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おすすめの紅花油と特徴や美味しい食べ方

紅花油(サフラワー油)

日本では古くから使われており、スーパーで見かけることも多い定番の食用油である「紅花油」。最近では、「危険な油」と言われているのを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

実は紅花油には2種類があり、主流となりつつある「ハイオレイック種」を使ったものは健康への効果も期待できるヘルシーな油なのです。

そこで今回は、おすすめの紅花油とその特徴や美味しい食べ方について紹介します。2種類の紅花油の違いや、効果・効能など紅花油について詳しく知ることができます。

おすすめのランキングを参考に、あなたにぴったりの紅花油をぜひ見つけてみてください。

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紅花油(サフラワー油)とは?

紅花油(サフラワー油)とは?

紅花油とは「サフラワー油」とも呼ばれる、紅花の種子から抽出される油のことです。古くは染料として使われていましたが、現在では油として使われることが多くなっています。

「サンフラワー油」は「ひまわり油」のことで、まったく異なるものです。名前がよく似ていますので間違えないように注意しましょう。

紅花油はオリーブオイルやアボカドオイルといった他の油に比べて、スーパーなどで見かけることも多いのではないでしょうか。種類にもよりますが、一般的なサラダ油に比べると価格は少し高めです。

クセがなくさっぱりとした味わいなので、炒めもの・揚げもの・サラダのドレッシングなど幅広い用途にお使いいただけます。

また、紅花油の中でもリノール酸が多いものと、オレイン酸が多いものの2つのタイプがあることも特徴です。

>>食用油の種類やカロリーについて詳しくはコチラ

紅花油の特徴

紅花油の特徴

紅花油の色はやや黄色っぽく、クセのないさっぱりとした風味が特徴です。成分はリノール酸が約80%含まれており、他の油と比べても多い数値となっています。

このリノール酸は体に欠かせない必須脂肪酸の1つで、以前は体に良いとされていました。しかし、現代では摂りすぎると悪玉コレステロールを増加させてしまうなどの悪影響があるといわれています。それだけ聞くと、紅花油は体に悪いのではないかと感じると思います。

実は、そのような問題を解決するために品種改良が重ねられた新たな紅花があるのです。それが、ハイオレイック種です。

そのため、紅花油にはリノール酸が多いハイリノール種とオレイン酸が約77%含まれたハイオレイック種の2種類があります。オレイン酸は熱に強いので、生食だけでなく加熱調理にも向いているので使い勝手が良いです。

現在は、このハイオレイック種を使った紅花油が主流となりつつあります。

また、ハイオレイック種の紅花油はお肌にやさしいビタミンEが豊富に含まれています。紅花油を選ぶ時には、ハイオレイック種を使った紅花油を選ぶようにしましょう。

効果・効能

ハイオレイック種を使った紅花油には、おもに下記の4つの効果が期待できます。

  • お腹の調子を整える
  • 生活習慣病の予防・改善
  • 悪玉コレステロールを減らす
  • アンチエイジング

オレイン酸は不飽和脂肪酸の1つで、胃に長く残って胃酸の過剰な分泌を防いでくれます。それにより、胃もたれ・胸焼けが少なくなるのです。また、便をやわらかくする効果もありますので、便秘の改善も期待できます。

不和脂肪酸の中でも特に酸化しづらいので、体の中の活性酵素と結びついて過酸化脂質の発生を少なくします。この過酸化脂質は心筋梗塞・脳梗塞・高血圧・糖尿病などの生活習慣病の原因にもなる物質です。

この過酸化脂質を抑えてくれるので、オレイン酸は生活習慣病の予防・改善に役立つとされています。

また、オレイン酸の一番良く知られている効果として、悪玉コレステロールを減らすことがあげられます。善玉コレステロールは減らさずに悪玉コレステロールだけを減らすと言われており、動脈硬化の予防などの効能が期待できます。

そして、紅花油はアンチエイジングにも最適です。オレイン酸の抗酸化作用による肌の酸化防止や、紅花油に含まれる肌に良いとされるビタミンEによる栄養補給もできます。食用としてだけでなく、肌に直接塗ってもその効果が期待できます。

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紅花油の美味しい食べ方・使い方

紅花油の美味しい食べ方・使い方

ハイオレイック種を使った紅花油はそのさっぱりとした味わいを生かして、サラダのドレッシングやマリネなどの生食への利用がおすすめです。

熱に強いという性質もありますので、炒めもの・揚げものにもお使いいただけます。素材の味を損なわないクセのない風味は、幅広い料理と良く合います。

また、食用だけでなく肌に直接塗布してもその効果は期待できます。オレイン酸は肌に含まれている成分なので、とても肌になじみやすいです。べたべたしないさらっとした使い心地です。

