安全?人工甘味料アセスルファムkの特徴と危険性
人工甘味料アセスルファムkについて調べてみました。アセスルファムkとはどんな成分なのか魅力もあわせてご紹介します。
一番気になる危険性や安全性の部分も項目を分けてしっかりお伝えし、副作用についてもわかりやすくまとめました。文末にはオススメのアセスルファムkも紹介していますので、チェックしてみてください。
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アセスルファムkとは?
アセスルファムk(カリウム)は人工甘味料の一種で、酢酸を原料としてつくられています。他の合成甘味料のお助け役として使用されることが多く、サッカリンやアスパルテームなどとよく一緒に使われています。海外ではアセスルファムkといえばサネット(ブランド名)というくらい有名な会社もあるほどです。
ショ糖とくらべて200倍ほどの甘みを持っており、甘さを感じさせるスピードはピカイチですが、あとに味をひかないので、比較的あっさりした印象を受ける甘味料です。高濃度で配合されている場合、苦みを感じることもあります。
アセスルファムkのカロリーと血糖値
アセスルファムkはショ糖よりも甘いということで高カロリーに思われがちですが、実質はカロリーゼロです。
これは合成甘味料の特徴ともいえるのですが、食物繊維のような感じで体が認識するので、体に蓄積されることはなく、基本的にほとんどが外に排出される仕組みになっています。丸1日たてば、ほぼ100%排出されるという研究結果もあるほど。
体に吸収されない=血糖値には関係しないというのが最終的な結論で、糖制限をしなくてはいけない患者さんも使用できる甘味料として病食などにも使われることもあります。
日本や世界各国でアセスルファムkの扱い
FAO(食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が設けている「JECFA」の安全評価をクリアしています。JECFAとは添加物の安全性を評価する機関で、毒性学者や添加物の規格の専門家などが在籍する団体です。
簡単に言うと添加物のプロが、安全の基準をクリアしているか危険性は無いかなど詳細に調査してくれる機関のこと。
日本でも三栄源食品化学研究振興財団という添加物について研究を行っている財団があり、そこでも毒性などは見られないとの実験結果がでていますから、世界的にみても安全であると認知されています。
アセスルファムkが使われている商品
基本的には他の人工甘味料と同じで、お菓子や飲料などにも使われますが、アセスルファムkはスポーツドリンクやダイエット商品(プロテイン)などにも使用されています。
甘みはもちろんですが、風味を強くする効果もあるため、コーヒーやココア、紅茶など香りを楽しむものに少量入れたりする使い方もありますから、そのまま砂糖代わりとして使う方法もあります。
害はあるの?アセスルファムkの安全性
先ほどもご紹介したように、JECFAでの厳しい審査をクリアしているところから安全性は高いと評価されています。現在ではカナダやアメリカなど大都市の国を含める20か国以上で使用されており、知名度もあり身近な食品添加物ともいえると思います。
毒性?アセスルファムkの危険性
安全性がうたわれている一方で、実は危険性が認められているのも事実。厚生労働省が発表しているラットの実験結果には、大量に摂取した場合に死亡例が認めれらています。
また、妊娠しているラットに摂取した場合に、子供にも影響が出ることが研究結果でわかっており、大人では耐えられる量も、子供では害になる可能性があるため、妊娠中・授乳中はなるべく避けた方が良いというのが見解です。
ただ、容量をまもって摂取した場合には、異常や毒性は認められなかったという結果もあります。アセスルファムkにはプラスチックと同じ成分の塩化メチレンがふくまれているため、体内に不要物の残留や発がん性なども心配されていますが、研究結果を含め現在までに症状が出たという報告はされていません。
容量を守って使用するぶんにはそれほど危険ではないといえるかもしれませんね。
アセスルファムkの心配される副作用
副作用としてあげられているものを紹介していきます。アセスルファムkを口にしたら確実に起こるというものではないのですが、摂取するにあたりとても重要な項目ですのでしっかりチェックしてください。
- うつ病
- 吐き気
- 頭痛
- 肝疾患
- 腎疾患
- 発がん性
主にアセスルファムkの成分である塩化メチレンがこのような副作用を心配される原因になっているようです。
アセスルファムkの摂取量の目安
アセスルファムkの1日摂取量は1kgに対し15mgですので、体重が50kgの方だと750㎎とされています。アセスルファムkがはいった飲料1.5L1本ぶんが約750mgとされているので、自分で気をつけていないと案外無意識に容量をこえてしまうという事がお分かりいただけたでしょうか。
アセスルファムkの危険性のところでお話ししましたが、大量摂取によりラットの死亡が確認されているので、この容量はしっかりと守りましょう。
オススメのアセスルファムk
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