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簡単!野菜だし(ベジブロス)の美味しい作り方・使い方

野菜だし(ベジブロス)の美味しい作り方

健康に良いといわれる野菜だしを、自宅で簡単に作ることができたら…と思った人はいませんか?実をいうと、特別な材料を使うことなく、野菜だしを作ることができます。

そこで、野菜だしを作るときには何が必要なのか?作る手順は?といった基本的なことから、野菜だしを使ったおすすめ料理まで、役立つ情報をわかりやすく解説していきます。

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野菜だし(ベジブロス)の作り方

野菜だしの取り方

野菜だしの作り方はとっても簡単です。というのは、かつお節や煮干しでだしを取るのとは違い、必要なものを買うことが無いからです。

野菜だしなので野菜は揃えなければなりませんが、野菜の実をそのまま使うことはありません。捨てるはずの野菜くずを使うだけで、十分に美味しいだしを取れるところが野菜だしの魅力でもあります。

普段は捨ててしまうような野菜くずをだしとして使うことができるので、とっても経済的です。癖がなく甘味のある風味と植物独特の優しい香りは、野菜が苦手な人であっても、問題なく体に摂り入れることができることでしょう。

>>そもそも「野菜だし(ベジブロス)」って何?

100%天然の野菜から取るだしは、栄養も多く含まれているので、だしを取る手順を覚えて普段から料理に使っていきましょう!

野菜だし(ベジブロス)を取るのに必要な野菜とは?

野菜だしを取るときに必要な野菜くずは、悪臭や灰汁の出ない野菜以外のものであれば、どんなものでもかまいません。

普段は料理で使うことが無い野菜のヘタ、種、皮、芯、茎などを使うことができ、自宅で料理に野菜を使っている家庭であれば、放っておいても出るものばかりです。

代表例を挙げると、トマトやにんじんのヘタ、キャベツやレタスの芯、にんじんやタマネギの皮、かぼちゃの種などがあります。野菜だしに使える野菜くずは様々なので、色々な野菜を使って栄養満点の野菜だしを作り上げましょう!

必要な道具と材料
  • 野菜くずを両手いっぱいくらい
  • 水1000cc
  • お好みで料理酒を小さじ1杯
  • 野菜くずが入るくらいの鍋
  • だし濾し布巾
  • おたま
  • ざる

野菜だしに使う野菜くずの量は、なるべくなら多いほうが良いだしが取れます。あまりにも少ないと良いだしが取れないので、野菜くずが溜まるまではジップロックやタッパーに入れて、冷蔵庫に保存しておきましょう。

野菜だしを取る手順
  1. 鍋に野菜くず、水、料理酒を入れます。
  2. 弱火から中火で、沸騰しないように30~40分程度煮立てます。
  3. 色が出てきたら、だし濾し布巾やペーパーで濾して完成です。

手順を見て分かる通り、野菜だし作りってとっても簡単なんです。多少時間がかかっても難しいことはありませんから、料理が苦手な人でもチャレンジできます。

野菜だし(ベジブロス)を作るときの注意点

野菜だしを作るときに出るアクは、野菜だしの魅力でもあるファイトケミカルです。ファイトケミカルは体にも良い影響を与えてくれるので、アクは取り除かないようにしましょう。

野菜くずが足りないときには、必要に応じて煮干しや昆布などを使うこともあります。しかし、新鮮な野菜だしを取るためにも、基本的には野菜くずだけを使うようにしてください。

野菜だし(ベジブロス)の保管方法

使いきれない野菜だしは、冷凍保存するのが良いでしょう。冷凍保存でもおすすめなのが、そのまま製氷皿で凍らせてしまうことです。製氷皿で凍らせておけば、氷のまま鍋やフライパンに入れて使うことができ、とっても楽チンです。

>>だし汁の上手な保存方法と賞味期限

野菜だし(ベジブロス)を使ったおすすめ料理

野菜だしを使ったおすすめ料理

癖がなくまろやかな味わいの野菜だしは、和・洋・中のどの料理にも合います。中でも一番合うといわれているのがスープ類です。ここでは誰でも簡単に作ることができる、野菜だしを使ったおすすめのスープと料理を紹介していきます。

野菜スープ

野菜をたくさん利用した野菜だしのスープです。野菜しか使わないので栄養満点です。薄味でも問題なければ野菜だしだけで、ほかの調味料は必要ありません。料理の口直しにも良く、野菜好きにはおすすめのスープです。

炊き込みご飯

野菜だしを使った炊き込みご飯です。炊き込みご飯にも色々とありますが、どのような具の炊き込みご飯にも合わせることができます。

野菜だしだけで炊き込んでも美味しいのですが、薄味だと感じるときには醤油を使っても良いでしょう。ただ、醤油よりは柚子胡椒を使った方が、さっぱりとした味わいなので、おすすめです。

炊き込みご飯のバリエーションを増やしたい人にはピッタリの料理です。

>>料理別:美味しいダシの選び方

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おすすめの野菜だし(ベジブロス)

自分で野菜だしを取るのが一番良いのですが、自分で取りたくても時間が無いという人も中にはいることでしょう。そんな人には市販の野菜だしがおすすめです。

>>粉末?パック?だしの種類とメリット・デメリット

いくつかのおすすめの野菜だしを紹介するので、野菜だしに興味がある人は、購入する際の参考にしてみてください。

おすすめパックだし:茅乃舎 / 野菜だし 減塩タイプ

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パック入りの本格的な野菜だしです。だしを取る時間も短縮でき、料理を手早く済ますことができます。減塩タイプの野菜だしなので、塩分を控えた料理を求めている人にはおすすめです。

おすすめ顆粒だし:四季彩々 / 野菜の旨みだし

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5種類の国産野菜を使用した顆粒タイプの野菜だしです。だしが簡単に取れるほか、そのままお湯に溶かしてスープとして飲むこともできます。

食塩無添加のため塩分が気になる人や、色々な料理に使いたい人にはおすすめの野菜だしです。

おすすめ顆粒だし:平和食品工業 / 野菜ブイヨン

現在の価格はコチラ

化学調味料無添加の、体に優しい顆粒タイプの野菜ブイヨンです。20種類以上の野菜を凝縮して仕上げており、野菜の旨みと香りを楽しむことができます。美味しいスープを手軽に飲みたい人や、ベジタリアンの人にはおすすめです。

>>色々なだしの種類と特徴と取り方についてまとめた記事はコチラ

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