簡単!あごだしの美味しい取り方・使い方
だしの中でも最高級品の呼び声が高いあごだし。美味しいあごだしを自宅で簡単に作ることができたら…と考える人も多いことでしょう。
そこで、焼きあご、パック、粉、それぞれの商品を使ったあごだしの取り方を紹介していきます。初心者でもわかるように丁寧に解説していくので、これからあごだしを作ろうと考えている人も必見です!
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あごだしの取り方
九州地方では盛んで、上品な味とコクが特徴のあごだしですが、あごだしを自分で取ることができれば、どのような料理にも使用することができます。
商品によってあごだしの取り方も多少の違いがあるので、それぞれの取り方を覚えて料理を楽しみましょう。
焼きあごを用いたあごだしの取り方
焼きあごを用いたあごだしは、取るのに多少の手間がかかりますが、美味しいだしを取ることができます。取るのに時間がかかっても手順通りにやれば、そんなに難しいことはありません。
本格的にだしをとりたい人は、あごだし作りにチャレンジしてみてください。
必要な道具と材料
- 焼きあご30g
- 水1000cc
- おたま
- 鍋
上記は、あごだしを取るのに基本的な分量ですが、料理によって使う分量にも多少の違いがあります。料理による分量の違いもある程度把握しておき、美味しい料理を目指しましょう。
- 味噌汁・お吸い物・煮物の場合は、水500ccに対して焼きあご2尾
- うどんやそばに使う濃い目のつゆの場合は、水500ccに対して焼きあご3尾
焼きあごからだしを取る手順
- 焼きあごの頭と内蔵は取らず2つか3つに折り、水を入れた鍋に半日浸します。
- 黄金色のだしが出てきたら、鍋を中火にかけます。
- 湯気が立ち上がるか沸騰する前に火を止め、そのまま5分程度置いて冷まします。
- 焼きあごを鍋から取り出して完成です。
2の段階で、半日以上経過するとだしが取れますが、この時点で火にかけなくても、だしとして使うことができます。
焼きあごは長時間火にかけたり煮立たせてしまうと、臭みや苦味が出てしまいます。煮干しや昆布とだしの取り方に違いがあるので、だしを取るときには沸騰させ過ぎないように注意しましょう。
また、夏場の暑い時期には気温が高いため、だしが腐ってしまう恐れもあります。気温が高いと感じたら鍋ごと冷蔵庫に保存するように心がけましょう。
あごだしパックを用いたあごだしの取り方
焼きあごを砕いた粉末状のあごをパックに詰めることにより、あごの量を調節する必要が無く、誰でも簡単に美味しいだしを取ることができます。
焼きあごからそのままだしを取るよりもスピーディーにだしを取ることができるので、料理の時間を短縮するのにはもってこいです。あごだしパックを使用すれば手軽にだしを取ることができ、楽しみながら料理をすることができます。
必要な道具と材料
- あごだしパック1個
- 昆布2~4cm程度
- 水500cc
- おたま
- 鍋
料理によって、使用するあごだしパックの個数も違ってきます。料理ごとに目安の個数を紹介するので、料理の参考に覚えておいてください。
- お雑煮・煮物の場合は、水500ccに対してあごだしパックを1個
- そばやうどんなどの濃い目のつゆの場合は、水800ccに対してあごだしパックを2個
あごだしパックからだしを取る手順
- 500ccの水を入れた鍋にあごだしパックを1個と、用意した昆布を入れて1時間以上浸します。
- あごだしパックから黄金色のだしが出てきたら鍋を弱火にかけます。
- 湯気が立ち上がるか沸騰する前に火を止め、そのまま10~15分程度置いて冷まします。
- あごだしパックを鍋から取り出して完成です。
昆布を入れてだしを取っているときは、弱火にかけて湯気が出てきた時点で昆布を先に取り出します。
1時間という時間は最低の浸し時間です。半日程度浸すと美味しいだしが取れるので、空き時間に応じて浸す時間を変えてみるのも良いでしょう。
焼きあごからだしを取るのと同様に、長時間火にかけたり煮立たせてしまうと、臭みや苦味が出てしまうので、沸騰させ過ぎないように注意しましょう。
粉末あごだしを用いたあごだしの取り方
焼きあごやあごだしパックを用いてだしを取るのは、それなりに時間がかかります。しかし、粉末あごだしであれば時間をかけることなく、美味しいだしを料理に使うことができます。
必要な道具と材料
- 粉末あごだしをおおさじ1杯
- 水1000cc
- おたま
- 鍋
粉末あごだしには色々な商品があります。そのため、ここで紹介する分量は目安です。商品や料理によってお好みの量を入れて調節するようにしましょう。
粉末あごだしからだしを取る手順
- 1000ccの水を入れた鍋を沸騰させます。
- 大さじ1杯の粉末あごだしを入れます。
- 5分くらい煮立てると完成です。
時間をかけることなく美味しいだしを取れるところが、粉末あごだしの魅力です。昆布を入れることで上品な味に仕上がるので、お好みで入れるのが良いでしょう。
粉末あごだしは沸騰させた鍋に入れなくても、半日程度水に浸しておくだけで良いだしが取れます。色々と試して、自分好みのだしを完成させてください。
あごだしを使ったおすすめの料理
あごだしは脂肪分と青臭さが少ないため、様々な料理に使うことができます。その中でも特におすすめの料理を紹介していきます。
うどんやそばのつゆ
オーソドックスではありますが、あごだしを使った料理の中でも一番相性が良いといっても過言ではありません。あご独特の上品な味わいと香りを余すことなく堪能することができます。
だしの取り方によっては、塩や醤油などの調味料がいらないので、健康志向の人にはおすすめの料理です。
出し巻き卵
あごだしを出し巻き卵に使用することで、高級料亭にも引けを取らない、美味しい出し巻き卵を作ることができます。
完成しただしを溶き卵に混ぜ、焼き上げるだけの簡単な工程で作ることができます。そのため、時間が無いという人にもおすすめの料理です。
おすすめのあごだし
あごだしを取るための商品にも色々なものがあり、その用途も様々です。
数ある商品の中からおすすめと思われる商品を選んだので、あごだしを作ろうと考えている人は参考にしてみてください。
おすすめアゴ煮干し:株式会社味彩海道 / 隠岐の島産 あご煮干し
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隠岐の島近海で取れたトビウオの、内蔵と頭部を取り除いたあご煮干しです。100%新鮮なトビウオを丁寧に仕上げているので、品質の良い商品です。時間をかけても美味しいだしを取りたい人にはおすすめです。
おすすめパックだし:ユタカフーズ / 焼きあご入りだし取り職人 お徳用
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焼きあご、かつお節、さば節、昆布、椎茸、いわしと6つの厳選素材を使用した贅沢な商品です。パック入りなので、煮出してそのままお吸い物などの汁物に使用することができ、使い勝手が良いのも特徴です。
手軽に色々な料理に使用したい人には、おすすめの商品です。
おすすめ顆粒だし:ユウキ食品 / 化学調味料無添加のあごだし
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化学調味料無添加の体に優しいあごだしです。顆粒タイプで使い勝手も良く、料理のお供として申し分のない商品です。化学調味料無添加の商品を探していたり、美味しい料理を手早く作りたい人にはおすすめです。
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