茶葉の種類から入れ方まで
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中国の青茶(烏龍茶)の種類や美味しい入れ方

青茶(チンチャ)・烏龍茶について

中国茶の中でも私たちの生活に最も馴染み深いといえる青茶(烏龍茶)。一口に青茶(烏龍茶)といっても種類が非常に多く、もちろん種類によって味や香りに様々な特徴があります。

ここではそんな中国の青茶(烏龍茶)の種類や美味しい入れ方について紹介していきます。

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中国茶の種類【青茶(チンチャ)】とは?

中国茶の種類【青茶(チンチャ)】とは?

チャノキの茶葉を発酵している途中で加熱することによって発酵を止めた半発酵茶が青茶です。発酵が15%~80%とかなり幅があり、種類によって発酵の進行度が違うので特徴が共通していません。

茶葉の発酵途中の色が銀青色になるので青茶(ちんちゃ)と呼ばれており、「せいちゃ」や「あおちゃ」とも呼ばれます。日本で馴染み深い中国茶のひとつである烏龍茶は青茶の一種です。

中国・福建省を代表する中国茶の種類ですが、福建省から移住した人や青茶を作る技術を学んだことによって、現在では台湾を代表する中国茶にもなっています。

>>台湾茶について詳しくはコチラ

台湾の烏龍茶は発酵度が比較的軽いものが多いので馴染みやすく人気があります。中国の烏龍茶は鉄観音(てっかんのん)がよく飲まれます。

>>鉄観音茶について詳しくはコチラ

青茶と烏龍茶の違い

発酵を途中で止めた半発酵茶である青茶の一種が烏龍茶という関係になりますが、青茶の種類が烏龍茶の種類で独占されているので青茶=烏龍茶という認識を持っている人も少なくありませんし、それでも通じてしまうので問題があるわけではありません。

しかし厳密には青茶=烏龍茶ではありませので、烏龍茶は青茶の一種ということは頭の片隅に入れておきましょう。

>>中国茶の種類

中国の代表的な青茶(烏龍茶)の銘柄

中国の代表的な青茶(烏龍茶)の銘柄

青茶の銘柄は烏龍茶の銘柄で独占されています。青茶(烏龍茶)は発酵度合いに幅があるので香りや味わいにも差があります。

以下で青茶(烏龍茶)の銘柄と特徴を紹介していくので、自分の好みの青茶(烏龍茶)選びの参考にしてみてください。

凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)

台湾を代表する銘柄として知られている青茶が凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)です。元々は台湾の南投県鹿谷郷東部の山腹で栽培されていた烏龍茶ですが、現在では台湾広域で栽培されています。

1970年代の経済開放政策が推進された時期に、官民一体となって凍頂烏龍茶のブランド化を推し進めたことから台湾を代表する烏龍茶として認知されていった経緯があります。

味は緑茶に近いですが、茶葉を加熱する方法が日本の緑茶とは異なるので独特の爽やかな香りを持っているのが特徴です。アレルギーを抑制する作用のあるメチル化カテキンの含有量が多いので、花粉症に有効とされている烏龍茶です。

>>凍頂烏龍茶について詳しくはコチラ

東方美人茶(とうほうびじんちゃ)

台湾で生産される青茶(烏龍茶)の一種で、発酵度が比較的高く紅茶のような味わいが特徴となっているのが東方美人茶(とうほうびじんちゃ)です。東方美人とも呼ばれます。

害虫の被害によって商品として使えなくなってしまった茶葉を製茶した際、甘く香り高い味わいで評判になり、ヨーロッパに輸出されるようになります。人気が出たのは19世紀末から20世紀に入ってからのことであり、イギリスでオリエンタル・ビューティーと名付けられ、東洋では東方美人という名前で定着することとなりました。

>>東方美人について詳しくはコチラ

武夷岩茶(ぶいがんちゃ)

中国・福建省北部の武夷山市で生産される青茶(烏龍茶)が武夷岩茶(ぶいがんちゃ)です。樹が風化した山肌の岩に生育しているのが名前の由来です。高木のような独特で芳醇な香りと渋みと甘みを兼ね備えている味わいが特徴であり、数回煎じても味や香りが持続するといわれています。

最も貴重とされている青茶(烏龍茶)のひとつであり、特に大紅袍(だいこうほう)といわれる茶葉は、政府が管理している武夷山に自生するわずか4本の樹から採れる茶葉であり、最初に採れる第一世代は一般で手に入れることは不可能といわれています。ちなみに価格は、2002年の広州茶博覧会で大紅袍20gで300万円弱もの高値で落札されています。

高価なお茶との認識から隣接する江西省などでも、山地に関わらず武夷岩茶を名乗っていた時期もありましたが、生産者や消費者を保護する為、中国国家品質監督検験検疫総局によって原産地地域産品保護規定に基づき、原産地域産品専用マークを使用することを許可されています。

鉄観音(てつかんのん)

福建省・安渓県を中心に生産されている烏龍茶の代表的な銘柄が鉄観音(てつかんのん)です。青茶の中でも最も昔から飲まれている銘柄ですが、生産量が烏龍茶全体の5%程度しかない為、高級茶として扱われています。

強く茶葉を揉捻(茶葉を揉むこと)することによって丸みを帯びた形状になっているのが特徴です、香ばしい香りとほのかな甘い香り、苦みがありつつも甘みのある後味が魅力の銘柄です。

20世紀初期に中国国外の品評会にて優勝して以来、世界的に人気のある銘柄となり、日本で初の缶入り烏龍茶を発売した際にはブレンド茶葉のひとつに鉄観音が使用され、日本でもよく知られている銘柄となっています。

