迷ったらこれで決まり!人気のおすすめ梅酒メーカー
酒屋やスーパーに行けば簡単に購入できる梅酒ですが、それ故に棚には所狭しと商品が並べられています。そのためどの梅酒にしようかと悩むことも少なくないでしょう。
そんな時はメーカーで梅酒を絞っても良いと思います。メーカーごとに特徴があり、その中でも美味しくて人気の梅酒というものがあります。つまり迷った時はメーカーで選び、その中でも人気のものを買ってみるというのも手になるわけです。こちらでは人気のおすすめ梅酒メーカーの特徴と人気商品をご紹介していきます。
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チョーヤ(CHOYA)の梅酒
梅酒の一大ブームを支え続け、今なお梅酒市場の第一線を走り続けるメーカーです。チョーヤでは伝統的な製法によって作られた梅酒を、様々なサイズで販売しているのが特徴です。
スタンダードな製法ながらも、昔ながらの伝統製法を守り、梅そのものが持つ本来の風味をしっかり活かした製品を多数のサイズで販売することで多くのニーズに応えています。酸味料や交渉は一切使用せず、大粒の梅の実をたっぷりと漬け込むことで、飲む直前まで梅のエキスを抽出し続けています。
また一般的な梅酒だけではなく、それに炭酸を加えた「ウメッシュ」、砂糖に黒糖を使用した「黒糖梅酒」、後味を追求した「さらりとした梅酒」といった商品も用意されています。梅酒としての美味しさを活かしつつ、様々な楽しみ方ができる梅酒を作り続ける銘柄となっています。
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チョーヤ / さらりとした梅酒
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CMでもよく目にするチョーヤの看板商品の1つです。紀州産の梅を中心として国産のもののみを100%使用して作られた梅酒で、スタンダードな梅酒同様に梅本来の芳醇な香りと味わいを楽しみつつ、さらにアルコール度数を下げ、甘さを控えめにすることで、商品名通りのさらりと滑らかな口当たりと飲み心地を持たせているのが特徴となっています。
そのためロックやソーダ割りなどはもちろんのことストレートでも十分に飲みやすい梅酒と好評です。アルコール度数は10%と低めで、扱いが便利な紙パックで売り出されています。
梅乃宿酒造の梅酒
梅乃宿酒造は奈良県葛城市東室に本社を置く、梅酒をはじめとしたリキュールや日本酒といった各種酒類の製造販売を行うメーカー及び銘柄です。梅乃宿酒造の主力は日本酒となっていますが、健康酒ブームも相まって梅酒を中心としたリキュールもその存在価値をどんどん強めています。
伝統的な技術と新しい酒造の融合として、主力となる日本酒をベースとした梅酒を製造しています。本来であれば市場の多くは焼酎などの蒸留酒をベースとした梅酒が席巻していますが、日本酒ベースの梅酒もその人気を高めています。
それもあり、日本酒ベースのリキュール市場を確立したのはこの梅乃宿酒造と言われており、自信をもって送り出した「あらごし」シリーズは、市場でも圧倒的な支持を得て、一躍トップシェアを獲得しています。
自社製品の高品質な日本酒に漬け込まれた梅酒は梅本来の香りと甘酸っぱさをしっかり抱き込んだ仕上がりとなっています。スタンダードな青梅はもとより、完熟梅も漬け込むという珍しい製法を用いており、日本酒のコクに梅の爽やかさを溶け込ませ、上品で軽快な口当たりを作り出しているのは、梅乃宿酒造独自のものとなっています。
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梅乃宿酒造 / 梅乃宿の梅酒
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梅乃宿の商品の中でも最もスタンダードな梅酒であり、人気の看板商品となっています。梅乃宿で製造される品質の高い日本酒に、奈良県は吉野の高品質の梅を使用して、梅本来の香りと味を溶け込ませた商品となっています。
通常は青梅のみですが、完熟梅も使用して3年間熟成させることで、計15個程の梅の香りと旨味のエキスが閉じ込められています。この工夫と熟成期間により、日本酒が本来持つコクと梅の爽やかさがほどよくブレンドされ、上品なのに軽快で口当たりのよい仕上がりとなっています。
九州酒匠乃一座の梅酒
九州酒匠乃一座は少々特殊なメーカーとなっています。こちらは九州福岡に結成した酒文化をプロデュースする一大ソリューションチームになります。
九州酒匠乃一座がプロデュースした梅酒はその話題性を高めるため、変わり種の梅酒を多く企画しています。その中でも梅酒をベースとし、たんかんやアールグレイやカシス、完熟マンゴー、バナナ、イチゴをブレンドしたものが有名です。
特にたんかんは、樹齢7200年とも言われる縄文杉が息づき世界自然遺産にも登録された真皮の島・屋久島で生育した「屋久島たんかん」を使用しています。このたんかん独特の香りと味わいが梅酒とマッチして非常に飲みやすく美味しい仕上がりとなっています。
その他の商品も、変わり種とは言えど、どれも飲みやすく美味しいため、奇をてらっただけでなく梅酒としての品質も高いものばかりとなっています。だからこそ話題性と高い評価を得ている商品となっています。
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九州酒匠乃一座 / 梅仙人 屋久島たんかん梅酒
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メーカーの特徴でも出てきた屋久島たんかん梅酒がこのメーカーの看板商品となっています。たんかんは柑橘系の果物の1つであり、西洋のオレンジと東洋のみかんを自然配合して誕生した品種であるため、柑橘類の中でも西洋オレンジの濃密さを受け継ぎつつ、東洋みかんの瑞々しさを併せ持ち、屋久島の自然環境で悠々と育ったトロピカルな果物となっています。
