アプリコットブランデーとは?種類や飲み方と定番銘柄
ブドウ以外のフルーツで作られるフルーツブランデーは、世界各国で作られており、フルーツの数だけ種類があると言われています。アップルブランデーが有名ですが、アプリコット(あんず)のブランデーも人気です。
そんなアプリコットブランデーの種類や特徴、定番銘柄からおすすめの飲み方までご紹介します。
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アプリコットブランデーってなに?
ブランデーはブドウの果汁を発酵させてワインを作り、それを蒸留して作られています。フルーツブランデーも基本的には同様に、フルーツを原料として醸造酒を作り、それを蒸留して作られています。
アプリコットブランデーも同様に、アプリコット(あんず)から醸造酒を作り、それを蒸留して作られますが、それだけではありません。アプリコットブランデーには種類があり、製造方法が全く異なります。
アプリコットブランデーの種類
「アプリコットブランデー」を調べて見ると、「スピリッツにアプリコット(あんず)を漬け込んだリキュール」と説明されていることが多いです。つまり、アプリコットブランデーという言葉には、リキュールも含まれているということです。
アプリコットブランデーには大きく分けて2種類あり、1つはフルーツブランデーとしてのアプリコットブランデーです。これは簡単に説明すると、ブドウの代わりにアプリコットを用いて作ったブランデーであり、製造方法もブランデーとあまり変わりません。
もう1種類が、「リキュール」のアプリコットブランデーです。スピリッツにアプリコットを漬け込んで作ったリキュールもアプリコットブランデーと言います。このときスピリッツにブランデーが使われているものがあるなど、銘柄によって違いが大きいのが特徴です。
アプリコットブランデー定番の銘柄とおすすめの飲み方
前述した通り、アプリコットブランデーには「ブランデータイプ」と「リキュールタイプ」があります。それぞれ製法が異なっており、味わいや風味も異なります。
それぞれの定番の銘柄とおすすめの飲み方をご紹介しますので、ブランデー選びの参考にしてみて下さい。
ゼテア パーリンカ
ブランデータイプのアプリコットブランデーの定番銘柄はZETEA(ゼテア)のパーリンカです。パーリンカとは、500年以上の歴史を誇るハンガリーのフルーツブランデーであり、日本の焼酎に近いお酒です。
特定のフルーツを原料とするフルーツブランデーではなく、プラム、アプリコット、ラズベリー、洋梨、りんごなど様々なフルーツを使って作られています。
ゼテアのパーリンカの中でもアプリコットは風味が良く、甘みと酸味のバランスに優れています。数少ないブランデータイプのアプリコットブランデーの中でも定番と呼べるおすすめのアプリコットブランデーです。
おすすめの飲み方
パーリンカのおすすめの飲み方は、本場ルーマニアと同じようにストレートで飲むのがおすすめです。小さなショットグラスに入れて、クイっと一気に飲むのが現地ではポピュラーな飲み方です。食前酒や食後酒として、クイっと飲んでみてはいかがでしょうか?
ボルス アプリコットブランデー
現在の価格はコチラ |
リキュールタイプのアプリコットブランデーの定番銘柄はボルスのアプリコットブランデーです。数種類のハーブと厳選されたコニャックの味わいとアプリコットの風味がミックスされた完成度な高いアプリコットリキュールです。
世界中のバーテンダーから高く評価されており、世界各国のバーに常備されているリキュールの1つです。ブランデータイプよりも価格が安いのも特徴であり、気軽にアプリコットの風味を楽しめます。
おすすめの飲み方
ボルスのアプリコットブランデーのおすすめの飲み方は「カクテル」です。ボルスのアプリコットブランデーはハーブの香りが程よく感じられるのが特徴であり、柑橘系のフレーバーとの相性が抜群です。
ですので柑橘系フレーバーの「パラダイス」や「バレンシア」などのカクテルで飲むのが非常におすすめです。炭酸にも非常に合うので、色んな飲み方を試してみて下さい。