>>鉄観音茶について詳しくはコチラ

水仙(すいせん)

福建省の中心を流れる閩江(みんこう)という川を隔て、北は閩北水仙、南は閩南水仙とされています。同じ水仙でありますが製造方法も見た目も違った茶葉になっています。

甘みのある味と独特の甘い香りが特徴となっている青茶(烏龍茶)であり、鮮やかな赤褐色の水色が特徴です。

水仙は生産量が多く、烏龍茶ののシェアの約半分を占めており、最もポピュラーな烏龍茶として親しまれています。

鳳凰単欉(ほうおうたんそう)

単独の1本の樹から採れる茶葉だけを使用して作られる青茶(烏龍茶)が鳳凰単欉(ほうおうたんそう)です。他の樹の茶葉を一切混ぜることがなく、樹ごとに製法にも差がある為、同じ鳳凰單欉でも味や香りに違いがあるのが特徴です。

フルーティーな甘い香りと、渋さの中にも甘みを感じることができる味わいが魅力であり、春先に収穫された茶葉の評価が最も高いです。

製茶された茶葉は花などの名前を冠している場合が多く、「黄枝香単欉」のように鳳凰の部分を差し換えてある場合や「鳳凰単欉黄枝香」のように後ろに付け加えられている場合があります。ちなみに単欉とは独立した1本の木という意味を持ちます。

黄金桂(おうごんけい)

福建省安渓県で生産されている青茶(烏龍茶)が黄金桂(おうごんけい)です。黄旦という品種から製造されていますが、ごく少量しか生産されていないので非常に希少価値が高い烏龍茶です。

発酵度が低めなので他の烏龍茶に比べると透き通るような黄金色の水色であり、金木犀のような清々しい香りが魅力となっています。

ちなみに黄旦の「黄」と金木犀を意味する「桂」が名前の由来です。

色種(しきしゅ)

福建省の安渓や漳州地区で、本山・梅占・福雲という品種を絶妙にブレンドして作られている青茶(烏龍茶)が色種です。さっぱりとした爽やかな香りが特徴であり、見た目が丸みを帯びているので鉄観音と似ているので購入の際は間違えないように注意が必要です。

生産量が非常に多く、烏龍茶のシェアの半分ほどの占めるポピュラーな烏龍茶として親しまれています。

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青茶(烏龍茶)茶のグレードや等級

青茶(烏龍茶)茶のグレードや等級

茶葉のグレードは特級、1級、2級、3級などグレードが定められています。このグレードが悪い程、茶葉の形状が悪く、茶葉がこま切れ状態の粉茶状態に近い物となっています。

しかし銘柄ごとに定められているので中にはグレードや等級がない銘柄もあります。以下でグレードが定められている銘柄を紹介していきます。

  • 鉄観音
  • 閩北水仙
  • 閩南水仙
  • 色種(安渓)
  • 色種(漳州)

特急から4級までの5段階はどの銘柄も設定されており、徐々に茶葉のランクが下がっていきます。

5級については表示されている場合とされていない場合があり、6級の葉の大きな粗茶と7級の粗茶は水仙と色種には定められており、8級・9級も水仙と色種のみ定められており、ランクの低い茎茶の上級・下級というようにランク付けされています。

青茶(烏龍茶)茶の美味しい入れ方

青茶(烏龍茶)茶の美味しい入れ方

用意する物

  • 茶壺(チャフー)
  • 茶杯(チャハイ)
  • 茶盤(チャバン)

>>中国茶器の種類と選び方

  1. 茶壺は急須、茶杯は湯呑、茶盤はボウルで代用できます。
  2. 茶壷にお湯を入れて温めた後、茶杯にもお湯を移して温めます。
  3. 茶葉5g程度を茶壺に入れ、80度~90度のお湯150mlを茶壺に注ぎます。
  4. 1分程度蒸らした後、温めていた茶杯に濃さが均等になるようにお茶を注ぎ分けます。

>>美味しい中国茶の入れ方

1度は飲んで欲しいおすすめ青茶(烏龍茶)

中国茶の中でもポピュラーな種類である青茶(烏龍茶)。同じ烏龍茶でも香りや味に違いがあり、中には飲んだことのないような味わいの烏龍茶もたくさんあるかと思います。

以下で、ぜひ飲んでみていただきたい銘柄を紹介していくのでチェックしてみてください。

>>烏龍茶のおすすめランキングはコチラ

鉄観音(てつかんのん)

現在の価格はコチラ

烏龍茶の中でも高級な部類に入るお茶であり、生産量も多いわけではないので高級茶として位置付けられているのが鉄観音(てつかんのん)です。

ほのかに甘い香ばしい香りと苦みだけでなく甘みを楽しめる烏龍茶です。日本でも認知されている烏龍茶であり、普段飲んでいる烏龍茶とは別格な味わいを楽しむことができます。

黄金桂(おうごんけい)

現在の価格はコチラ

透き通るような黄金色の水色、金木犀のような清々しい香りが魅力の烏龍茶が黄金桂(おうごんけい)です。生産量が少ないので非常に希少価値が高い烏龍茶です。

口当たりがまろやかなので、比較的飲みやすい烏龍茶として人気があります。

武夷岩茶(ぶいがんちゃ)

現在の価格はコチラ

独特な芳醇な香りと程よい渋みと甘みが特徴の烏龍茶が武夷岩茶(ぶいがんちゃ)です。高価な銘柄として知られている烏龍茶であり、中には入手が不可能なほど高級なものまであります。

一度だけでなく、数回煎じても味や香りと楽しめる烏龍茶なのでコストパフォーマンスに優れているのも魅力です。

>>本当に美味しい中国茶のおすすめランキングはコチラ

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