ヘネシーの特徴とおすすめのブランデー
高級酒の代名詞「ヘネシー」。世界中で愛され続けているコニャックのトップブランドです。日本でもブランデーブランドとしては最も知名度が高いブランドであり、高級品であることからホストクラブやキャバクラでも定番のお酒です。
そんなヘネシーの歴史とブランデーの特徴、おすすめの銘柄についてご紹介します。
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ヘネシー(Hennessy)の特徴
創業250年を数えるコニャックを代表するブランド「ヘネシー」。高級酒の代名詞としても知られており、ブランデーを飲まない方でも知っている人が多いのではないでしょうか。ヘネシーは高級酒としてあまりに有名であるため、日本では高級クラブなどでもお馴染みです。
ヘネシーのブランデーの特徴は、何と言っても高品質な点です。ヘネシーは妥協のないコニャック作りによって、高品質なコニャックを世に送り出し続けています。
そのこだわりは多岐にわたります。その1つがブランデーの原料となるブドウです。ヘネシーはユニブランというフルーティーな品種を、第一等級の畑である「グランド・シャンパーニュ」「プティット・シャンパーニュ」「ボルドリ」「ファン・ボア」それぞれで栽培し、最高の品質を目指しています。
また、熟成させる樽に関しても、樹齢100年以上のフランスのオーク樽を30万樽以上有しており、強いこだわりがあります。オー・ド・ヴィーと呼ばれる原酒も古いものは200年以上前から保存しており、これらをブレンドすることでヘネシーの高品質なコニャックが生まれています。
ヘネシー(Hennessy)の歴史
ヘネシーは今から250年以上前の1765年に創業されました。創業者のリシャール・ヘネシーはアイルランド出身ですが、ルイ15世統治下のフランスに移住し、コニャック地方でヘネシーを設立しました。
250年に渡って高品質なコニャック作りを続けてきたヘネシーは、高級酒の代名詞として世界中で愛されています。ヘネシーはコニャック作りだけではなく、多くの点で世界中のブランデーに影響を与えたブランドでもあります。
その1つが「品質の格付け」です。コニャックの品質の違いを「星の数」で示す方法は、今では当たり前のように使われていますが、これはヘネシー創業者のひ孫「モーリス・ヘネシー」が始めたものです。
他にも、コニャックのカテゴリーの1つ「X.O(Extra Old)」を生み出したのも、ヘネシーです。これはそもそもは家族や友人たちのために作られた基準ですが、今では世界標準の基準となっています。
また、ヘネシーのコニャックは早くから世界各国へ向けて輸出されており、1794年にはアメリカ向けの輸出が始まっていました。日本に初めて輸出されたのは1868年と言われています。
ヘネシー(Hennessy)のおすすめのブランデー
250年以上の歴史を誇る、高級酒の代名詞「ヘネシー」。豊かで華やかな香りと上質な味わいから、日本でも特に人気の高いコニャックブランドです。そんなヘネシーの展開しているブランデーの主な銘柄は以下の通りです。
- ヘネシーVS
- ヘネシーVSOP
- ヘネシーXO
- ヘネシーパラディー
- ヘネシーパラディーインペリアル
- リシャール ヘネシー
この中でも、特に人気・評価の高いおすすめのヘネシーのブランデーをご紹介しますので、ブランデー選びの参考にしてみて下さい。
ヘネシーVS
現在の価格はコチラ |
まず、初めてヘネシーのブランデーを飲むというのであれば、ヘネシーの中でも最も手の出しやすい価格帯のコニャック「ヘネシーVS」がおすすめです。比較的安価な価格帯ながらも、ヘネシーの高級感を感じることのできるコニャックです。エレガントで華やかな香りと、まろやかな口当たりが魅力です。
初心者にもおすすめのコニャックであり、コストパフォーマンスに優れた逸品です。グラスに注いだ時の香りの立ちや味わい深さなど、あらゆる面で高品質であり、ヘネシーのこだわりを感じることのできるおすすめのコニャックです。
リシャール ヘネシー
現在の価格はコチラ |
限定品を除き、ヘネシーの最高級コニャックが「リシャール」です。クラブなどでは100万円以上で提供されていることもある、高級酒です。ボトルの美しさから香りや口当たり、色味まで全てが1級品です。
100年以上熟成させた原酒もブレンドされており、そのまろやかさは他のブランデーでは到底出せません。ボトルにもこだわっており、バカラのクリスタルガラスが使われた流線型の美しいボトルとなっています。1度は飲んでみたいヘネシーが誇る最高級コニャックです。