冬におすすめ!ホットウイスキーの美味しい飲み方
冬にウイスキーを楽しむのであれば、美味しいホットウイスキーは外せません!ホットウイスキーにも様々な種類があり、定番のお湯割りからカクテルまで様々です。そこで今回は、冬におすすめなホットウイスキーの美味しい飲み方を紹介します。
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冬の定番!ホットウイスキーの飲み方
ホットウイスキーとは?
ウイスキーの香り成分は揮発しやすいため、温める事で芳醇な香りが強まります。暖かいグラスから立ち上る、それぞれのウイスキーが持つ個性的な香りを楽しめて、心も体もあったまる冬の定番といえるウイスキーの飲み方がホットウイスキーなのです。
作り方は非常に簡単で、耐熱グラスの1/3から1/4程度までウイスキーを注いだ後に、濃いめならウイスキーの倍、薄めならウイスキーの3倍程度お湯を入れて混ぜましょう。
たったそれだけでウイスキーからは信じられない程の濃厚な香りが立ち上り、今まで飲んでいたウイスキーの真の姿を垣間みる事ができてしまうのです。
ホットウイスキーを美味しく楽しむ方法
ウイスキーをお湯で割ったホットウイスキーは相性の良いトッピングが一気に増えます。レモンやオレンジなどの柑橘類の相性も良く、サッパリとした味わいが絶妙ですし、シナモンスティック等をつかっても冬の夜などを一層素敵に演出してくれるでしょう。
さらにクローブやバジルなども相性抜群で、ウイスキーの濃厚なコクを増幅させてくれます。なかでもフルーツ系との相性が良く、ジャムやドライアップル等を合わせるのもおすすめで、砂糖を一振り入れて飲むと、ウイスキー本来のまろやかな味わいが引き立ちます。
アレンジ!ホットウイスキーの派生カクテル
なにもお湯で割るだけがホットウイスキーではなく、ウイスキーベースのカクテルには、冬にピッタリの様々なホットカクテルがあるのでコチラも合わせて紹介します。ウイスキー初心者でも飲みやすく、休日の朝や週末の夜にピッタリのホットウイスキーです。
コーヒーとウイスキーで作るホットカクテル
ウイスキーとコーヒーなんて大丈夫なの?と思った人も多いかもしれませんが、まだ日の出ているうちの休日には最も最適なウイスキーの飲み方だと思っています。
ホットウイスキーで作るカクテル【アイリッシュコーヒー】
- アイリッシュ・ウイスキー:30ml
- ホットコーヒー:適量
- 角砂糖かブラウンシュガー:2-3個
- 生クリーム:適量
ホットウイスキー【アイリッシュコーヒー】の作り方
グラスにホットコーヒーを注ぎ、角砂糖かブラウンガーを入れてしっかり溶かします。そのあとアイリッシュ・ウイスキーを入れたら香りが揮発しないように優しくステアし、生クリームをフロートさせたらアイリッシュ・コーヒーの完成です。
ホットウイスキー【アイリッシュコーヒー】の裏話
1930年に飛行艇を使用したアメリカとイギリスを結ぶ太平洋横断航空路が運行を開始。当時のプロペラ飛行艇は機密構造が弱く、暖房があまり効かないため寒かったのです。さらに飛べる距離もあまり長くなく、途中のアイルランドで燃料補給が必要で、飛行艇というのは水上で給油する間は安全のため陸上待機が必要でした。
それを見たアイルランドの水上飛行場パブでシェフをしていた"ジョセフ氏"が、乗客に体を温めてもらおうとアイルランド名物のウイスキーをベースに生み出したのが、このアイリッシュコーヒーだと言われていて、今や世界中で愛飲されているのです。
紅茶とウイスキーで作るホットカクテル
芳醇でコクの有るウイスキーは香り豊な紅茶とも相性が抜群なのって知っていましたか?特に女性からに支持も高く、寝る前の一杯としても魅力的なウイスキーカクテルです。
ホットウイスキーで作るカクテル【ウイスキーティー(アイリッシュ・アフタヌーン)】
- アマレット:20ml
- グレナデンリキュール:10ml
- アイリッシュ・ウイスキー:20ml
- シナモンスティック:1本
- 暖かい紅茶:適量
ホットウイスキーティー(アイリッシュ・アフタヌーン)の作り方
アイリッシュ・ウイスキーとグレナデンリキュールとアマレットをグラスに入れた後、香りが飛ばないようにゆっくりと暖かい紅茶を入れて混ぜ合わせます。
ここでポイントは、アイリッシュ・ウイスキーに合わせてアイルランドの紅茶を使うこと!といっても、実際はどんな紅茶でも好みの物で結構です、シナモンスティックが相性抜群です。
ホットウイスキーティー(アイリッシュ・アフタヌーン)の裏話
実はこのウイスキーティーというのは、一部ではアイリッシュ・アフタヌーンと呼ばれますが、世界的に見ると名前が存在せず、日本国内でも決まった呼び名がないカクテルなのです。
多くはウイスキーティーという、まさにそのままな名前という最近飲まれているカクテルで認知され始めたのは、ハリーポッターの中でこのカクテルが登場したためです。
現地アイルランドでは、日本の「焼酎お湯割り」の用に当たり前に飲まれてるカクテルで、焼酎のお湯割りに名前が無いのと同じような現象と言う事が出来るのでしょう。