ラクレットチーズの魅力や食べ方を徹底解説
「アルプスの少女ハイジ」で知られるようになったチーズ「ラクレットチーズ 」。暖炉で溶かしたラクレットチーズをパンに乗せて食べるシーンはあまりに有名です。ラクレットチーズは柔らかな食感と深いコクのある風味が魅力の人気チーズです。
そんなラクレットチーズの食べ方や保存方法、おすすめについてご紹介します。
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ラクレットチーズとは?
ラクレットチーズとは、簡単に説明すると「アルプスの少女ハイジ」に出てきたチーズです。ハイジが暖炉の火でチーズを炙り、パンに乗せてほお張るシーンのチーズがラクレットチーズです。ハイジの影響で日本でも知名度が高く、誰しもが一度は食べてみたいと思ったチーズです。
ラクレットチーズはスイス原産のチーズであり、乳白色のハードチーズです。ハードチーズながらも柔らかな食感が特徴であり、表面を直火で炙り溶けた部分をジャガイモなどに付けて食べるスイス料理「ラクレット」に使われるチーズです。
ラクレットはフランス語で「削るもの」という意味があり、その名の通り炙った部位を削って食べることが多いチーズです。ハードチーズにしては珍しく、味に癖が無く食べやすいチーズと言われていますが、強い香りが特徴です。
「牧場の臭い」とも例えられる独特の香りが強いので、癖のあるチーズが苦手な方はご注意ください。ただ、熱を通せば香りは和らぎますので、そこまで心配するほどではありません。
ラクレットチーズのカロリーや栄養成分
アルプスの少女ハイジで日本でも有名となった、柔らかな食感と深いコクが魅力のラクレットチーズ。ラクレットチーズの気になるカロリーや栄養素を以下にまとめましたので、参考にしてみて下さい。
ラクレットチーズ100gあたりの栄養素
カロリー | 168kcal |
たんぱく質 | 8.99g |
炭水化物(糖質) | 12.65g |
脂質 | 8.92g |
コレステロール | -mg |
食塩相当量 | 0.61g |
カルシウム | 210mg |
ビタミンB2 | 0.12mg |
ラクレットチーズの美味しい食べ方
ラクレットチーズの美味しい食べ方は「加熱」することです。ラクレットチーズは加熱することによって、旨みが増して独特の香りも和らぎます。臭いが強くて食べられないという方も、焼いてみるだけで臭いは大幅に和らぎます。
旨みも増すのでラクレットチーズを美味しく食べるおすすめの食べ方です。どうしてもラクレットチーズの臭いが気になる方は、コショウやナツメグなどの香辛料やバジルなどの香草と一緒に食べると、食べやすいのでおすすめです。
ラクレットチーズの本場スイスでは、暖炉で温めながら食べるのが定番となっています。また、ラクレットにして食べるのもおすすめです。専用の「ラクレットグリル」で焼くのがもちろん美味しくて雰囲気も出ますのでおすすめですが、なければホットプレートで焼いても美味しいですよ。パーティーにもおすすめのラクレットチーズの食べ方です。
ラクレットチーズの賞味期限
ナチュラルチーズの中では保存性が高いことで知られているラクレットチーズの賞味期限についてご紹介します。
大手チーズメーカーの多くは、「賞味期限の順守」「開封後は早めに食べきる」ことを推奨していますが、ラクレットチーズ等のナチュラルチーズの場合は必ずしもそうとは限りません。
ナチュラルチーズは食品ですので、賞味期限の記載が義務付けられています。しかし、ナチュラルチーズには乳酸機や発酵菌などの多くの菌が生きた状態で存在しており、日を追うごとに熟成しています。それゆえ、賞味期限はナチュラルチーズにとっては目安にすぎません。
ナチュラルチーズはフルーツの様に、温度や湿度などの保存環境によって状態が大きく異なります。ですので、ラクレットチーズ等のナチュラルチーズは、記載されている賞味期限後でも美味しく食べられることが多いです。
しかし、前述した通りナチュラルチーズは日々熟成が進んでいますので、賞味期限に関わらず、一口味見をしてから食べられるか判断することをおすすめします。見た目からは分からないことが多く、もったいないですよ。
ラクレットチーズの保存方法
ラクレットチーズの保存の基本は「密閉」して「冷蔵庫」で保存です。乾燥させてはいけませんので、切り口をラップで包んでジップロック等の密閉できるビニール袋に入れ、冷蔵庫の出来れば野菜室で保存するのが基本です。
ラクレットチーズはナチュラルチーズの中では保存性が高いチーズですので、フレッシュチーズ程神経質になる必要はありません。また、長期の保存をする場合は小分けにして冷凍保存することも可能です。しかし、どうしても風味や食感が落ちますのでおすすめはしません。解凍の際は出来るだけ時間をかけた方が風味が落ちにくいです。
おすすめのラクレットチーズ
アニメ「アルプスの少女ハイジ」の影響で知名度も人気も高いラクレットチーズ。一度は食べてみたいという人が大半だと思います。
そこで、ラクレットチーズの中でも特に人気の高いおすすめのラクレットチーズをご紹介しますので、ラクレットチーズ選びの参考にしてみて下さい。
本場スイス産のラクレットチーズ
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本格的なラクレットチーズをお求めの方には、本場スイスのラクレットチーズがおすすめです。本格的なスイス産のラクレットチーズもネット通販で簡単に購入できます。深いコクとまろやかな風味が魅力のラクレットチーズ。ぜひ一度は試してもらいたい本場のチーズです。
花畑牧場のラクレットチーズ
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日本一有名な牧場とも言われる「花畑牧場」のラクレットチーズもおすすめです。日本人の好みに合わせて「香り」を抑えたラクレットチーズです。初心者の方には特におすすめのラクレットチーズです。小分けしてあるお試しサイズもあるので、気軽にラクレットチーズを食べることが出来ます。
ラクレットグリル
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ラクレットチーズは加熱して食べるのが鉄板です。専用のラクレットグリルが無くてもホットプレートなどで調理できますが、やはり専用のラクレットグリルで焼くラクレットチーズは格別です。雰囲気も出ますので、ラクレットチーズパーティーには欠かせないアイテムです。ラクレットチーズ好きな方にぜひおすすめです。