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簡単!煮干しだし(いりこだし)の美味しい取り方・使い方

煮干しだし(いりこだし)の美味しい取り方

煮干しだしは、だしの中でも基本といって良いだしです。煮干しの種類も豊富で、料理によって臨機応変に対応させることが可能です。しかし、煮干しだしを取るのは手間がかかるからと、敬遠している人が多いのも事実です。

実際には少しの時間があれば、料理が苦手な人でも簡単にだしを取ることができます。ここでは煮干しだしの取り方を分かりやすく説明していくので、手順を覚えて煮干しだしを料理に使ってみましょう!

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煮干しだし(いりこだし)の取り方

煮干しだしの取り方

煮干しと聞くと、ほとんどの人が小魚だと思ってしまいがちですが、それだけではありません。貝やエビのことも煮干しと呼びますが、一般的に煮干しといったらイワシです。

イワシの煮干しから取っただしは、イワシの煮干し独特の魚らしい味と香りが特徴です。そのため、煮干しだしを使った料理を食べた人は良く「だしがきいていて」ということがあります。

>>そもそも「煮干しだし(いりこだし)」って何?

煮干しだしの取り方にもいくつかありますが、どれもそんなに難しくありません。煮干し、パック、粉のそれぞれのだしの取り方を紹介していくので、料理をする人はできる限り覚えておきましょう。

煮干しを用いた煮干しだしの取り方

ここでは知っている人も多い、イワシの煮干しからだしを取る手順を紹介していきます。

煮干しからだしを取るときには、下処理が必要になってきます。この下処理が面倒だと感じる人も多いかも知れませんが、それ以外に面倒なことはありません。

煮干しだしを作っておけば、料理をするときにサッと取り出して使うだけなので、少しでも時間があるときにだしを取ってしまいましょう。

必要な道具と材料(3~4人分)
  • イワシの煮干しを25~30g
  • 水1000cc
  • だし濾し布巾
  • おたま
  • ざる

ここで紹介するイワシの煮干しと水の分量は目安です。多過ぎず少な過ぎなければ、好みによって調節しても問題ありません。

煮干しからだしを取る手順
  1. 苦みと臭みを防ぐため、煮干しの腹わたを取り除きます。
  2. 鍋に水を入れ、その水に煮干しを30分以上浸します。
  3. 煮干しがふやけてきたら、鍋を強火にかけます。
  4. 沸騰する直前で弱火にします。
  5. アクを取り除きながら、沸騰しないように10分程度煮立てます。
  6. だし濾し布巾やペーパーを使って濾したら、だしの完成です。

煮干しだしは、作ったらすぐに使うのが理想です。使いきれなくても冷蔵庫で保存することができますが、早めに使いきりましょう。

水だしでの煮干しだしの取り方

水だしで煮干しだしを取るのはとっても簡単です。本来であれば煮干しの腹わたを取り除きますが、水だしであれば取り除かなくても平気ですし、火を使うこともありません。

水だしは、作業時間を減らすだけではなく、煮干しの癖を出すことなくだしを取ることができます。だしを取る時間がもったいないと感じている人は、水だしで煮干しだしを取ることをおすすめします。

必要な道具と材料(3~4人分)
  • イワシの煮干しを約50g
  • 水1000cc
  • 酒を1杯(好みで調節可)
  • おたま

火を使って、だしを取るときの分量でも美味しいだしは取れます。酒は使っても使わなくても良いのですが、煮干しの生臭さを消してくれる効果があります。

水出しで煮干しだしを取る手順
  • 鍋に水と酒を入れ、そこに煮干しを一晩浸しておきます。
  • 一晩置いて煮干しを取り出したら完成です。

一晩置くだけの簡単な方法で、煮干しの美味しいだしを取ることができます。火を使うのが面倒な人は実践してみてください。

煮干しだしパックを用いた煮干しだしの取り方

煮干しを使ってだしを取るのは時間がかかるから…と思っている人には煮干しだしパックがおすすめです。

下処理の必要も無く調理時間も短縮できるので、少しでも料理を作る時間を短くしたい人は、煮干しだしパックを使ってみましょう。

必要な道具と材料
  • 煮干しだしパック1個
  • 水400cc
  • おたま

煮干しだしパックの商品によっては、水の分量が違うものもあります。紹介した分量や商品に書かれている分量にとらわれず、自分好みの味を見つけることで、良いだしを取ることができます。

