粉?パック?だしの種類と特徴
だしは様々な原料から取ることができます。しかし、原料から取るだけがだしではありません。だしにも種類があり、それぞれに特徴や用途が違います。それでは、だしにはどのような種類があるのでしょうか?
ここでは、だしの種類の紹介と同時に、それぞれのメリットやデメリットを紹介していきます。種類や特徴を覚えて、自分のスタイルに合っただしを見つけ出しましょう!
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だしの種類と特徴
だしを取る方法は様々で、それに関連した商品もたくさん発売されています。あまりにもたくさんのだしが世の中に出回っているため、どれを使ったら良いのか悩んでしまう人も多いことでしょう。
どれも美味しいだしを取ることができますが、それぞれに特徴が違います。それらのだしを、どのタイミングで使えば良いのかを覚えておくことは、とても重要なことです。
料理にだしを使う人は種類と特徴を覚え、どう使えば効率が良いのかを把握しておきましょう。
だしの種類 | メリット | デメリット |
粉末 | 経済的 調理時間の短縮 味の調節が簡単 |
化学調味料 塩分の取り過ぎ |
だしパック | 調理時間の短縮 計量をしなくても平気 |
味の微調節が難しい 化学調味料 |
液体だし | 経済的 料理にそのまま使える |
塩分の取り過ぎ 好みの味が見つけづらい |
削り節・干し昆布 | 本格的 DHA・EPAが含まれている トッピングやふりかけに最適 |
時間がかかる 失敗するおそれがある |
粉末だしの素
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だしの素は、だしを取るのに必要不可欠といっても良いくらい有名です。ほとんどが粉末で種類もたくさんあり、味もそれぞれ違うことから自分好みの商品を選ぶことができます。
だしの素は味に優れている商品が多く、家庭でも簡単に本格的なだしを味わうことができます。原料から取るのは初心者では難しいため、初心者向きの商品といえるでしょう。
だしの素の使いどころは、料理の味がいまいちのときです。それだけではありませんが、味が物足りないと感じたら、だしの素を足すか料理に直接ふりかけるだけで、味の調節が簡単にできます。
だしの素のメリットとデメリット
多くのメリットを持つだしの素。使いどころも多く使い勝手も良いので、色々な料理に上手に活用していきましょう。
メリット
- 経済的
- 調理時間の短縮
- 味の調節が簡単
- 商品によっては調味料不要
- 家庭でも簡単に美味しいだしが取れる
デメリット
- 商品によっては化学調味料が含まれている
- 塩分が入っている場合、塩分の取り過ぎに注意
だしパック
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手軽にだしを取ることができるといったら、だしパックは外せません。だしパックは、だしとなる原料をパックに詰めて、パックのままお湯に入れれば簡単に美味しいだしが取れます。
化学調味料が含まれているものもあれば、含まれていないものもあり、自分の料理スタイルに合わせて選ぶことが可能です。
だしパックの使いどころは、手早く料理を済ませたいときです。原料から取るよりも早くだしが取れますし、天然のだしパックであれば、だしを取ったあとにパックを破って中身を使うこともできます。
だしパックのメリットとデメリット
だしパックには、パック詰めという利点を活かしたメリットが多く、使い方も簡単です。料理には頻繁に使っていきたい商品です。
メリット
- 調理時間の短縮
- 商品によっては調味料不要
- 自分で計量をしなくても平気
- 家庭でも簡単に美味しいだしが取れる
- 商品によってはパックを破って使うことができる
デメリット
- 味の微調節が難しい
- 商品によっては化学調味料が含まれている
- 塩分が入っている場合、塩分の取り過ぎに注意
液体だし
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だしを取る中でも馴染み深い液体だしは、多くの人も使う万能だしです。味の種類も多く、色々な料理に活用することができます。液体だしは液体自体がだしであることから、幅広い用途で使えるだしです。
液体だしの使いどころは、時間をかけずにだしを作りたいときや、料理の味の調節をするときです。短時間でだしを作ることができますし、作った料理の味付けが気に入らなければ、必ずといって良いほど役立ちます。
液体だしのメリットとデメリット
手軽に使うことができる液体だしは、料理において使いどころがとっても多いです。料理の味を美味しくするためにも、メリットとデメリットを把握しておきましょう。
メリット
- 経済的
- 調味料不要
- 調理時間の短縮
- 味の調節が簡単
- できた料理にそのまま使える
デメリット
- 塩分の取り過ぎに注意
- 種類が多く、自分好みの味を見つけるのが難しい
削り節・干し昆布
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だしを取るといったらこれ!という人も少なくはありません。削り節しも干し昆布も種類が多く、色々な味を楽しむことができます。
削り節に関してはかつお節だけではなく、サバ節やイワシ節が含まれる混合節も存在します。削り方によってそれぞれの特徴が違うため、幅広い用途に使うことができます。
一方、干し昆布も昆布の種類が多く、それぞれ特徴が違います。
削り節も干し昆布も、だし向きの商品が売られています。削り節なら花かつおや厚削り、干し昆布なら、利尻昆布、羅臼昆布、日高昆布、真昆布といったものがだしには向いているといわれています。
使いどころとしては、料理のトッピングやふりかけに使ったり、だしを最初から自分で取るときに使います。だしの素、だしパック、液体だしと違い、本格的なだしを取ることができます。
削り節・干し昆布のメリットとデメリット
削り節・干し昆布からだしを取るのは、何度か自分でだしを取った人向けです。初めてだしを取る場合には、メリットとデメリットを覚えて、美味しいだしが取れるようにしましょう。
メリット
- 本格的なだしが取れる
- ミネラルが含まれている
- DHA・EPAが含まれている
- 自分好みの味に調節できる
- 料理のトッピングやふりかけに最適
デメリット
- だしを取るのに時間がかかる
- 初心者の場合は失敗するおそれがある