パルメザンチーズの魅力や食べ方を徹底解説
日本では粉チーズの総称として使われることの多い「パルメザンチーズ」。しかし、本来はチーズの王様と称される パルミジャーノ・レッジャーノの英訳です。
そんなパルメザンチーズの特徴やパルミジャーノ・レッジャーノとの違い、食べ方、保存方法、おすすめのパルメザンチーズについてご紹介します。
スポンサーリンク
パルメザンチーズとは?
日本では粉チーズの代名詞となっている「パルメザンチーズ」。しかし、これは全くの勘違いです。パルメザンチーズとはイタリア・パルマ地方原産の超硬質チーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」の英語読みです。
パルメザンチーズは長い熟成期間を経て作られるチーズであり、凝縮された旨みと固さが特徴です。粉チーズとしても使われますが、砕いたりスライスして食べられることも多いチーズです。
パルミジャーノ・レッジャーノはイタリアを代表するチーズであり、「チーズの王様」と称されています。パルメザンチーズを加えるだけで料理の味が格段に増すので、イタリアでは「台所のハズバンド(夫)」とも称されています。
パルメザンチーズとパルミジャーノ・レッジャーノの違い
前述した通り、パルメザンチーズとはパルミジャーノ・レッジャーノの英語読みです。EUではパルミジャーノ・レッジャーノはDOP規格によって生産方法や産地など細かな規定で定められており、その英訳であるパルメザンチーズとは簡単に名乗れるものではありません。
しかし、EU以外の各国では、パルメザンチーズとは「パルミジャーノ・レッジャーノ風のチーズ」という意味で捉えられており、販売されています。特に日本ではアメリカ経由で粉チーズの状態で輸入されたことから、パルメザンチーズは粉チーズの総称として使われています。
ですので、日本で本格的なパルメザンチーズをお求めになる際は、イタリア製のパルミジャーノ・レッジャーノを選ぶ必要があります。
粉チーズを探している人は、こちらのページでおすすめランキングを紹介していますので参考にしてください。
パルメザンチーズのカロリーや栄養成分
粉チーズの総称としてだけではなく、パルミジャーノ・レッジャーノとしてのパルメザンチーズのカロリーや栄養価についてご紹介します。
パルメザンチーズ100gあたりの栄養素
カロリー | 392kcal |
たんぱく質 | 33g |
炭水化物(糖質) | 0g |
脂質 | 28.4g |
コレステロール | -mg |
食塩相当量 | -g |
カルシウム | 1160mg |
ビタミンB2 | 0.37mg |
パルメザンチーズの美味しい食べ方
パルメザンチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)は、北イタリアの定められた地域でのみ作られるチーズであり、イタリアでも特に人気の高い「チーズの王様」と称されるチーズです。
何年にも渡って熟成されるチーズですので、非常に濃厚で豊かな風味が魅力です。日本では粉チーズとしての印象が強いですが、本来は何十キロもある大きな塊です。
パルメザンチーズは砕いたり、スライスしてそのまま食べるのが最もおすすめです。濃厚なコクと豊かな風味が魅力のチーズですので、塩気もあるのでおつまみとしても優秀です。
もちろん粉チーズにしてパスタにも合いますが、サラダやスープ、ピザにグラタンなど何にでも合う万能なチーズです。 パルメザンチーズはシチューなどの煮込み料理やソースの隠し味としてもおすすめのチーズです。
パルメザンチーズの賞味期限
ナチュラルチーズの中でも特に保存性が高いことで知られているパルメザンチーズの賞味期限についてご紹介します。
大手チーズメーカーの多くは、「賞味期限の順守」「開封後は早めに食べきる」ことを推奨していますが、パルメザンチーズ等のナチュラルチーズの場合は必ずしもそうとは限りません。
ナチュラルチーズは食品ですので、賞味期限の記載が義務付けられています。しかし、ナチュラルチーズには乳酸機や発酵菌などの多くの菌が生きた状態で存在しており、日を追うごとに熟成しています。それゆえ、賞味期限はナチュラルチーズにとっては目安にすぎません。
ナチュラルチーズはフルーツの様に、温度や湿度などの保存環境によって状態が大きく異なります。ですので、パルメザンチーズ等のナチュラルチーズは、記載されている賞味期限後でも美味しく食べられることが多いです。
しかし、前述した通りナチュラルチーズは日々熟成が進んでいますので、賞味期限に関わらず、一口味見をしてから食べられるか判断することをおすすめします。見た目からは分からないことが多く、もったいないですよ。
パルミジャーノ・レッジャーノの保存方法
パルミジャーノ・レッジャーノは長期間熟成させたチーズですので、水分量が少なく固いので長期保存に適したチーズです。しかし、ナチュラルチーズですので日々熟成が進みますし、美味しい状態を保つには工夫が必要です。
パルミジャーノ・レッジャーノの保存方法は、ラップに包んで密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存することが基本です。乾燥と臭い移りを避けなければならないので、密閉は基本です。
また、パルミジャーノ・レッジャーノは冷凍保存はおすすめできません。冷凍保存する際は粉状に摩り下ろしてからをおすすめします。
おすすめのパルミジャーノ・レッジャーノ
日本では粉チーズの総称として使われることも多いパルメザンチーズ。しかし、本来は「チーズの王様」であるパルミジャーノ・レッジャーノの英訳であり、長期熟成を経た伝統的な高級チーズです。
そんなパルミジャーノ・レッジャーノの中でも特に人気の高いおすすめのルミジャーノ・レッジャーノをご紹介します。
24か月熟成パルミジャーノ・レッジャーノ
現在の価格はコチラ |
「チーズの王様」と称されるパルメザンチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)の24か月熟成がおすすめです。濃縮されたチーズ本来の濃厚でコクのある香りや味わいを存分に楽しめます。今まで食べていた粉チーズとは何だったのか・・と思うほど香り高いおすすめのパルメザンチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)です。
チーズグレーター
現在の価格はコチラ |
パルメザンチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)は中心部分はそのまま食べ、外側の硬い部分は摩り下ろして食べるのがヨーロッパ風です。そこでチーズ専用のおろし金「チーズグレーター」がおすすめです。美味しくチーズを下せるのはもちろん、雰囲気も出ますのでおすすめです。