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自作ハーブティーのブレンド方法と相性の良い組み合わせ

ハーブティーのブレンド方法

様々な効果が期待できるハーブティーですが、1つのハーブでは味や効果も限られてきます。ハーブティーを飲み始め、そろそろ慣れてきた方、もう一歩踏み込んだハーブティーの世界を味わってみませんか?

今回はブレンドハーブティーに焦点をあてて、基礎知識や相性の良いブレンドを紹介していきたいと思います。

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ハーブティーをブレンドする時の基礎知識

ハーブティーをブレンドする時の基礎知識

まずはハーブティーのブレンドについての基礎知識からご説明してきます。そもそもなぜブレンドしたハーブティーがあるのか、そこから紐解いていきましょう。

ハーブティーは一言にいっても100種以上あり、飲みやすいものから、味が苦いものまで様々です。味もさることながら効果もそれぞれあり、自身が得たい効果のハーブティーが必ずしも自分の好みの味とは限りません

そんな時に便利なのがハーブのブレンドです。甘味や旨味のあるハーブをブレンドすれば、美味しさは格段に上がります。自分の目標と好みに合わせたオリジナルブレンドを作り出すことができたなら、毎日飲むことも苦にはならないことでしょう。

またハーブをブレンドすることによって相乗効果が高まります。効果のアップはもとより、複数の効果を期待できるのは飲む上ではこの上ないメリットだと思います。

ブレンドするときに注意したいこと

そうなると、どんどんブレンドしたくなるところですが、ブレンドするときの基礎知識として相性は重要なファクターとなります。

相乗効果を得られると言いましたが、それはお互い相性がいいもの同士でブレンドした場合です。裏を返せば、相性が悪いものをブレンドしてしまうと効果は薄まってしまうという点は注意が必要です。

ブレンドする前に必ずそのハーブの効果を確認しておきましょう。その中で明らかに効果が相反するハーブはブレンドしてはいけません。

例えば、”睡眠促進のハーブ”であるラベンダー、”覚醒を促すハーブ”であるペパーミントをブレンドするとそれぞれの効果が打ち消し合い、せっかくの効果を得にくくなります。ハーブの効果をあらかじめ調べておけば想像に足る結果になると思います。

ただ今のは一例であり、ジャーマンカモミールは非常に多くの効果を含み、様々なハーブと組み合わせやすい万能のハーブです。基礎知識としてオリジナルのブレンドをする際には参考にしてみてください。

>>ハーブティーの種類と効果効能一覧

自作ハーブティーのブレンド方法

自作ハーブティーのブレンド方法

それでは早速、ブレンドの方法をご説明していきましょう。難しいテクニックやプロセスは一切ありません。分量も大さじで量るだけなので簡単です。

ハーブティーのブレンドに必要な材料

まず準備するものですが、要となるのは自分の気分や悩みに効果のあるドライハーブと、自分の好みの味のドライハーブです。ブレンドに不安のある人は、ジャーマンカモミールやハイビスカスがオススメです。

>>カモミールティーの成分や効果効能

>>ハイビスカスティーの成分や効果効能

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この2種は味のベースになりやすいです。他にも相性の良さはありますが、そちらはこの後ご紹介していきます。

続いて道具ですが、ジップ付き袋(ジップロックなど)、大さじ、保存用ガラス瓶ラベルシールを用意してください。

ハーブティーのブレンド方法

ブレンドの工程は次の3つです。

  1. 用意した清潔なジップ付き袋にブレンドしたいハーブを分量を量って入れます。
  2. 袋の中に空気を含ませながら口を閉じ、袋を振ってハーブをブレンドします。
  3. 保存用ガラス瓶にブレンドしたハーブを入れ、しっかりと蓋を閉めます。この際、ブレンドした日付、使用したハーブを記入したラベルを貼りましょう。

分量はそれぞれの相性があるため、こちらも後程ご紹介していきます。またハーブは保存期間が1年程となっているため、確認のためにもラベルの記入は是非行ってください。

ストックされたブレンドハーブティーは、その都度大さじで量り使うことになります。

自作ブレンドハーブティーの美味しい入れ方

ドライハーブを使用しているので、自作ハーブティーの入れ方をここで一緒に学んでおきましょう。

準備するものは先ほどのブレンドハーブとティーポット、ティーカップ(150~180cc)、茶漉し、お湯になります。

  1. ティーポットとカップはあらかじめ熱湯で温めておきます。ティーカップ1杯に対して大さじ1杯(3~10g)のハーブをティーポットに入れます。
  2. 沸騰から一呼吸置いたお湯(95℃程度)をティーポットに静かに注ぎ、香りが逃げないように素早く蓋をします。そのまま3分蒸らしてください。
  3. 蒸らし終えたら、すぐに茶漉しなどでハーブを取り除きながら、ティーカップに注いでください。長時間蒸らすと苦みや渋みが出てきてしまいます。

