糖質制限ダイエットにおすすめな人工甘味料の選び方
近年流行している糖質制限ダイエットに密着してみました。糖質制限とは何かという基本的なことから、糖質を抑えることでもたらせてくれる本当のダイエット効果についても記載していきます。
糖質制限中でも摂取できる人工甘味料についてもリサーチしましたので、どの種類を選べば良いかポイント(特徴・安全性・味・コスパ)なども伝授したいと思います。
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糖質制限って?
糖質制限ダイエットはいまや人気のダイエット方法になってきました。糖質制限がどんな効果をもっているのかを分かりやすく説明するために、まずは太るメカニズムを紹介していきます。
糖質が体の中に入ると、インスリンというホルモンが体中の各細胞にエネルギー源(ブドウ糖)として糖質を配分し血糖値があがっている状態になります。摂取した糖質が全部配られればよいのですが、残念ながら1日の配分量は決まっており、それ以上に糖質を摂ってしまうと全て脂肪細胞へとおくられ肥満につながります。
今回紹介するのは、そんな糖質をできるだけ摂取しない糖質制限ダイエット方法です。
しかし飲料や食事など我々の食生活に甘みは必要不可欠ですよね。そこで人工甘味料の登場です。人工甘味料は糖質よりも高い甘みを持っているにも関わらず、からだに吸収されにくく、摂取した翌日にはほぼ100%排出される優れた成分です。
いつも摂っている糖質(砂糖)を人工甘味料に変えるだけで、まず脂肪細胞に送られる糖質がなくなるため太る可能性が減ることも大きな利点ですが、継続することでさらにダイエットに効果的な作用がうまれます。
先ほども少し説明したように、糖質を摂取している時は体を動かすエネルギー源は自然にうまれますが、人工甘味料を中心にすると糖質がえられないため、今まで蓄えてきた脂肪からブドウ糖を作りエネルギーとして活用していきます。それが「糖新生」と呼ばれる作用です。
元々蓄えていた脂肪からエネルギー減へと変わって消費されていくので、自然とダイエット効果につながることがお分かりいただけたでしょうか。
このように色んなダイエット効果をもたらすことが糖質制限ダイエットの真意なのです。
どうすれば糖質制限ダイエットが成功するの?
まず甘みを持った成分は大きく1つにすると炭水化物というくくりになり、それをさらにわけると「糖質」さらに細かく分けると「糖類」に分けられます。
でんぷんなどの多糖類・人工甘味料(合成甘味料・糖アルコール)は糖質と呼ばれ、二糖類(ショ糖など)単糖類(果糖・ブドウ糖など)は糖類と呼ばれています。
甘みの成分だけでもこれだけの種類がありますが、摂取しても血糖値をあげず排出されるのは人工甘味料だけになります。
人工甘味料は2種類に分かれており「合成甘味料」と「糖アルコール」が存在します。どちらの成分の中にも、ゼロカロリーや低カロリーのものはあるのですが、糖アルコールは自然にある成分からつくられた甘みなので、砂糖よりも高カロリーになってしまい少し血糖値をあげてしまうものもあります。
ダイエット失敗につながってしまう可能性もあるので、選ぶ際は良く調べてから摂取しましょう。
人工甘味料を選ぶポイント
人工甘味料は何種類もある成分なので、どれを選べばいいか悩んでしまいがち。そこで、選ぶときのポイントを紹介していきたいと思います。
血糖値をあげない人工甘味料を選ぶ
血糖値があがるという事はインスリンの働きがあって体の中に糖質が入ってきたと判断している証にもなりますから、血糖値をあげないという所がポイントになります。人工甘味料の中でも以下のような合成甘味料は血糖値をあげないとされています。
逆に自然な成分から作り出しているキシリトールのような糖アルコールは、血糖値をあげてしまうため選んではいけません。
そして合成甘味料と良く間違われるトレハロースは、二糖類に分類される成分の為もちろん血糖値を上昇させてしまいますのでダメです。このように色んな種類の甘味料がありますので、下記ではオススメの人工甘味料を紹介していきます。
ダイエットの味方である人工甘味料
上記のポイントをふまえて実際に糖質制限ダイエットの味方になってくれる人工甘味料をえらんでみましょう。
エリスリトール
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エリスリトールは糖アルコールの中で唯一血糖値をあげない成分として有名です。人工甘味料の中でも、合成甘味料よりは糖アルコールの方が自然から摂っている成分ということで安全性が高いとされています。
エリスリトールは一度体内に吸収されますが、代謝なども行われずそのまま尿として排出されるので糖質制限になります。糖質制限ダイエットをするならばコレという代名詞のような成分なので、エリスリトールを選んでおけばまず間違いないでしょう。
アセスルファムカリウム
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ショ糖の200倍ほどの甘みをもっている人工甘味料で、一番の特徴は風味強調剤としてもつかわれること。ココア・コーヒー・紅茶などに少しいれることで風味を増してくれます。
また料理にも使いやすく、他の調味料と合わせることでさらに甘みをひきだしてくれるため量を抑えることもできコスパ面でもオススメの成分です。
特におすすめなのが味の素の「パルスイートゼロ」です。パルスイートゼロは「エリスリトール」「アスパルテーム」「アセスルファムカリウム」を主原料として開発された人工甘味料であり、糖質制限中の方に非常に高い人気を誇っています。
「パルスイートゼロ」は血糖値をあげない甘味料として有名であり、砂糖の三分の一の量で同程度の甘みがあるので使い勝手が良く、もちろんカロリーゼロです。粉末タイプはもちろん、液体タイプもあるので冷たい飲み物やヨーグルトにも使いやすいのが特徴です。
ネオテーム
アミノ酸から作られたネテオームは、人工甘味料の中でも群をぬいて甘みが強く、最大でショ糖の13000倍とも言われています。これだけ甘いとしつこい味と思われがちですが、実際は意外にもスッキリした味が特徴。
ネテオームも風味強調剤としての効果があり、苦みや辛みを抑えてくれまろやかな甘みを出してくれます。小さいスプーン1杯でもかなりの甘みを出せるのでコスパも良いです。
ミラスィー
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ネオテームをさらに開発してできたのがミラスィーでフレーバー増強効果が特徴です。柑橘系とも相性が良いので、自家製のゼリーやシャーベットなどお菓子作りにも向いています。
ミラスィーは最新の成分なので知名度は低いですが、人工甘味料のホープとして期待を寄せられています。まだ商品化されているものが少ないため、他の人工甘味料に比べてかなり高価となっています。