中国の黒茶の種類や美味しい入れ方
お茶の発祥の地と言われる中国は、地域によって様々なお茶文化が育っており、数百種類とも言われるお茶が楽しまれています。そしてそれらのお茶は発酵度によって大きく7つに分けられています。
その1つである「黒茶(ヘイチャ)」は、微生物で発酵させたお茶であり、年代物には高い値が付くなどヴィンテージワインのように楽しまれています。そんな、黒茶(ヘイチャ)の特徴やおすすめについてご紹介します。
スポンサーリンク
中国茶の種類【黒茶(ヘイチャ)】とは?
中国7大茶の1つに数えられる黒茶(ヘイチャ)。黒茶(ヘイチャ)は「後発酵茶」に分類される中国茶であり、麹菌の力によって発酵させた独特の製法によって作られるお茶です。
黒茶(ヘイチャ)は、緑茶(リュウチャ)と製茶までの工程はほとんど変わりません。製茶後に、湿った茶葉を高温多湿の場所で寝かせることにより、発酵させたお茶が黒茶(ヘイチャ)です。
このように完成した茶葉に微生物を植え付けて発酵させて作るお茶です。それゆえ、長期保存が可能なお茶であり、ヴィンテージワインのように年代物の黒茶(ヘイチャ)には高い価値が付けられることもあります。
黒茶(ヘイチャ)と聞くと馴染みが薄いかもしれませんが、日本でも知名度が高い中国茶「プーアル茶」も黒茶(ヘイチャ)に分類されています。細菌による発酵が特徴ですので、茶葉は黒っぽくなり、独特のカビ臭さがします。ダイエット茶としても高い人気を誇る中国茶です。
>>中国茶の種類 | 緑茶・白茶・黄茶・青茶・紅茶・黒茶・花茶
中国の代表的な黒茶の銘柄
中国茶の中でも、年代物に高い価値が付くなどワインの様な扱いを受けている黒茶(ヘイチャ)。黒茶(ヘイチャ)と聞くと馴染みが薄いかもしれませんが、日本でも知名度が高い中国茶「プーアル茶」も黒茶(ヘイチャ)に分類されています。
そこで、代表的な黒茶の銘柄をいかにご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
普洱茶(プーアル茶)
中国は雲南省で主に生産されている黒茶(ヘイチャ)を代表するお茶が「プーアル茶」です。プーアル茶の多くは老木から作られており、非常にミネラル濃度が高い点が特徴です。それゆえ、血液循環の改善やアレルギーの改善など優れた健康効果も報告されています。脂肪分解効果もあると言われており、ダイエット茶としても有名です。
発酵させたお茶ですのでクセの強い風味が特徴であり、好みが分かれるお茶でもあります。プーアル茶は大きく「生茶」と「塾茶」の2種類に分けられています。生茶は、緑茶を残存する酵素で発酵させたものであり、熟茶は高温多湿の環境でカビによって発酵させたものです。一般的なプーアル茶は熟茶を指すことが多いです。
六堡茶(ロッポウチャ)
知名度ではプーアル茶に大きく劣りますが、六堡茶も黒茶(ヘイチャ)を代表するお茶です。六堡茶は雲南省のお隣である広西チワン族自治区の少数民族「チアン族」によって作られている黒茶(ヘイチャ)です。
200年以上の歴史を持つお茶であり、い草製の篭に詰めて発酵させて作られています。人工的に菌を付けることなく、時間をかけて発酵させるので、風味がまろやかで飲みやすい黒茶(ヘイチャ)です。
黒茶のグレードや等級
茶葉のグレードは特級から1級、2級、3級と、グレードが定められています。このグレードが悪い程、茶葉の形状が悪く、茶葉がこま切れ状態の粉茶状態に近い物となっています。
このグレードは、お茶の銘柄ごとに定められており、銘柄によって異なります。黒茶(ヘイチャ)の代表格であるプーアル茶などでは等級だけでも「生茶葉のグレード」「晒青毛茶のグレード」「プーアル熟散茶のグレード」「茶葉の大きさによるグレード」のグレードがあります。ただ、全ての銘柄にグレードが設定されている訳ではありませんのでご注意ください。
また、よく「極上」と記載されたパッケージの中国茶を目にしますが、「極上」というグレードは存在しません。ちなみにペットボトルや缶で売られているお茶は、5級や6級のグレードが使われていると言われています。
黒茶の美味しい入れ方
では、実際に黒茶(ヘイチャ)を飲む際の入れ方をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。まず、用意してほしい物は以下の通りです。
- 茶壺(チャフー) ※無ければ急須かグラス
- 茶杯(チャハイ) ※無ければ湯呑み
- 茶盤(チャバン) ※無ければボール
基本的な黒茶(ヘイチャ)の入れ方は以下の通りです。
- まずは茶壺に沸騰したお湯を入れ、温めます。
- 次にそのお湯を茶杯に入れて茶杯を温め、残った湯を茶盤に捨てます。
- 茶壺に茶葉を入れます。150ccに対して3gが目安です。
- 95度以上の沸騰したてのお湯を茶壺に入れ、すぐにお湯を捨てます。こすることで、茶葉についているホコリなどの汚れを流します。
- 再度、茶壺にお湯をたっぷりと注ぎ、30秒~1分蒸らします。
- 蒸らしてる間に茶杯を温めるために入れておいたお湯を捨てます。
- 時間が来たら、 お茶の濃さが均等となる様に少しづつ注いでいきます。※茶海があれば、いったんすべて茶海に注いでから茶杯に注ぎます。
- 茶葉は繰り返し飲めます。ただ、3回目以降は蒸らし時間を少しづつ伸ばしてみて下さい。
1度は飲んで欲しいおすすめ黒茶
ここまで、中国茶の中でも独特の製法と風味を持つ黒茶(ヘイチャ)についてご紹介してきましたが、多くの種類や銘柄のある黒茶(ヘイチャ)の中でも、1度は飲んでほしいおすすめの黒茶(ヘイチャ)をご紹介しますので、中国茶選びの参考にしてみて下さい。
普洱茶(プーアル茶)
現在の価格はコチラ |
黒茶(ヘイチャ)を代表するお茶であり、その知名度の高さから中国茶を代表するお茶と言っても過言ではない「普洱茶(プーアルチャ)」。独特の風味が特徴的なお茶であり、好みは分かれるお茶です。
しかし、麹菌によって発酵させて作られる普洱茶(プーアルチャ)は、優れた健康効果が期待できると、日本でも非常に人気が高いお茶です。また、近年では脂肪分解酵素である「リパーゼ」が多く含まれており。ダイエットにも効果が期待できると言われています。美味しいだけではなく、美容・健康にも効果が期待できるおすすめの黒茶(ヘイチャ)です。
六堡茶(ロッポウチャ)
現在の価格はコチラ |
希少な六堡茶(ロッポウチャ)も是非1度は飲んでいただきたい、おすすめの黒茶(ヘイチャ)です。六堡茶(ロッポウチャ)は雲南省のお隣である広西チワン族自治区の少数民族「チアン族」によって作られており、非常に貴重なお茶です。
200年以上の歴史を持ち、手間のかかる自然発酵で生産される六堡茶(ロッポウチャ)は、まろやかな味わいとクセの少なさで、高い評価を得ています。また、血圧の安定やコレステロールの改善などの優れた健康効果にも注目が集まっている健康茶でもあります。