頼まなくても出てくるウイスキーのチェイサーとは?
緊張しながら入った初めてのバー体験、ドキドキしながらウイスキーを頼んだ時に、バーテンから「チェイサーどうしますか?」と聞かれて、え?っとなった事は無いですか?そこで今回は、ウイスキーを楽しむときのチェイサーについて詳しく紹介します。
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「ウイスキーのチェイサーはどうしますか?」
ウイスキーを飲む時に良く聞くチェイサーとは?
チェイサーというのは、簡単にいってしまえばアルコール度数の高いお酒と一緒に飲む水。英語の意味としては「追う」という意味であり、ウイスキーを追いかける水と言う事で、一般的には「チェイサーどうします?」「チェイサーお願いします」と言うのは、水は必要ですか?水をお願いします!という事になるのです。
ウイスキーと言うのはアルコールによって舌が麻痺してしまうため、味覚を正常に戻す為にもチェイサーが必要となるのためストレートで飲むなら必須です。また内蔵への負担を軽減させる目的もあるので、チェイサーが有る方が良いでしょう。
チェイサーは水しか駄目なのでしょうか?
チェイサーが水で無ければ駄目と言う事はなく、好きな物を頼むのが良いでしょう。基本的にチェイサーはアルコール度数の高いお酒を飲む時に合わせて飲むのですが、アルコール度数が低いお酒を飲む時にチェイサーを頼んでも問題はありません。
さらに言えば、現在飲んでいるお酒よりもアルコール度数が低ければ、チェイサーがお酒だとしても問題なく、ウイスキーにビールを合わせる人も居ます。ちなみにバーでチェイサーと言えば一般的には冷えた水の事を指すのですが、プロがウイスキーやワインのテイスティングを行ったりする際は常温の水を飲みます。
氷の入った冷たい水は舌が冷え、味覚が鈍感になってしまいがちなため、舌のリセットをかねてチェイサーを飲む場合は常温の水であることが重要となるのです。バーで常温のチェイサーを頼めば、すこし通な雰囲気を出せるかもしれません。
ウイスキーと相性の良いチェイサーとは?
先ほど、チェイサーというのは飲んでいるウイスキーよりもアルコール度数が低ければ、どんな物を頼んでも問題ないと説明しましたが、実際に相性の良い物は何でしょうか。ウイスキーと相性の良いチェイサーについて紹介していきたいと思います。
定番のチェイサーは水、ソーダ、ビール
やはりチェイサーの定番といえば水となるでしょう。一般的に濃厚で癖が強く香りの豊かなウイスキーにはよく冷えたミネラルウォーターで、甘みがありまったりとしたウイスキーには常温若しくはぬるま湯も相性が良いです。
炭酸水をチェイサーにしてもらったり、ソーダにレモンを入れてもらっても美味しく、口のなかがサッパリとして心地よくウイスキーを味わう事が出来るようになります。ウイスキーのチェイサーにビールを頼むという人も居ます。
ちなみに、ウイスキーのチェイサーにビールを頼むだけでボイラーメーカーというカクテルになるので、いつもチェイサーにビールと頼んでる人は、ボイラーメーカーと頼むとカッコいいです。
甘みのあるウイスキーなら牛乳、麦茶も合う
このタイトルを見ると、すこし変わり種だと感じる人も居るかもしれませんが、甘いウイスキーには牛乳や少し温めた麦茶などもチェイサーとして相性抜群です。ウイスキーは本来乳製品のおつまみとも相性がよく、甘いお菓子とも合いますから、そう考えたらチェイサーに牛乳というのも、突飛な考えとは感じないと思います。
特に冬場は、ホットウイスキーなどと合わせて牛乳をチェイサーにしてみたり、ストレートのウイスキーに温めた麦茶をチェイサーにするのも合いますよ。