マスカルポーネチーズの魅力や食べ方を徹底解説
ティラミスブームで一躍日本でも有名になったチーズ「マスカルポーネチーズ」。爽やかでさっぱりとした風味が特徴のチーズであり、製菓用としてはもちろん、そのまま食べても十分に美味しい人気のチーズです。
そんなマスカルポーネチーズの食べ方や保存方法、おすすめについてご紹介します。
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マスカルポーネチーズとは?
マスカルポーネチーズとは熟成させないフレッシュタイプのチーズであり、イタリア原産のクリームチーズの1種です。固めに泡立てた生クリームのような食感であり、塩気や酸味が少ないのでお菓子や料理によく使われています。
マスカルポーネチーズは日本ではティラミスの材料として有名になったチーズであり、チーズケーキなどのお菓子の材料としての人気が高いです。滑らかなペースト状であることも特徴の1つであり、爽やかな風味が魅力のチーズです。
マスカルポーネチーズとクリームチーズの違い
結論から申し上げると、マスカルポーネチーズはクリームチーズの1種です。クリームチーズの中でも、イタリア・ロンバルディア地方原産の生クリームで作られるチーズをマスカルポーネチーズと言います。
マスカルポーネチーズは、地域ブランドの1つとお考えいただければわかりやすいと思います。マスカルポーネチーズはクリームチーズと比較すると、酸味が控えめで軽い質感が特徴です。
マスカポーネとは?
マスカポーネとは、1980年代に日本で開発されたマスカルポーネチーズの代用品です。マスカルポーネチーズは価格が高く日持ちしない上に、輸入量が限られているという問題がありました。そこで開発されたのが代用品のマスカポーネです。
マスカポーネは疑似チーズであり、マスカルポーネチーズの半分以下の価格かつ倍以上の保存期間を有しており、ティラミスの大量生産を支えたマスカルポーネチーズの代用品です。
マスカルポーネチーズのカロリーや栄養成分
イタリアの上品なクリームチーズである「マスカルポーネチーズ」。日本でもお菓子やケーキの材料として人気の高いチーズです。そんなマスカルポーネチーズの気になるカロリーや栄養素をまとめましたので、参考にしてみて下さい 。
マスカルポーネチーズ100gあたりの栄養素
カロリー | 434kcal |
たんぱく質 | 4.9g |
炭水化物(糖質) | 4.5g |
脂質 | 44g |
コレステロール | -mg |
食塩相当量 | -g |
カルシウム | 134mg |
ビタミンB2 | 0.26mg |
マスカルポーネチーズの美味しい食べ方
マスカルポーネチーズは塩分や酸味が少なく、甘みもほのかですので、味の薄いクラッカーやパンに添えて食べるには向いていません。スモークサーモンや生ハムなどの味や塩気の強い食品と組み合わせることで、美味しく食べることが出来ます。
このようにマスカルポーネチーズはオードブルにも良く使われますが、お菓子やケーキなどの材料として使われることが多いです。本場イタリアではフルーツやシナモンと一緒に食べるのが一般的です。シンプルで非常に美味しいマスカルポーネチーズの食べ方ですので、ぜひ試してみて下さい。
もちろん、日本では特に使われることの多いティラミスの材料としてもおすすめです。マスカルポーネチーズにこだわったティラミスは味が一味も二味も違います。
マスカルポーネチーズの賞味期限
大手チーズメーカーの多くは、「賞味期限の順守」「開封後は早めに食べきる」ことを推奨していますが、マスカルポーネチーズ等のナチュラルチーズの場合は必ずしもそうとは限りません。
ナチュラルチーズは食品ですので、賞味期限の記載が義務付けられています。しかし、ナチュラルチーズには乳酸機や発酵菌などの多くの菌が生きた状態で存在しており、日を追うごとに熟成しています。それゆえ、賞味期限はナチュラルチーズにとっては目安にすぎません。。
ナチュラルチーズはフルーツの様に、温度や湿度などの保存環境によって状態が大きく異なります。ですので、マスカルポーネチーズ等のナチュラルチーズは、記載されている賞味期限後でも美味しく食べられることが多いでからです。
ただし、マスカルポーネチーズはナチュラルチーズの中でも日持ちしないチーズですので、他のナチュラルチーズより注意が必要となります。
しかし、前述した通りナチュラルチーズは日々熟成が進んでいますので、賞味期限に関わらず、一口味見をしてから食べられるか判断することをおすすめします。見た目からは分からないことが多く、もったいないですよ。
マスカルポーネチーズの保存方法
マスカルポーネチーズの保存に関しては、メーカーの多くは「密閉容器での保存」を推奨しており、「開封後は1週間以内に食べきる」よう案内しています。また、クリームチーズの冷凍による保存は推奨していませんので、基本的にメーカーはマスカルポーネチーズの冷凍も推奨していないと考えられます。
多くの方は、マスカルポーネチーズは冷蔵庫で保存していると思いますが、マスカルポーネチーズはチルド室に入れておいても、カビが生えることもあります。それゆえ、余ったマスカルポーネチーズは、小分けにして冷凍保存することをおすすめします。
もちろん冷凍することによって、マスカルポーネチーズの風味は少し落ちます。しかし、マスカルポーネチーズは他のチーズよりも風味の少ないチーズですのでそこまで気にする必要はないと思います。
注意すべきポイントは「解凍」です。解凍に失敗すると、ホエーオフ(離水現象)やオイルオフ(油分の分離)が発生し、ボロボロになってしまいます。ですので、マスカルポーネチーズの解凍は冷蔵庫でゆっくりと行ってください。解凍に時間をかけるほど、安全に解凍が出来ます。
おすすめのマスカルポーネチーズはコレ!
現在の価格はコチラ |
本場イタリアのチーズメーカー「ザネッティ」のマスカルポーネチーズがおすすめです。砂糖未使用のマスカルポーネチーズですが、ミルクの甘みだけでまるで砂糖が入っているような濃厚な甘みを感じることが出来ます。
脂肪分が多いのもこのマスカルポーネチーズの特徴であり、クリーミーでリッチな味わいが楽しめます。ティラミスなどのお菓子作りにはもちろん、フルーツと一緒にワインのおつまみにもおすすめのマスカルポーネチーズです。