ラム酒の代用品とラム酒で代用できるお酒とは?
お菓子を作ろうとレシピを見ていたらよく目にする材料「ラム酒」。ラム酒を好んで飲む女性は少なく、「他の材料は揃ってるのにラム酒がない」という経験をしたことがある方も少なくないと思います。
そこで、製菓におけるラム酒を入れる理由と、ラム酒が無い時の代用品についてご紹介します。
スポンサーリンク
お菓子作りにラム酒を入れる理由
お菓子のレシピを見ていると、よく目にする材料「ラム酒」。家庭に常備していない方も多く、「ラム酒以外の材料はあるのに・・・」と思ったことのある方も多いと思います。
次に浮かぶのは、「ラム酒はないから入れなくても良い?」という疑問です。そこで、この疑問に答えるために、ラム酒をお菓子作りに用いる理由についてご紹介します。
ラム酒を入れる主な理由
ラム酒をお菓子作りに入れる理由は以下の通りです。
- まろやかな甘さにする
- マイルドな風味にする
- 粉っぽさを和らげる
- 臭みをカットする
- 素材の風味を引き立てる
- 保存性を高める
ラム酒を入れることによって、これらの効果があると言われています。多くの良い効果があることから、ラム酒は製菓レシピであれほど多く見かけるのです。
1番の目的は風味づけ
ラム酒を入れる最大の理由は「風味づけ」と言われています。ラム酒独特の豊かな香りをお菓子にまとわせるためです。
洋菓子店のケーキやお菓子は何とも言えない良い香りがしますよね。洋菓子店のお菓子の香り高さの秘訣は「お酒」であると言われています。お菓子にほんの少し加えたお酒の風味によって、口いっぱいに広がる豊かな香りを演出しています。
保存料としての役割も?
ラム酒を入れる大きな目的の1つが「保存性」を高める為です。アルコール分の高いラム酒は、アルコールの殺菌力によって保存性を高めることが可能であり、日持ちするようになります。
それゆえ、ラムレーズンに代表されるようにドライフルーツの漬け込みにも良く用いられています。
結論!ラム酒は入れなくても作れるが、入れた方がおいしい
ラム酒を成果に用いる理由は前述した通りです。ラム酒を入れることによって風味が増し、保存性が高まります。
もちろん、ラム酒を入れなくてもお菓子を作ることは可能です。しかし、より香り高く、美味しく、日持ちするお菓子を作りたいのであれば、ラム酒を入れた方が良いと思います。
もちろん好みの要素も強いので、ラム酒の香りが嫌いな方は無理に入れる必要もありません。
製菓におけるラム酒の代用品
ラム酒を成果に用いるメリットが理解できれば、多くの方はラム酒を入れようと思うはずです。しかし、アルコール度数の高いラム酒を好んで飲む女性は少なく、常備している 家庭は少数派だと思います。また、製菓用にラム酒を買っても使い切れないし・・・という人も多いのではないでしょうか?
そこで、ラム酒が無い時に使える「ラム酒の代用品」についてご紹介します。
洋酒の蒸留酒であれば概ね代用可能!
ラム酒を成果に用いる目的としては、「風味づけ」と「保存性を高める」という目的の比重が大きいです。そのため香り高く、アルコール度数の高いお酒が代用品としての条件となります。
これらの条件に当てはまるのが、「ウイスキー」「ブランデー」「リキュール」です。もちろん種類によっては合わないものもありますが、基本はこれらの蒸留酒として作られた洋酒が代用品としての基本となります。
ラム酒はその独特で豊かな香りから、「チョコレートケーキ」や「パウンドケーキ」との相性が良く、良く用いられています。これらのお菓子の代用であれば、ブランデーが最もおすすめです。
ブランデーもこれらのお菓子との相性が非常によく、一味違った香りですが、風味づけ・保存性という観点からも申し分ありません。ラム酒の代用はブランデーが最もおすすめです。
バニラエッセンスはラム酒の代用にならない!
良くある質問に「ラム酒の代用としてバニラエッセンスでも良い?」というものがあります。結論から申し上げると、バニラエッセンスはラム酒の代用にはなりません。
風味づけ・香り付けという目的のみであれば、代用と言っても差し支えないと思いますが、それ以外のラム酒のメリットをバニラエッセンスでは賄えません。
また、香り付けとしても、香りの種類が異なっており、まったく異なる仕上がりとなります。レシピ通りに作りたいのであればおすすめ出来ないラム酒の代用品です。
お菓子作りにおすすめのラム酒
現在の価格はコチラ |
製菓用には「マイヤーズラム」がおすすめです。マイヤーズラムはジャマイカ産のダークラムであり、華やかな風味と豊かな香りが特徴のラム酒です。洋菓子造りとの相性が非常に良いラム酒であり、世界中の洋菓子店で愛用されています。200mlの小ビンであれば数百円程度で購入できますので、コスパにも優れたおすすめの製菓用ラム酒です。