ハーブの量に幅があるのは、お好みの量で調節ができることを意味しています。その都度量を変えてみて理想の分量を探してみてください。

>>ハーブティーの美味しい入れ方

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相性の良いハーブティーの組み合わせレシピ

相性の良いハーブティーの組み合わせレシピ

ここではブレンドすると相性のいいハーブの組み合わせをいくつかご紹介していきます。しかしあくまでオススメでしかありません。味などは好みがあるため、こちらを参考に自分のオリジナルブレンドを探してみるのも楽しいです。

また分量は断りがない限りは1:1となっています。ただこの分量も参考に好みで調節してみるといろいろな発見があるでしょう。

2種類のハーブを組み合わせるブレンドレシピ

まずは先ほど出させていただいたジャーマンカモミールと相性がいいハーブの組み合わせを中心に紹介します。

他のハーブにも応用できるレシピですので、ブレンドするハーブの効果や効能に注意しつつ実践してみてください。

+エルダーフラワー
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花とリンゴやマスカットに似た良い香りがします。ハーブ独特の濃厚さは際立ちますが、甘味が不足するのでハチミツなどを入れるといいかもしれません。

胃腸を整え、精神面に優しくリラックスさせる効果を感じられる組み合わせです。

+オレンジピール
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アップルのような香りが特徴で、味は薄めでさっぱりとフルーティーです。若干ピールの苦みを感じますが、相性はかなり良いです。

分量は1:1だと苦みがあり味がさらに薄めになってしまうため、ジャーマンカモミールを多めにしたほうがいいです。

+ジャスミン
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控えめなカモミールの香りで、ジャスミンの香りは抑え気味になります。味は後味すっきりなカモミールティー、あるいはほんのり甘いジャスミンティーをイメージしてもらえればいいかと思います。

+ジンジャー
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香りカモミールの甘い香りとスパイシーなジンジャーの両方を感じるいい香りがします。味はマイルドなジンジャーティーですが、ジンジャーのピリリとした刺激を感じることができます

1:1の分量でも十分美味しいですが、バランスをうまく調整すればさらなる美味しさを得られると思われます。相性は非常に良いです。

+ステビア
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香りはやや控えめのジャーマンカモミールで、香りも少々控えめなブレンドになります。味はステビアの甘さがついたジャーマンカモミールティーをイメージしてください。

+ハイビスカス
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香りは穏やかなハイビスカスがメインで、ジャーマンカモミールの香りがプラスで香ってきます。ハイビスカスの酸味が落ち着き、丸み帯びた味がします。香りと味がうまく融合したオススメのブレンドです。1:1だとハイビスカスが強すぎるという方は、ジャーマンカモミールを多めにしてもいいでしょう。

3種類のハーブを組み合わせるブレンドレシピ

さて続いては複数のハーブをブレンドしたものをご紹介します。2つ以上の組み合わせなので、分量は少し気を付けるといいです。

ジャーマンカモミール+パッションフラワー+リンデン

リンゴに似たジャーマンカモミールの甘く柔らかな香りとイエロー系のあたたかなお湯の色は、穏やかな気分になりたいときに最適です。

分量は上記の順で、4:1:1のジャーマンカモミール多めがいいです。

ハイビスカス+シベリアンジンセング+リンデン

豊富なクエン酸による酸味を持ち、目にも鮮やかな赤い湯色を眺めれば、心身がシャキッと目覚め、パワーに満ちてくること請け合いです。休日を思いっきり楽しみたい方にオススメです。

マテ+レモングラス+ローズマリー

ビタミンやミネラルを豊富なことから”飲むサラタ”と呼ばれるマテをベースに、心地よい苦みや渋み、そしてレモングラスの爽やかな香りで、食べすぎや飲みすぎで調子がすぐれない体や気分をすっきり軽やかに整えてくれます。分量は紹介した順に、1:4:1でレモングラスを多めにするのがおススメです。

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