お風呂上がりなどに塗れば肌の保湿ができ、乾燥を防いでくれます。同時にビタミンEで肌への栄養補給ができることもうれしいポイントです。

注意点

ハイオレイック種を使った紅花油は健康への効果が期待できますが、摂り過ぎは禁物です。大さじ1(12g)で約111kcalありますので、カロリーオーバーになることがあります。

そして、紅花油の原料となる紅花はキク科の植物です。キク科アレルギーの方は注意して使いましょう。

紅花油は食物ですので、どのような方であってもアレルギーの可能性は0ではありません。使用前にパッチテストやアレルギー検査を行った方が良いでしょう。

特徴でもご説明したとおり、紅花油にはハイリノール種とハイオレイック種を使ったものがあります。リノール酸は酸化しやすく熱に弱いという特徴があり、加熱調理には向かないので注意が必要です。

また、紅花油の製造過程で発生するトランス脂肪酸も体に悪影響を及ぼすと言われています。このトランス脂肪酸を発生させないためには、60度以下で薬剤を使わずに圧搾する必要があります。

健康への効果を高めたい場合には、製法にまでこだわったハイオレイック種を使った紅花油を選ぶようにしましょう。

おすすめの紅花油ランキング:TOP5

おすすめの紅花油ランキング:TOP5

次に、紅花油を使いたいという方のためにおすすめの紅花油ランキングを紹介します。今回は、ハイオレイック種を使った紅花油を厳選しました。

コストパフォーマンス抜群のものや、こだわりの逸品までさまざまな紅花油を知ることができます。ぜひ、紅花油選びの参考にしてみてください。

第1位:創健社 / べに花一番高オレイン酸

現在の価格はコチラ

有機栽培によって育てられた紅花の種子を低温圧搾製法で仕上げたこだわりの逸品です。創健社は日本で初の「一番しぼりべに花油100%」を作った企業で、紅花油のパイオニアといえる存在です。

この紅花油は、オレイン酸とビタミンEの豊富さが特徴となっています。オレイン酸は全ての脂肪酸の中で、なんと75%以上も含まれています。

軽やかな風味は天ぷらをカラッと仕上げ、酢にもなじみやすいのでサラダやマリネにぴったりです。

安心と確かな品質を求める方におすすめの紅花油となっています。

第2位:AJINOMOTO / べに花油

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オレイン酸が多く含まれた紅花の種子を圧搾して作られた、コレステロール0のヘルシーな紅花油です。コストパフォーマンスの高さも特徴です。

ビタミンEもたっぷりで、栄養機能食品として認められています。

熱に強くあっさりとしていますので、炒めもの・揚げもの・サラダなどのどんな料理にも気軽に使えて便利です。くせもなく油っぽくないと評判ですので、使いやすい紅花油をお探しの方は使ってみてはいかがでしょうか。

第3位:日清オイリオ / 日清 べに花油

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天然のビタミンEを豊富に含んだ、ハイオレイック種100%の紅花油です。オレイン酸もたっぷりですので、健康な体を保つことに役立ちます。こちらも価格が控えめですので、普段使いにおすすめです。

独自の技術「酸化ブロック製法」により、気になる油の酸化を約30%カットすることを実現しました。炒めものや揚げものなどもさっぱりと仕上がり、ドレッシングやマヨネーズなどの生食に向いています。

紅花油が健康に良いとは言っても、油の酸化が気になるという方にお使いいただきたい紅花油です。

第4位:紅花食品 / 紅花油一番搾り

現在の価格はコチラ

化学溶剤を一切使わない伝統的な機械圧搾製法によって、一つ一つ丁寧に作られた一番搾りの紅花油です。高品質でありながらも、低価格を実現していることも魅力といえます。

熱に強く酸化しづらいオレイン酸が豊富に含まれていますので、揚げものがカラッと仕上がります。少し時間が経っても劣化しにくく、油っぽさもありません。

お求め安い価格で高品質な紅花油をお探しの方におすすめです。

第5位:影山製油所 / 影山紅花油

現在の価格はコチラ

神話の国、島根県出雲市にある影山製油所が手がける最高級の紅花油です。美しい淡い色あいさっぱりとした風味が特徴となっています。

ハイオレイック種を伝統的な製法で圧搾されていますので、素材そのままの味と栄養を楽しむことができます。影山製油所のこだわりである「無調合・一番搾り」のラベルも高級感を醸し出しています。

サラダのドレッシングに使えば、その味わいの違いがよくわかるでしょう。くせがありませんので幅広い料理にお使いいただけます。

人とは一味違った紅花油が欲しいという方は、こちらの「影山 紅花油」をお試しください。また、贈り物にもおすすめです。

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