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おすすめの米油と特徴や美味しい食べ方

米油(こめ油)

今、テレビや雑誌などのメディアでも話題の「米油(こめ油)」ですが、実際どんな物なのでしょうか。含まれる成分から期待出来る効果や、摂取の仕方、検索するとよく目にする「危険」とはどんな事なのか等をまとめました。

どんな料理にも相性の良い米油を買ってみようと思われた人の為にもオススメの米油もランキング形式でご紹介します。サラッとした無味無臭の米油は料理以外にも使えるので、明日からあなたも米油のとりこになっちゃうかもしれませんね。

 

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米油(こめ油)とは?

米油(こめ油)とは?

米油(こめ油)とは米糠(こめぬか)から抽出された植物油の事で米糠油とも呼ばれます。色々な表記がありますが、日本農林規格(JAS)では「こめ油」の表記が使用されています。

※因みに米糠とは玄米を精白する時に出る外皮や胚の粉の事を言います。

日本の主食であるお米が原料の為、原料の殆どを日本産で作れる唯一の植物油で、米油を製造する工場は日本の広い範囲に建設されています。最近では輸入品の米油もありますが、その割合は数パーセントと少量となっています。

精製方法は2通りで機械で圧をかけ搾りだす方法と、界面活性剤や化学溶剤を使用する方法です。圧をかけ搾りだす方法は手間がかかる為、比較的高価な価格設定になっています。

>>食用油の種類やカロリーについて詳しくはコチラ

米油の特徴

米油の特徴

他の油と比べるとサラっとした感触で、どんな料理にも使用しやすいのが特徴です。油自体の味も殆ど無く、香りも気になりません。色は多くの油と同じ様に黄金色をしているので、購入時はパッケージをしっかり確認する必要があります。

効果・効能

米油は他の油には無い効果が期待できる事も話題になっています。具体的には主にどんな効果、効能が期待できるのでしょうか。摂り過ぎは身体に良くない油類。しっかり効果や効能を知って上手に摂取しましょう。

アンチエイジングにはビタミンE

米油にはビタミンEがオリーブ油の3倍以上含まれています。しかもビタミンEよりも数十倍の摂取効果が得られるスーパービタミンEがサフラワー油やオリーブ油の30倍以上も含まれているのが特徴です。

ビタミンE・スーパービタミンEは抗酸化作用でシワやシミの発生を抑える効果や、動脈硬化や生活習慣病の予防に役立つ成分です。体内、体外共にアンチエイジングに効果をもたらせてくれます。

また、ビタミンE・スーパービタミンEの抗酸化作用は米油自身にも効果的で、油の酸化、劣化、品質低下を抑えてくれます。酸化した油を体内に摂取し続けると下痢や嘔吐の原因になる事もあります。しかも体内の細胞を傷つけ臓器全体に悪影響を与えると言われています。

そして米油に含まれる他の成分、「ガンマオリザノール」は化粧品に使用される事もある成分で、メラニンの生成を抑え肌荒れや乾燥肌にも効果的で更年期障害や自律神経失調症、うつ病の改善にも効果があると考えられています。

ダイエットにも効果的

ダイエットや健康を意識した事のある人は必ずと言って良い程聞いた事がある「コレステロール」。その吸収を抑えてくれる成分「植物ステロール」がオリーブ油の約10倍含まれています。植物ステロールは油の食物繊維と言われ、排尿障害改善や免疫力を高める効果もあります。

揚げ物料理も楽しく

揚げ物をすると気分が悪くなったり、食欲が無くなったりした経験を持つ人も少なくは無いでしょう。部屋中に油の臭いが充満しカーテンや衣服にも油の臭いがついてしまう事を気にして、自宅では揚げ物をしない、と決めている人も最近では多いようです。

体調不良や臭い移りの原因として「アクロレイン」という物質が発生するからだ、と考えられています。米油は高温に熱し続けた際に発生するアクロレインの量が他の油に比べて少ないので、揚げ物料理をする時は米油がおすすめです。

しかも、さらさらしている米油は揚げ物で使用した鍋などの調理器具に付くカスが少なく、油切れも良いので後片付けも楽ちんです。

どんな料理とも相性抜群

さらさらで軽い口当たりにほぼ無味無臭の米油はどんな料理とも相性抜群です。その為、味にこだわる料亭やレストランでも米油が多く使用されています。揚げ物や炒め物など加熱料理での使用はもちろんですが、ドレッシングなど加熱しない使用もおすすめです。

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米油の美味しい食べ方・使い方

米油の美味しい食べ方・使い方

香りや味がほぼ無いに等しいサラっとした米油はどんな料理とも相性が良いですが、無味無臭だからこそ食材そのものの美味しさを大切にしたい料理や香りが際立つ料理などにおすすめです。

ご飯を炊く

もともと米糠から抽出されているので、お米との相性は言うまでもないでしょう。3合に対し小さじ1/3程度米油を加えて炊く事でお米本来の甘みが増しモチモチとしっとりしたご飯に炊き上がります。

ドレッシング

サラっとした米油はドレッシングにしてサラダにかけても野菜そのものの風味を美味しく食べられます。

  • フレンチドレッシング(米油2:お酢2にお好みで塩コショウを少々)
  • ごまドレッシング(米油2:お酢2にお好みですった白ゴマ、塩)
  • ヨーグルトドレッシング(米油2:ヨーグルト1にお好みで塩コショウ+レモン汁)
揚げ物

揚げ物料理中に気分が悪くなる「油酔い」の心配が少ない米油はてんぷらやフライを作る際の油としても最適です。米油は油切れも良いので揚がったてんぷらやフライも油っぽくなくサクっと美味しい食感に仕上がります。

