モッツァレラチーズの魅力や食べ方を徹底解説
独特の歯ごたえと癖のない口当たりが魅力のチーズ「モッツァレラチーズ」。日本でも人気の高いチーズの1つであり、そのまま食べるのはもちろん、ピザやグラタンなど多くの料理に使われています。
そんなモッツァレラチーズの 食べ方や賞味期限、おすすめについてご紹介します。
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モッツァレラチーズとは?
モッツァレラチーズとは、イタリア産チーズの1種で、軟質チーズに含まれるフレッシュチーズの中でも、熟成を行わないチーズであり、独特な弾力と癖のない味わいが特徴です。モッツァレッラと呼ばれることもあります。
モッツァレラチーズはそもそも水牛の乳を原料としたチーズですが、牛乳で代用して作られたものもあります。水牛の乳で作られたモッツァレラチーズと牛乳で作られたモッツァレラチーズとでは、風味が大きく異なります。
一般的には、伝統的な製法である「水牛の乳」を原料としたモッツァレラチーズの方が良質とされています。ただ、水牛は飼育の難しさと乳の量の少なさから、値段が高くなっています。
水牛の乳で作られたものを「モッツァレラ・ディ・ブーファラ」と言い、牛乳で作られたものを「モッツァレラ・ディ・ヴァッカ」と言います。
また、モッツァレラチーズの由来は「引きちぎる」という言葉であり、モッツァレラチーズの製造過程で引きちぎって成形することから名づけられました。
モッツァレラチーズのカロリーや栄養成分
独特の食感の癖のない味わいが魅力のモッツァレラチーズ。そのまま食べることはもちろん、パスタやピザなどにもよく使われています。チーズの中でも、食べる機会が多い種類だと思います。
そんなモッツァレラチーズの気になるカロリーや栄養素を以下にまとめましたので、参考にしてみて下さい。
モッツァレラチーズ100gあたりの栄養素
カロリー | 318kcal |
たんぱく質 | 21.6g |
炭水化物(糖質) | 2.5g |
脂質 | 24.6g |
コレステロール | 89mg |
食塩相当量 | 1.1g |
カルシウム | 575mg |
ビタミンB2 | 0.27mg |
モッツァレラチーズの美味しい食べ方
モッツァレラチーズは熟成を行わないフレッシュなチーズであり、クセのない味わいと弾力のある歯ごたえが魅力です。ですので、おすすめのモッツァレラチーズの食べ方としては「そのまま食べる」ことが一番おすすめです。
スライスしたモッツァレラチーズにトマトとバジルを乗せた「カプレーゼ」が代表的ですが、ゆず湖沼やわさび醤油にもよく合いますので、お刺身のようにして食べるのもおすすめです。独特の食感とミルクのほのかな甘みを感じられる、おすすめのモッツァレラチーズの食べ方です。
また、熱を加えて食べることもおすすめです。モッツァレラチーズは熱を加えるとトロリと溶け、独特の糸引きがありますのでピザにもよく使われています。グラタンに使うのもおすすめの食べ方です。
モッツァレラチーズの賞味期限
大手チーズメーカーの多くは、「賞味期限の順守」「開封後は1週間以内に食べきる」ことを推奨していますが、モッツァレラチーズを初めとするナチュラルチーズの場合は必ずともそうとは限りません。
ナチュラルチーズは食品ですので、賞味期限の記載が義務付けられています。しかし、ナチュラルチーズには乳酸機や発酵菌などの多くの菌が生きた状態で存在しており、日を追うごとに熟成しています。それゆえ、賞味期限はナチュラルチーズにとっては目安にすぎません。
ナチュラルチーズはフルーツの様に、温度や湿度などの保存環境によって状態が大きく異なります。ですので、モッツァレラチーズ等のナチュラルチーズは、記載されている賞味期限後でも美味しく食べられることが多いです。
しかし、前述した通りナチュラルチーズは日々熟成が進んでいますので、賞味期限に関わらず、一口味見をしてから食べられるか判断することをおすすめします。見た目からは分からないことが多く、もったいないですよ。
モッツァレラチーズの保存方法
以外と迷われる方が多いのが、モッツァレラチーズチーズの保存の仕方についてです。モッツァレラチーズチーズと一緒に入っていた「水」は残しておいた方が良いか?など、分からない人が多いようです。そこで、モッツァレラチーズチーズの保存方法をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
モッツァレラチーズチーズのおすすめの保存方法は3つあります。まず1つは1日から2日以内で使い切るときの保存方法です。この場合は、パックに入っていた保存液と一緒に冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
次に2日から3日で使い切る場合の保存方法は、保存液を良く切ってラップに包んで冷蔵庫に保管してください。保存液は2日以上たつと雑菌が繁殖しやすい環境となるので、注意が必要です。
長期保存は冷凍保存がおすすめ
最後に、長期間の保存をする時は「冷凍保存」がおすすめです。程よい大きなに切り分け、ラップに包んで冷凍保存するのがおすすめです。モッツァレラチーズチーズは冷凍保存すると、ぼそぼそとした食感になる為、多くのメーカーは推奨していませんが、加熱調理をして溶かせば冷凍保存でも問題ありません。
おすすめのモッツァレラチーズTOP3
独特の歯ごたえと癖のない風味が魅力のモッツァレラチーズチーズ。日本でも非常に人気が高く、多くのメーカーから多様な銘柄が展開されています。
そこでモッツァレラチーズチーズの中でも、特に人気の高いおすすめのモッツァレラチーズチーズをご紹介します。
第1位:ポンテ・レアーレ
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イタリアの有名チーズ会社「ポンテ・レアーレ」 のモッツァレラチーズがおすすめ第1位です。水牛の乳100%で作られたモッツァレラチーズであり、豊かな香りと濃厚さが特徴です。水牛の乳にこだわりがあり、自社で水牛の飼育を行っています。こだわりのイタリアチーズメーカーの美味しいモッツァレラチーズをぜひ試してみて下さい。
第2位:北海道十勝モッツァレラシュレッドチーズ
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明治乳業のモッツァレラシュレッドチーズがおすすめ第2位です。北海道十勝産のナチュラルチーズのみを使用したチーズであり、コスパが非常に良いです。モッツァレラチーズ100%ではありませんが、モッツァレラチーズをベースに、使いやすいシュレッドタイプにしてあります。
ピザやグラタンに好きなだけ使えます。大容量の業務用ですので、食べ盛りのお子さんがいる家庭に特におすすめのモッツァレラチーズです。
第3位:ミケランジェロ
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おすすめのモッツァレラチーズ第3位は、イタリアのD.O.P.認定のミケランジェロのモッツァレラチーズです。D.O.P.とは、保護指定原産地呼称のことであり、ラッツィオ州ないしはカンパーニャ州の牛水の全乳のみを使用したモッツァレラチーズです。濃厚なミルクの香りと甘みが特徴の、おすすめモッツァレラチーズです。