コスパ重視!手作り梅酒におすすめのお酒と砂糖:TOP3
手作り梅酒をする上で、よく使われる材料はホワイトリカーというお酒と氷砂糖です。これが最もシンプルであり、失敗しにくいのですが、ベースとなるお酒は選びだせばきりがありません。また砂糖についても氷砂糖にこだわらず、他の糖を使っても美味しく作ることが可能となっています。
コストパフォーマンスを考えた場合、ベースとなるお酒選びや甘味を際立たせるための糖選びにもこだわりがあった方が良いです。それによって美味しい梅酒ができるかどうかも変わってきます。そこでこちらではコストパフォーマンス重視のおすすめのベースのお酒と砂糖をランキング形式でご紹介してきます。
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実は簡単!手作り梅酒の作り方
コストパフォーマンスを考える上でも、まず手作り梅酒の作り方を確認しておきましょう。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、梅酒の作り方は非常に簡単なのです。手順を一覧にしていますので、そちらで確認してみましょう。
- 容器を煮沸消毒する。
- 青梅を洗う。
- 水気を拭き取る。
- 青梅のヘタを取る。
- 青梅と氷砂糖を容器に入れる。
- ホワイトリカーを注ぐ。
- 密閉して冷暗所で保存する。
面倒な工程があるとすれば1.の煮沸消毒と、4.のヘタ取りくらいです。しかし面倒を感じるだけで難しくはありません。全体的にも単純なので作ること自体は簡単です。是非この機会に作ってみてはいかがでしょうか?
詳しい作り方については関連ページを設けていますので、そちらで確認していただくといいと思います。
さて作り方からも分かる通り、使用する材料は青梅、氷砂糖、ホワイトリカーとなります。青梅は手に入るものを使っていただくことになると思いますが、砂糖とベースになるお酒についてはコストパフォーマンスを考慮しつつ、美味しくなるものを選ぶことができます。
特にお酒は価格の幅が広いため、コストを考えつつ美味しくなるものを選ぶことで、市販品にも勝るとも劣らない梅酒を作ることができます。
>>手作り梅酒の作り方と注意点やアレンジ方法について詳しくはコチラ
コスパがいい手作り梅酒におすすめのお酒:TOP3
それではまずコストパフォーマンスが良いお酒からご紹介していきましょう。特にお酒は種類が大量にあるため、特におすすめの3種をランキング形式でご紹介していきましょう。
第1位:宮崎本店 / 亀甲宮焼酎 キンミヤ焼酎
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第1位にランクインしたこの焼酎は、アルコール度数25%で1800mlのパック商品となっています。手作り梅酒を作るのにはアルコール度数が20%以上なければいけないのですが、これならば条件をクリアしており、かつそれほど高くないので、仕上がる梅酒もそれほど高くない梅酒ができるので、アルコールが苦手な方でも扱いやすい焼酎です。
焼酎自体も鈴鹿川の伏流水を使用したすっきりした飲み口とまろやかな味わいで癖がないため、これで梅酒を作ればその特徴を活かしつつ、梅本来の香りや甘酸っぱさを最大限引き出した仕上がりになるので相性も非常に良いです。
1800mlで価格は安めなのでコストパフォーマンスとしても良く、梅酒を作る時に必要な量にぴったりなのでおすすめです。
第2位:アサヒ / 焼酎大五郎
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第2位に入ったのはアサヒの焼酎大五郎です。こちらは癖がなく飲みやすくてすっきりとした口当たりとなっており、焼酎自体も水割りやお湯割り、ジュース割りなど様々なものと合わせやすい焼酎です。
そのためこれも梅酒を作るのには適しており、梅のエキスをしっかりと抽出し受け入れてくれる焼酎となっています。容量は4L、2.7L、1800mlの3種類ありますので、自分が作りたい梅酒の量に合わせて選べるのもポイントです。1位のキンミヤ焼酎より少し高めなため、この順位となりました。
第3位:江井ヶ島酒造 / 白玉焼酎
