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マロウブルーティーの成分や効果効能

マロウブルーティーについて

マロウブルーティーは面白い特徴があります。それは色の変化を楽しむことができるというものです。その美しい色の変化から「夜明けのハーブ」と呼ばれています。ここではマロウブルーティーの特徴成分効能、だけでなく、飲み方注意点ブレンドに至るまでご案内させていただきます。これを読めばきっとあなたもマロウブルーティーについて詳しくなれるでしょう。

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マロウブルーティーの特徴

マロウブルーティーの特徴

マロウブルーティーの特徴はそのにあります。お湯を注ぐと鮮やかな青色となり、そこにレモン果汁を少し加えると、ピンク色に変化します。このロマンチックな色の変化から「夜明けのハーブ」と呼ばれています。飲み口にクセはなく(無味に近い)、フローラルな香りがあります。

また、マロウブル―はウスベニアオイと呼ばれるアオイ科の植物でハーブティーとして使用されるのは赤紫色の花の部分です。

マロウブルーティーの色の変化

色の変化

マロウブルーティーの大きな特徴である色の変化、この仕組みに関わる物質はアントシアニンと呼ばれます。アントシアニンはpHの変化(酸性、中性、アルカリ性)によって色が変化します。

マロウブルーにお湯を注ぐとまずは青色になり、そこにレモン果汁など、酸性にするものを加えるとピンク色(赤)に変わります。これはpHの変化によってアントシアニンの構造が変化し、吸収する光の波長が変わることで起こります。また、色は時間の経過とともに退色していきます。

同様に色の変化を楽しめるハーブとしてはマロウブラックがあります。こちらも酸で色が変化しますが、名前のとおり、暗い色味となります。価格はこちらのほうが少しリーズナブルとなります。(下記に商品紹介有)

マロウブルーティーの成分と効果効能

マロウブルーティーの効能としては消化器系の炎症を抑える作用があげられます。

成分

  • アントシアニン
  • ペクチン
  • タンニン

効能

  • 炎症を抑える

>>ハーブティーの種類と効果効能一覧

炎症を抑える

この作用はペクチンタンニンによるものとされています。ペクチンは粘膜質と呼ばれる性質を持ち、消化器系、口から腸にかけて粘膜を保護することで炎症を抑えます。タンニンは収れん作用によって粘膜の保護をします。これにより、せきや気管支炎、花粉症による粘膜の炎症、タバコの吸いすぎなどの呼吸器系の症状や、胃炎、腸炎などの症状緩和にも良いとされています。収れん作用とは物質が体内のタンパク質と結合することによって不溶の沈殿物質を作り、組織表面を覆うことです。これにより組織が保護されることにつながります。

肌の炎症を抑えるためには飲むのではなく、ティーをコットンなどに含ませて炎症部位にあてることでその効能が得られるとされています。その場合は飲む時よりも濃く作り使用すると良いでしょう。ただし、炎症を抑えることに使用するのは少しもったいないかもしれません。

マロウブルーティーの注意点

ハーブは薬ではありませんので医師から処方された薬の代わりに使用することはできません。また、そのメカニズムについても解明されていない部分が多いというのが現状です。ですが、その効能が認められ、飲まれ続けているという事実は変わりません。効能についての理解した上でハーブティーの良さを楽しみましょう。

>>ハーブティーに潜む副作用とアレルギー

>>カフェインレスでも注意なハーブティーの効果

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マロウブルーティーの上手な入れ方

マロウブルーティーはホットだけでなく、アイス(水出し)で楽しむメリットが多くあります。それぞれの入れ方について紹介させていただきます。

ホットティー

  •  用意するもの
    • ティーポットや急須(蓋ができるもの)
    • 茶こし(ティーポットについている場合、ティーバッグを使う場合は不要)
    • ティーカップ
    • お湯 150~180cc (1杯分)
    • ハーブ ティースプーン山盛り1杯:1~2g (1杯分)