そのまま食べてももちろん美味しいのですが、梅酒にブレンドすることで、深い味わいと瑞々しさを梅酒に与えながら、梅酒の風味とマッチして豊かな味わいが広がる商品となりっています。
しかし複雑な味わいかと言われればそうではなく、甘すぎずしかし酸っぱすぎない爽やかな香りが広がる梅酒となっているため、ロックだけでなくソーダ割りなどでも楽しめる梅酒となっています。柑橘系の魅力であるさっぱりとした香りが炭酸によって広がり、さらに果肉を加えているため、とろみがありつつも瑞々しさが味わえる梅酒となっています。
中野BCの梅酒
中野BCの梅酒の種類は非常に多いのがメーカーの特徴とも言えます。本社がある和歌山県は南高梅の名産地でもあり「梅どころ」としても有名です。この南高梅は梅酒に使われる梅としてはよく使われるものの1つであり、中野BCの商品には最高級品種であるこの梅が全ての梅酒に使われています。
商品数が多いのは、そのバリエーションの多さから来ています。様々な果物や香辛料などをブレンドしてあるほか、ベースとなるお酒も焼酎だけでなく泡盛を使用したものや、紅南高梅という非常に希少なものを使用したものなど、目移りするほどのラインナップとなっており、そのどれもが品質の高い商品となっています。
製造方法が異なるため、アルコール度数もそれぞれ違いがありますが、低いものだと10%程度、高いものだと20%にもなるので好みで選べるのも嬉しいところです。これだけ他のものとブレンドしているので、梅酒としての味わいが薄らいでしまう気がしますが、それどころかそれぞれが相乗効果で高め合い、梅本来の香りや味わいも楽しめる梅酒となっています。
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中野BC / 中野梅酒
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中野BCでは商品数が多いのが特徴とご紹介しましたが、その中でも定番であり原点でもあるのがこの中野梅酒です。
和歌山は梅の産地としても有名ですが、その和歌山産の梅の中でも最高級品種である南高梅を使用して作られた品質の高いスタンダードな梅酒です。丹念に漬け込まれた梅酒は新鮮な香りと、熟成が一目で分かる琥珀色の深みのある味わいになっています。
梅本来の濃密なエキスがしっこりと沁み込んでおり、その本来の香りと味をしっかりと味わえる梅酒です。現在はボジョレヌーボーのようにその年の新酒を中野梅酒ヌーボーも売り出しており、毎年微妙に変わる中野梅酒の味わいを楽しめる商品にもなっています。
明利酒類の梅酒
明利酒類の梅酒の特徴は何といっても深みのある味わいにあります。原料には白加賀という品種名の国産青梅を100%使用し、熟度が揃ったものを厳選して漬け込むことで、深い味わいを作り出しています。
これらを長期熟成することで、梅本来の香りと味をしっかりと抽出し、さらにブランデーとハチミツを加えることで味と香りを整えるという、明利酒類独自の製法を作り上げています。
その味わいは芳醇で厚みがあり、ほんのりと香る梅の香りが梅酒本来の風味をしっかりと楽しめる商品に仕上がっています。
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明利酒類 / 本格梅酒 百年梅酒
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梅の実には高級品種である白加賀の青梅を100%使用し、大きさと熟度が揃った梅を漬け込み長期間熟成することで生まれた梅酒です。さらに仕上げにはブランデーとハチミツをブレンドすることで、香り高さとコクのある味わいを生み出しています。
その芳醇で重厚感のある味わいは一般的な梅酒にはない濃厚さとなっており、梅酒らしさを持つ商品と高評価を得ています。それにより2008年の大阪天満宮梅酒大会優勝など、数々の輝かしい賞を受賞するほどの評価を得ています。
八木酒造の梅酒
八木酒造は奈良県にその居を構えているのですが、この奈良県の梅の名所は吉野と月ヶ瀬にあります。特に月ヶ瀬は梅林で有名であり、ここで取れた梅の実を100%使用して作られた梅酒を定番商品として売り出しています。
余分なものを使用していない本格梅酒としても名高く、割り水を施していないその濃厚なまでの梅の味わいが特徴となっています。梅本来の風味をしっかりと楽しみたいのであればこれほど適した商品はないと言えるほどの逸品です。
その濃厚なまでの梅の味わいと、まろやかな口当たりは好評となっており、非常に飲みやすいことから「感動を呼ぶ梅酒」とまで表現されるほどの商品となっています。
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八木酒造 / 梅酒 月ヶ瀬
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奈良県でも梅の産地で有名な景勝地月ヶ瀬と西吉野の梅林で摘み取られた梅の実を使用した梅酒です。八木酒造で製造されている本格焼酎と清酒に使用する醸造アルコールをベースとしているので、梅本来の味や香りを引き出しつつ、本格焼酎が持つ独特な風味も溶け込んだ商品となっています。
この梅酒は八木酒造の最初の梅酒でもあり、濃い琥珀色に彩られた濃厚なまでの梅の味に人を魅了する力が秘められた商品として製造されています。そのため、一躍梅酒のメーカーとしても名を上げた商品でもあります。
この味の秘密は一切の割り水をせず、原酒を熟成させ、月ヶ瀬梅の持つ酸味と米焼酎の旨味をぶつかり合わせ、強烈なインパクトを生み出すことで作り上げられています。その濃厚な味わいととろみによって「感動を呼ぶ梅酒」と称されるほどの梅原酒となっています。