カッテージチーズの魅力や食べ方を徹底解説
柔らかくてクセのないチーズとして人気の高いカッテージチーズ。簡単に作れることから手作りチーズとしても人気が高く、低脂肪で塩分も少ないので離乳食としても人気のチーズです。
そんなカッテージチーズの食べ方や作り方、保存方法、おすすめについてご紹介します。
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カッテージチーズとは?
カッテージチーズとは非熟成チーズの代表格であり、軟質チーズの中でもフレッシュチーズに分類されるチーズです。カッテージチーズは適度な弾力とクセのない風味が魅力であり、淡白でわずかな酸味が特徴のチーズです。
他のチーズと比較すると、脂肪分や塩分が少なく、プロセスチーズやカマンベールチーズの半分程度のカロリーしかありません。家庭でも簡単に作れるのも特徴であり、離乳食としても高い人気を誇ります。
カッテージチーズはオランダ原産のチーズですが、パキスタンやインドなどのアジア諸国で広く食されています。北海道では「牛乳豆腐」とも呼ばれるチーズです。
カッテージチーズのカロリーや栄養成分
クセのない淡白な味わいと、家庭でも簡単に作れる手軽さが魅力のカッテージチーズ。脂肪分や塩分の少なさから、離乳食としても人気です。そんなカッテージチーズの気になるカロリーや栄養素を以下にまとめましたので、参考にしてみて下さい。
カッテージチーズ100gあたりの栄養素
カロリー | 105kcal |
たんぱく質 | 13.3g |
炭水化物(糖質) | 1.9g |
脂質 | 4.5g |
コレステロール | 20mg |
食塩相当量 | 1g |
カルシウム | 55mg |
ビタミンB2 | 0.15mg |
カッテージチーズの美味しい食べ方
カッテージチーズはそのまま食べられることも多いですが、適度な弾力とクセのない淡白な味わいから調理して食べられることの多いチーズです。カッテージチーズはサラダとしても食べられることが多いですですが、カッテージチーズをディップにして食べるのもおすすめです。
マヨネーズなどとカッテージチーズを混ぜてディップを作り、それを野菜やクラッカーに付けるだけです。簡単で美味しいのでおすすめのカッテージチーズの食べ方です。
また、ひき肉料理の際にひき肉の代替品として使うこともできます。代替するひき肉は1/3程度までが限界ですが、脂肪分を抑えることが出来るのでダイエットにおすすめです。
カッテージチーズは離乳食にもおすすめ
前述した通り、カッテージチーズは塩分や脂肪分の少なさから「離乳食」にもおすすめです。チーズとしては唯一、離乳食の初期から食べられるチーズであり、離乳食としても非常に優秀な食品です。
ちなみにプロセスチーズやクリームチーズは、離乳食中期の後半から食べられるチーズです。カッテージチーズはタンパク質も豊富ですので、おすすめの離乳食です。
カッテージチーズの賞味期限
大手チーズメーカーの多くは、「賞味期限の順守」「開封後は1週間以内に食べきる」ことを推奨していますが、カッテージチーズを初めとするナチュラルチーズの場合は必ずともそうとは限りません。
ナチュラルチーズは食品ですので、賞味期限の記載が義務付けられています。しかし、ナチュラルチーズには乳酸機や発酵菌などの多くの菌が生きた状態で存在しており、日を追うごとに熟成しています。それゆえ、賞味期限はナチュラルチーズにとっては目安にすぎません。
ナチュラルチーズはフルーツの様に、温度や湿度などの保存環境によって状態が大きく異なります。ですので、カッテージチーズ等のナチュラルチーズは、記載されている賞味期限後でも美味しく食べられることが多いです。
しかし、前述した通りナチュラルチーズは日々熟成が進んでいますので、賞味期限に関わらず、一口味見をしてから食べられるか判断することをおすすめします。見た目からは分からないことが多く、もったいないですよ。
また、手作りのカッテージチーズに関しては、3日から1週間程度で食べきった方が無難です。カッテージチーズはカビが生えやすく、冷蔵庫に入れてもすぐにカビが生えますのでご注意ください。
カッテージチーズの保存方法
カッテージチーズの弱点は乾燥と臭い移りです。ですので、保存方法としては密閉容器に入れて冷蔵庫で保管するのが基本となります。しかし、カビが生えやすく長期間の保存には適しませんので食べごろにはご注意ください。
また、カッテージチーズは冷凍保存出来なくもありませんが、おすすめはしません。どうしても解凍時にドリップが発生して風味や食感が損なわれます。回答する際は出来るだけ時間をかけてゆっくりと行ってください。また、一度冷凍したカッテージチーズは、基本的に加熱して調理するようご注意ください。
手作りカッテージチーズの作り方
カッテージチーズはご家庭でも簡単に作れるチーズですので、簡単な作り方をご紹介します。適度な歯ごたえと癖のない淡白な味わいが魅力で、おつまみにもおすすめですので、ぜひ試してみて下さい。
カッテージチーズ作りには「お酢」か「レモン汁」を使うのが一般的ですが、どちらを使うかによって完成した時の風味が異なります。お好みで使い分けて下さい。また、家庭で作ったカッテージチーズは、市販品のようにボロボロせず、ひと塊で出来上がりますので、使い勝手も良いですよ。レシピは以下の通りです。
- 鍋に牛乳500mlを入れ、60度から70度に温めます。
- 温めた牛乳に酢30mlを入れて混ぜます。(またはレモン汁)
- ボールに清潔な布巾を乗せ、鍋の中身を流し込み、布巾で絞れば完成です。