※お湯とリーフの量は目安です。

  • 入れ方
    1. お湯を沸かす
    2. ティーポット(急須)とティーカップにお湯を注ぎ、温まったらお湯を捨てる(ティーカップのお湯はそのまま)
    3. ティーポットにハーブを入れる
    4. お湯(95℃以上)をティーポットに入れ、蓋をして約5分蒸らす
    5. ティーポットを水平にしたまま軽く回し、濃さを均一にする
    6. ティーカップのお湯を捨ててティーを注ぐ

※必ず沸騰したお湯を使用してください。

※ティーバッグを使用する際は商品によってハーブの量が異なりますので、表示の通りにいれてください。

アイスティー(水出し)

  •  用意するもの
    • 蓋のできる容器
    • 茶こし(容器についている場合、ティーバッグを使う場合は不要)
    • 水(常温) 750ml
    • ハーブ ティースプーン山盛り3杯:3~4g

※お湯とリーフの量は目安です。

  • 入れ方

容器にマロウブルーを3~4gと水(常温)750mlを入れ常温でおきます。抽出時間の目安は2時間です。茶こしが付いていない容器の場合、茶こしを使って注ぎましょう。

水出しはホットに比べ鮮やかな色味になるだけでなく、色持ちも良くなります。

>>ハーブティーの入れ方を徹底解説

マロウブルーティーの上手な飲み方

マロウブル―ティーの上手な飲み方

マロウブル―ティーは安全性が高く、飲むタイミングや量についての注意はありません。(常備薬などがある場合はその限りではありません。)

ストレートで飲む場合は無味に近いので、はちみつを加えると飲みやすくなります。色の変化を楽しみつつ美味しく飲む方法としてはアイスでカルピスをブレンドする飲み方が有名です。作り方としてはアイスのマロウブルーティー(水出し)150mlをガラスのコップに入れ、カルピスの原液を30ml程度加えてください。その際、ゆっくりと注ぎ込むことで色の変化を楽しむことができます。また、水出しにしたマロウブルーティーはにすると美しく、おもてなしなどにも良いでしょう。

マロウブルーティーとのブレンドに相性の良いハーブ

効能の面から相性の良いハーブとしてはまず、ローズマリーローズヒップがあげられます。これらは腸の健康を整える効能で相性が良いと言えます。その他には鼻づまりなどの症状緩和のためにセージフェンネル風邪予防にはタイムを合わせると良いでしょう。

また、色を楽しむのに良いハーブとしてマリーゴールドなど黄色のハーブがおすすめです。黄色のハーブをブレンドすると、青色ではなく、きれいな緑色となりいつもと少し違うマロウブルーティーを楽しむことができます。

>>自作ハーブティーのブレンド方法

おすすめのマロウブルーティー

マロウブルー(100%)

シンプルに楽しむためにはまずはマロウブルー単体で。下記の商品は参考までにご覧下さい。少量のものもあるのでまずはお試しも良いでしょう。

Tea-Boutique / ハーブティーミニパックマローブルー・フラワー
現在の価格はコチラ

10g入りです。ちょっと試してみたいという方にお勧めの少量サイズです。

ビィーナース / マローブルーティー
現在の価格はコチラ

ティーバッグタイプ15個入り。使いやすいティーバッグタイプです。

生活の木 / マロウブルー
現在の価格はコチラ

50g入り。オーガニックのものです。同社には50g、100g、1kgのタイプがあります。大容量になるにつれてコストパフォーマンスは良くなります。

ブレンド・その他

下記には目的別のブレンドティーとマロウブルーと同品種で同じく色が変化するマロウブラックを紹介させていただきます。

生活の木 / ミッドナイトフラワー
現在の価格はコチラ

ティーバッグタイプ8個入り。鎮静作用のあるハーブを中心に6種類がブレンドされています。

健康茶とハーブティー専門店 果林 / マロウブルーブレンド(ハイビスカス、ローズヒップ)
現在の価格はコチラ

30g入り。マロウブルーにハイビスカスとローズヒップをブレンド、ビタミンを多く含む美容に向くブレンドです。

神戸アールティー / マロウブラック
現在の価格はコチラ

100g入り。マロウブルーと同様pHの変化で色が変わるハーブ、マロウブラックです。同社には500g入りのものもあります。

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