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こちらもアルコール度数25%、容量1800mlの焼酎です。癖のない清酒の仕込み水で割られているのですっきりとした味わいが特徴となっており、酎ハイにもよく使われる焼酎となっています。そのため梅本来の味わいを十分生かした梅酒が作れるでしょう。
容量も1位同様梅酒を作るには使いやすいものとなっていますが、1位2位よりも少しコストパフォーマンスが劣るため第3位になりました。
手作り梅酒におすすめの砂糖:TOP3
続いておすすめの砂糖をご紹介していきます。よく挙がるのは氷砂糖ですが、実はこれ以外でも梅酒は作れます。しかも砂糖を変えるだけで味わいが変わった梅酒を作ることができるのです。おすすめの砂糖とその理由をランキング形式でご紹介しつつ説明させていただきます。
第1位:氷砂糖
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第1位は当然と言えば当然かもしれませんが、氷砂糖がランクインしています。梅酒の作り方で大半のものがこの氷砂糖を使って説明しています。
これは単に美味しくなるというだけでなく、初めての方でも失敗しにくいという砂糖であるためです。氷砂糖を食べたことがある方は分かると思いますが、氷砂糖はなかなか溶けていきません。
そのため梅酒づくりに利用することで、お酒の中で徐々に溶けていきます。この利点は2つあり1つ目は徐々に溶けることで定期的に攪拌する必要がないことです。溶けたものから少しずつ底に溜まっていくため梅酒全体の糖分の割合も均一になりやすくなっています。
完全に均一というわけではありませんが、それでも少しずつ溶けていくことで熟成中の梅酒の糖分が自然と調整されているのです。
これがそのまま2つ目の利点に繋がっていきます。梅酒は梅から旨味やエキスが抽出されるのですが、これは漬けてあるお酒の浸透圧差によってうまく抽出されます。この浸透圧差は糖分によって生まれるのですが、徐々に溶ける氷砂糖による糖分の方が、いい具合の浸透圧を作り出してくれるのです。
詳しくは物理学の範疇なので割愛しますが、この2点のメリットのおかげで初心者の方が挑戦しても失敗しにくく、放っておいても梅の甘酸っぱさを活かした美味しい梅酒ができるので、氷砂糖は超定番となっているのです。
第2位:黒糖
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黒糖はご存知の通り氷砂糖とは似ても似つかないサラサラとした砂糖になります。そのため本来であれば梅酒には向かないと考えられる砂糖ですが、意外にも氷砂糖とは違った味わいの梅酒が出来上がります。黒糖梅酒は商品としても人気です。
ただし氷砂糖でもご紹介したように、粉体の砂糖は週に数回攪拌しなければいけません。そんな時は容器を数回程度動かして糖分を均一にする必要があります。
それさえできれば黒糖のまろやかな甘さと芳ばしい香りが加わったさっぱりとした梅酒が出来上がります。また黒糖には次のようは効果も期待できます。
- 代謝の向上
- アトピー性皮膚炎の改善
- 腸内環境の整備
- 虫歯防止
- 肝機能の強化
梅酒自体は健康酒としても有名ですが、さらに健康に対して効果の高いこのような黒糖の効果の追加も期待できるというこです。特に相手がお酒なので、肝機能の強化は梅酒を飲むときのメリットとして大きなポイントとなってくるのでおすすめです。
第3位:はちみつ
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はちみつでも梅酒が作れます。ただこちらも黒糖同様に、週に数回、中を攪拌させて糖分を均一になるようにする必要があります。黒糖と違うのは、はちみつは溶けづらいので、それはそれで浸透圧の調整がしづらく、エキスが出にくいので、全体が混ざるようにしなければいけないのです。
この手間さえ惜しまなければ、氷砂糖と違い、コクのある甘味を持った梅酒が出来上がります。さらりとした梅酒も美味しいですが、このようなコクがあるものも美味しいです。それぞれ作って飲み比べてみてもいいでしょう。