パンに塗る

パン本来の風味を楽しむには米油が最適です。焼く前に全体に薄く米油を塗るだけでパン本来の甘みが増し美味しくいただけます。

肌や髪に直接塗る

臭みやベタつきの無い米油は直接肌や髪に塗っても効果的と言われています。2・3滴を手のひらで薄く伸ばし、乾燥が気になる肌や髪に塗ると良いです。肌はしっとり、髪には艶が生まれます。

注意点

米油には米油の特徴があります。それに伴い米油を使用、摂取する際の注意点もしっかりおさえて、正しく、安全に使用、摂取しましょう。

一日の摂取量

東京医科大学病院の医師によると、今現在では一日の適切な摂取量というのは確立していないので、はっきりとは言いきれませんが、体に良いとは言えやはり油なので多く摂るのは逆効果です。一日大さじ1を目安に現在使用中の油の一部を米油に置き換える程度にするのが良いでしょう。

妊婦の摂取

悪玉コレステロールを増やし万病の元と言われている「トランス脂肪酸」。妊婦が避けたい食品の1つにそのトランス脂肪酸があります。マーガリンやショートニングに多く含まれていますが、植物油にも含まれています。植物油の中で一番多く含まれている物で約1.2パーセント。米油は約1パーセントとされているので、妊婦には米油はあまりオススメできないかもしれませんね。因みにトランス脂肪酸は排卵性の不妊症になる危険性も増加します。

子供の摂取

赤ちゃんや子供には特に酸化した油を摂取させるのは避けた方が良いと言われています。酸化しにくい米油は便秘気味の赤ちゃんや子供にもオススメの油と言えるでしょう。

医師に相談

コレステロール値を下げる効果が期待されている米油ですが、高コレステロール血症等の持病でコレステロール値を下げる薬を飲んでいる人は必ず医師に相談してから摂るように注意しましょう。

おすすめの米油ランキング:TOP5

おすすめの米油ランキング:TOP5

米油について調べると「危険」というワードをよく目にしました。よくよく調べてみるとそう言われる原因は抽出方法にあるようです。米油の抽出法には2通りあります。機械で圧をかけ搾る方法と界面活性剤や化学溶剤を使用する方法です。危険なのはその液体に含まれる「ノルマルヘキサン」という成分のようです。

しかし、そのノルマルヘキサンは約68度で気化してしまいます。米油を作る際、300度もの高温になる為、ノルマルヘキサンはその際米油から蒸発してしまします。よって商品化されている米油は「安全」と言えます。それでも気になる人は「圧搾」で抽出された物を選ぶと良いでしょう。

第1位:三和油脂 / コメーユ

現在の価格はコチラ

三和油脂は圧搾一番搾りのコメーユ以外にも沢山米油を製造販売しています。オススメのコメーユは国産の新鮮な米糠を使用し圧搾で抽出されスチームリファイニング法という特殊な方法で製油した上質なピュアオイルです。そしてそのスチームリファイニング法を採用する事で体に良い成分を効率よく含んだプレミアムオイルになります。

比較的安価なのにも関わらず、高級感のあるパッケージ、というのも嬉しいですよね。少量サイズも販売されているので初めて米油を試すという人にもおすすめです。因みに110g、450g、920gの3サイズ販売されています。

第2位:三和油脂 / つや姫

現在の価格はコチラ

数店舗の有名レストランのオーナーシェフで、沢山の料理本の出版やテレビにも出演しその腕は確かと言われているイタリアンシェフの奥田政行が推薦する米油で山形産のブランド米「つや姫」の米糠が使用されています。つや姫(お米)は山形県が約10年かけて開発したブランド米で甘み・旨み・艶が優れた美味しいお米です。

精米工場との連携をスピーディーに行う事で新鮮な米糠の使用を実現しました。抽出方法や製油方法はコメーユと同じのプレミアムオイルです。大さじ1杯で一日に必要なビタミンEの約76パーセントを摂取する事が出来ます。

高品質でサラっとしていて油で胃もたれし易い人におすすめです。1本1本お洒落な箱に梱包されているのでプレゼントとして送っても喜んでもらえそうですね。

第3位:油清 / 桑名のこめ油

現在の価格はコチラ

米油をおすすめするに当たり外せないのがこの桑名のこめ油です。桑名市は米油の発祥の地で、元禄12年から現在まで製造が続いています。メディアで紹介や使用されることも多い、有名な米油のうちの1つです。

パッケージに圧搾一番搾りと表記が無いので溶剤使用での抽出方法だと思われます。価格も他の米油に比べると安価でサイズも大きめなので、油を沢山使う揚げ物料理に使用したい、という人におすすめです。

第4位:ボーソー / 米油

現在の価格はコチラ

ほのかに香ばしい風味が香る米油で、いつもの料理をワンランクアップしてくれます。サラっと軽い口ざわりも胃もたれし難く揚げ物料理などにも最適です。

価格も他の米油に比べると安価でサイズも大きめで、学校給食や製菓工場などでも多く使用されプロからも認められ選ばれている米油です。国産の米糠を使用していると言うのも安心ですね。

第5位:メリリマ / 米ぬか油

     
現在の価格はコチラ

アレルギー体質のお子さんを持つママが企画して生まれた米油で、抽出前段階を工夫し独自の低温での抽出方法と、高温になりやすい工程では真空蒸留を採用し、温度管理を徹底することによりトランス脂肪酸の生成を極限まで抑える事に成功しました。

油っぽくなくベタつきが無い優しいメリリマの米ぬか油はお子さんをもつご家庭におすすめです。劣化にも強いので揚げ物にも繰り返し使用でき、経済的なのも嬉しいポイントですね。

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