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八方だしとは?種類や特徴と出汁の魅力

八方だしについて

八方だしをご存知ですか?煮干しだしや昆布だしに比べると、聞いたことがないという人もいるかもしれません。しかし、八方だしは色々な料理に使える万能なだしなのです。

そのため八方だしのことを知れば、あらゆる料理に役立つといっても過言ではありません。ここでは知らない人でもわかるように、八方だしについて丁寧に解説していきます。

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八方だしとは?

八方だしとは?

八方だしとは、だし汁を煮立たせて酒、醤油、みりんで調味したものをいいます。八方地や八方汁とも呼ばれ、あらゆる用途や料理に八方に使えることから、八方だしと呼ばれています。

色々な料理に使うことができるだしということから、決まった産地や味があるわけではありません。それぞれの料理人によって、使い勝手が良いように工夫して作ることができるのも、八方だしの魅力です。

>>だしの種類と美味しい取り方

八方だしはどんな料理に合う?

八方だしは、あらゆる用途や料理に満遍なく使うことができる万能だしです。野菜の煮物、天だし、そば汁、湯豆腐など、様々な料理に合わせることができます。

特に決まった味がないことから、自分独自の八方だしを作ることができます。数種類の八方だしを作っておけば、料理に応じて使い分けることも可能です。

自分で作った八方だしが、どのような料理に合うのか試すのも楽しいかもしれませんね。

>>料理に合わせた出汁の選び方

八方だしの種類

八方だしにも種類があります。どのようなだしがあるのか把握しておくことで、自分で作るときにも必ず役立ちます。ここで紹介する八方だしをベースに研究を重ね、美味しい八方だしを作り上げてみましょう。

  • 白八方…白醤油を使い、料理の材料を白く美しく仕上げたいときに用います。
  • 酒八方…癖の強い魚貝や野菜に適し、あっさりした味にしてくれます。
  • 濃口八方…濃口醤油を使い、料理の材料を色濃く仕上げたいときに用います。
  • 淡口八方…淡口醤油を使い、料理の材料にあまり色を付けたくないときに用います。

紹介した八方だしは主に煮物に使われることが多いだしですが、特に決まりは無いのでどんな料理にも使うことができます

味付けだけではなく、料理に使う材料の色付けにも役立つので、どのような料理にしたいのかによって使い分けるのが良いでしょう。

>>粉末?パック?だしの種類と特徴

八方だしの栄養素とその効果

八方だしの栄養素とその効果

ここでは、基本的な八方だしに含まれる栄養素を紹介していきます。八方だしに使われる原料は様々で、かつお、煮干し、昆布など食材によって含まれる栄養素にも違いがあります。

色々な原料をだしとして使い、だし汁の栄養価を高めていきましょう。

  • EPA…煮干しに含まれ、中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させる役割を担います。
  • DHA…煮干しに含まれ、生活習慣病の予防や改善に役立ってくれます。
  • ミネラル…昆布に多く含まれる五大栄養素のひとつで、生命維持に欠かすことのできない栄養素です。
  • カルシウム…昆布や煮干しに含まれ、骨や歯を丈夫にしてくれる働きを担います。
  • クレアチン…かつお節に含まれ、エネルギーを作り出し、疲労物質を取り除いてくれます。
  • アンセリン…かつお節に含まれ、エネルギーを作り出してくれます。
  • ヒスチジン…かつお節に含まれ、脂肪燃焼効率を上げてくれます。
  • フコダイン…昆布に含まれ、がん細胞を消滅させる働きがあるといわれています。
  • イノシン酸…代謝を高める働きを担います。

八方だしに使う原料によって、違った栄養素を摂り入れることができます。煮干し、かつお、昆布などの魚貝系には、魚貝特有の栄養素が多く含まれており、体を良い方向に導いてくれます。

煮干しに含まれるEPAやDHAは生活習慣病の予防に役立ち、昆布に含まれるフコダインには、がん細胞を消滅する効果があるといわれています。そのため、大きな病気の予防にも一役買ってくれます

かつお節には体のエネルギーに関係するクレアチン、アンセリン、ヒスチジンが含まれています。これらはエネルギーを作り出し、体を効率的に動かしてくれるほか、肉体の疲労を取り除くのに効果的だといわれています。

だしに含まれる栄養素だけでは栄養が不足しがちになるので、栄養価の高い食材を使った料理に、八方だしを使用することを意識しましょう。そうすることで、さらに健康効果を高めることができます。

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おすすめの八方だし

自分独自の八方だしを作ることも楽しいものですが、時間が無ければ中々作ることができません。そんな人のために、おすすめの八方だしを紹介していきます。

気に入った商品があれば、あらゆる用途や料理の相棒として、手の届くところに置いておきましょう。

ヒガシマル / かるしお八方だし

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国立循環器病研究センターとの共同開発で生まれた八方だしで、ヒガシマルの淡口醤油を使用したこだわりの逸品です。醤油ベースのだしに昆布の上品な香りが合わさり、味と香りの両方を楽しむことができます。

減塩なので塩分が気になる人や、料理のだしとしてだけではなく、直接料理にかけて使用したい人にはおすすめの八方だしです。

ワダカン / 八方汁

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地元の青森では知らない人がいないほど有名な八方だしです。板前さんが使用する万能だしとして昔から知られているため、どのような料理にも合うだしです。

ほかのだしつゆとの違いは、ほたて、あさり、かきが使われ、味があっさりしているところです。普段とは違った原料のだしを料理に使いたい人には、おすすめの八方だしです。

ヤマキ / 八方だし 真鯛のだし

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愛媛県宇和海産の真鯛だしを使った八方だしです。様々な料理のだしとして使うことができますが、特に海・山の幸を使った料理との相性は抜群です。

かつおだしや昆布だしに飽きた人や、簡単に美味しいだしを使った料理を作りたい人には、おすすめの八方だしです。

>>八方だしの美味しい取り方

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