煮干しだしパックからだしを取る手順
  1. 鍋に水と煮干しだしパックを入れます。
  2. 鍋を火にかけて沸騰させます。
  3. 沸騰したあと中火にして、3~5分程度煮立てます。
  4. 煮干しだしパックを鍋から取り出したら、だしの完成です。

煮干しだしパックを使っても、本格的なだしを取ることができます。料理の頻度が多い人は積極的に使っていきましょう。

粉末煮干だしを用いた煮干しだしの取り方

煮干しだしの取り方の中で、一番簡単といっても良い方法です。調味料がきれて自宅に無い場合でも、粉末煮干しだしさえあれば、美味しい料理を作ることができます。

必要な道具と材料
  • 粉末煮干だしを大さじ1杯
  • 水1000cc
  • おたま

粉末煮干しだしは、商品によって塩分濃度に違いがあります。だしを取るときには、商品によって粉末煮干しだしや水の分量を変えていきましょう。

粉末煮干しだしからだしを取る手順
  1. 鍋に1000ccの水を入れます。
  2. 鍋に粉末煮干だしを入れ、5~10分程度浸けておきます。
  3. 鍋を火にかけて沸騰させます。
  4. 弱火にして1分程度煮立たせたら、だしの完成です。

紹介した手順ではなく、お湯で溶かすだけで取ることができる商品もあります。粉末煮干しだしの場合は、商品によっての違いも把握しておくことが大切です。

煮干しだし(いりこだし)を使ったおすすめ料理

煮干しだしを使ったおすすめ料理

煮干し独特の味が特徴のだしは、味噌との相性がとても良いだしです。煮干しだしを使ったいくつかのおすすめ料理を紹介するので、料理をする際の参考にしてください。

味噌汁

味噌を使った料理といえば味噌汁でしょう。煮干しだしと味噌を入れて簡単に作ることができるのも魅力です。味噌汁に色々な野菜をトッピングすれば、さらに美味しさアップです。味噌汁好きには特におすすめの料理です。

だしを取ったあとの煮干しのから揚げ

煮干しだしを取るときに使ったイワシを、そのまま再利用する料理です。だしを取った煮干しを捨てずに使うことができるので、とっても経済的です。材料を捨てるのがもったいない人にはおすすめの料理です。

>>料理別:美味しいダシの選び方

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おすすめの煮干しだし(いりこだし)

おすすめの煮干しだしを取る商品をまとめました。料理に煮干しだしを使う人は、煮干だしを取るときの参考にしてください。

>>粉末?パック?だしの種類とメリット・デメリット

おすすめ煮干し:藤沢商事 / 塩無添加 たべるにぼし

現在の価格はコチラ

日本近海で獲れた小いわしを、塩を使わずに真水で加工した煮干しです。商品名の通り食べるにぼしなので、食べても美味しいです。ただ、食べるだけでは終わらないのがこの商品の良いところ。

だしとしても使うことができ、色々な料理に合わせることができます。美味しい煮干を食べたい人や、煮干しを料理に使いたい人にはおすすめです。

おすすめ粉末だし:マルシマ / 煮干し粉

現在の価格はコチラ

国産の片口イワシを使用した粉末煮干しです。添加物は一切使用しておらず、体にも優しい商品です。粉末煮干しのため、料理のトッピングに使用したい人や、無添加の商品を求めている人にはおすすめです。

おすすめ煮干し:まるとも海産 / 煮干しいわし

現在の価格はコチラ

明治32年創業の老舗メーカーが送り出す、最良のいわしを厳選した無添加・無着色の煮干しです。紀州湯浅で獲れた新鮮なイワシを、完全手作業で天日に干した煮干しは、美味しいだしを取ることができます。

煮干しを使って最初からだしを取りたい人にはおすすめの煮干しです。

>>色々なだしの種類と特徴と取り方についてまとめた記事はコチラ

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