カルビー(Calbee)のシリアルの魅力や特徴
かっぱえびせんやじゃがりこ、サッポロポテトなど数多くのヒット商品を送り出している日本のお菓子メーカーのトップブランド「カルビー」。
カルビーはシリアルに関しても多くのシェアを握っており、中でもフルーツグラノーラは日本のシリアル市場でトップシェアを誇っています。そんなカルビーのシリアルの特徴や評判についてご紹介します。
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カルビー(Calbee)とは
1949年に広島市で創業したお菓子メーカー「カルビー」。「かっぱえびせん」や「じゃがりこ」、「サッポロポテト」など数々のヒット商品を出している日本を代表するお菓子メーカーです。
カルビーは創業当時は松尾糧食工業株式会社という社名でしたが、1955年のかっぱあられの発売と同じ年に、カルビーと社名を改めました。カルビーの由来は、当時の日本人が不足していたミネラル「カルシウム」とビタミンB群の代表的なビタミン「ビタミンB1」を組み合わせた造語です。
カルビーは総社員数3000人以上、売り上げ1800億円を誇る大企業です。お菓子メーカーとして日本はもちろん世界的にも活躍しています。
カルビー(Calbee)の歴史
カルビーの歴史は1949年に広島市で始まりました。松尾糧食工業株式会社という社名で食品の製造を行う会社として設立されました。1955年に日本初の小麦粉を使ったあられを発売します。誰しもが1度は食べたことがあるお菓子「かっぱえびせん」の元になる「かっぱあられ」というお菓子です。
当時は戦後間もない時期であり、米の価格が高かったので、安価な小麦を使って手軽に栄養を摂取できるお菓子を作るという思いから生まれたのが「かっぱあられ」です。同年には社名をカルビー製菓に変更しています。
カルビーの転機となったのは1964年の「かっぱえびせん」の発売です。これまでかき揚げなどにしか用途の無かった瀬戸内海産の小さなエビを小麦の生地に練り込んで作られたお菓子です。創業者が子供時代から食べていたエビのかき揚げをスナック菓子にできないかと研究を重ねて誕生しました。
かっぱえびせんのヒットによって全国区の知名度を得たカルビーは、その後も1972年にはサッポロポテト、1975年にはポテトチップスとヒット商品を世に送り出し続けています。
カルビーがシリアル商品を展開したのは、1988年からです。1991年には日本のグラノーラ市場を席巻しているフルーツグラノーラが発売されました。
カルビー(Calbee)のシリアルの特徴
カルビーのシリアルと言ったらやはり「フルーツグラノーラ」です。日本国内のシリアル市場において売上No.1のシリアルです。カルビーのシリアル事業もフルーツグラノーラのヒットのおかげで、過去最高の売り上げを更新しています(2014年)。
フルーツグラノーラは、ごはん・パンに次ぐ第3の朝食として浸透しており、おいしさと栄養補給に優れたシリアルとして非常に高い人気を博しています。
フルーツグラノーラの他にもカルビーは「マイ朝フレーク」という新ブランドで2015年からコーンフレークを展開しています。これらのカルビーのシリアルの特徴は、日本人の好みに合わせた味付けです。他のシリアルの会社は海外のメーカーが多く、良くも悪くも本場の味のシリアルです。
しかし、カルビーのシリアルは日本人が日本人に向けて作っていますので、日本人が食べやすい味というのが特徴です。カルビーのフルーツグラノーラがシリアル市場でNo.1なのもこの点が大きく影響しているのではないでしょうか。
カルビー(Calbee)シリアルの種類
カルビーが展開しているシリアルは、2つのブランドで展開されています。1つは、フルーツグラノーラを展開している「フルグラ」。もう一つはコーンフレークを展開している「マイ朝フレーク」です。
この2つの種類のカルビーのシリアルについて、特徴や評判をご紹介します。
フルーツグラノーラ
現在の価格はコチラ |
日本のシリアル市場で最も売れているシリアルがカルビーのフルーツグラノーラです。香ばしく焼いたオーツ麦と玄米にドライフルーツをミックスしたシリアルです。国内で販売されているフルーツグラノーラで最も美味しいと評判の良いシリアルです。もちろん栄養価的にも優れており、豊富な食物繊維と鉄分が魅力です。
マイ朝フレーク
現在の価格はコチラ |
2015年から展開している新ブランド「マイ朝フレーク」のシリアルです。ベーシックなコーンフレークであり、毎日食べられるように甘さを抑えて後味を良くしています。飽きがこない味だと評判も上々のシリアルです。栄養素がバランス良く配合されているのも特徴であり、手軽に豊富な栄養を補給できるシリアルです