気になってしまうのがカロリー。せっかく楽しく飲んでいても「太るかな・・」と心配してると純粋に美味しく飲めないですよね。
ラム酒は甘い味と香りが特徴ですしなんとなく太ってしまいそうなイメージを持っている人も少なくないのではないでしょうか?ここではそんな疑問を解消すべく、ラム酒のカロリーについて紹介します。
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ラム酒のカロリーは高い?
早速ですがラム酒のカロリーを含めた比較表をご覧ください。以下の表はラム酒の量を100mlとした場合の成分表です。栄養成分はほぼ入っていないですがカロリーが若干高く感じてしまいますね。
ラム酒の栄養成分 | 100mlあたり |
カロリー | 240kcal |
脂質 | 0g |
コレステロール | 0mg |
ナトリウム | 3mg |
炭水化物 | 0.1g |
たんぱく質 | 0g |
ビタミンC | 0g |
鉄 | 0g |
ビタミンB6 | 0g |
マグネシウム | 0g |
カルシウム | 0g |
ビタミンD | 0μg |
コバラミン | 0μg |
ラム酒とその他の酒の比較表
続いてラム酒のカロリーを他のお酒と比較した表をご覧ください。他の酒との違いがよくわかると思います。全部のお酒を100ml飲むとしたらかなりカロリーが高い部類に入ります。表の中には100ml飲むだけじゃ済まないビールのようなお酒もありますが。
そういう意味では100ml当たりのカロリーだけでは、どのお酒が結果的にカロリーを摂取しやすくなるかは難しいところですね。ラム酒を1杯飲む間に友達が500mlのビールを飲んだらそこまでカロリーに差はありません。
目安としてチェックしておくとカロリー計算しやすいです。
お酒の種類 | 100ml当たりのカロリー |
ラム酒 | 240kcal |
ビール | 40kcal |
焼酎 | 206kcal |
日本酒 | 110kcal |
ワイン | 73kcal |
梅酒 | 156kcal |
ウイスキー | 237kcal |
ウォッカ | 240kcal |
醸造酒と蒸留酒での違い
醸造酒とは原料を酵母によってアルコール発酵させて作られます。基本的に蒸留などを行わずにアルコール発酵させたままの状態で飲まれるので、原料も一緒に飲むことになるので糖質も含まれていることになります。代表的な醸造酒としてビール・ワイン・日本酒が挙げられます。蒸留酒に比べると若干カロリーは高いです。
一方、ラム酒は蒸留酒に分類されており、醸造酒を蒸留することによって作ることができるお酒で、醸造酒よりもアルコール度数を高くすることができるのが特徴です。それに加えて蒸留することによって成分や不純物が少ないですし、なにより蒸留酒のカロリーはエンプティカロリーといわれていて、優先して消費されるので太りづらいとされています。代表的な蒸留酒としてラム酒、ウイスキー、焼酎が挙げられます。
エンプティカロリーとは?
「空っぽのカロリー」という意味の栄養素を含まないカロリーのことで、優先的に消費されるカロリーです。お酒を飲んでいて体温が上がることにも使われており、体に残りにくいので太りづらいと言われています。それに加えて蒸留酒は糖質を含んでいないので、お酒自体で太ることはありません。
しかし醸造酒は糖質を含んでいますしカロリーもあるので太りやすいお酒ということになります。
ラム酒はアルコール度数によってカロリーが違う?
アルコール度数が高いほどカロリーは高くなります。ラム酒のアルコールは一般的には40%~50%ほどなので、他のお酒よりは高い部類になります。
それだけでなくラム酒には151プルーフというものがあります。アルコール度数が75.5%もあるもので、一般的なラム酒に比べて非常にアルコール度数が高いですし、その分カロリーも高くなります。
カロリーが心配な人はなるべくアルコール度数が低いお酒にするか、アルコール度数が高いお酒を少量にするなど飲む量を調節することをおすすめします。摂取カロリーの簡単な計算式もあるので、お酒を飲む時のカロリーの目安にしてください。
「容量×アルコール度数(%)×7kcal=摂取カロリー」 ex.)ビール500ml × 5% × 7kcal=175kcal
ラム酒は太る?
結論から言うとラム酒は太りづらいお酒です。上述していますがカロリーが高めではあるものの、エンプティカロリーなので優先的にカロリー消費されるので体に残りづらいです。それに加えてラム酒は蒸留酒なので糖質などの太りやすい成分が入っていません。
しかしラム酒が間接的に太る原因になる可能性があります。間接的というのはつまり、ラム酒と一緒になにを口に入れるかということです。以下でラム酒の太らない上手な飲み方を紹介するので、ダイエットをがんばっている人は参考にしてみてください。
太らない上手なラム酒の飲み方
ラム酒が太る原因にならないとするなら、考えられる原因のひとつはまずおつまみです。ラム酒はアルコール度数が高いお酒なので酔いが回りやすく、それによって食欲旺盛になってしまう人が多いようです。
おつまみを食べるな!というわけではありませんが、どうせ食べるなら太りづらいおつまみにしましょう。食物繊維などがおすすめです。以下のメニューを参考にしてみてください。
- 枝豆
- 野菜サラダ
- ほうれん草のお浸し
- 冷奴
- アサリの酒蒸し
など。
割り物に注意!ストレートかロック、ソーダ割りがおすすめ
せっかく太りづらいラム酒を飲んでいても、割り物が太りやすいものだったらなんの意味もありません。できればストレートやロックが好ましいですが、割らないと苦手な人は水や炭酸水で割るようにしましょう。
ここでサイダーやコーラなどで割ってしまうと糖質を摂ってしまうことになりますし、飲みやすい上に美味しいのでどんどん飲んでしまいます。そんなことにならないように割るものの成分にも気をつけるようにしましょう!