おすすめのアマレットリキュールと美味しい飲み方
アーモンドの香りが特徴的なアマレットリキュール。しかし、アマレットリキュールにはアーモンドは使われていないって知っていましたか?実は杏仁豆腐にも使われている「アンズの核」が使用されたリキュールです。
そんな、アマレットリキュールの飲み方や選び方、おすすめのアマレットリキュールについてご紹介します。
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アマレットリキュールとは?
アマレットリキュールとはアーモンドのような香りが特徴的なリキュールです。しかし、原料にアーモンドは一切使われておらず、杏仁豆腐に使われていることで有名な「アンズの核」が使用されています。アマレットという言葉は、イタリア語で「少し苦いもの」という意味です。
アマレットリキュールの歴史
アマレットリキュールの歴史はかなり古く、起源は1525年のイタリアです。ベルナディノ・ルイーニという画家の恋人がベルナディノ・ルイーニの為に作った甘い香りのリキュールがアマレットリキュールの起源と言われています。
その後19世紀に入って、サローノ町で食料品店を営んでいたカルロ・ドミニコ・レイがこのレシピを買い取り、町で売り出しました。当時のミラノ地方の名物であった「アマロット」という名前のアーモンドケーキに香りが似ていたことから、「アマレット・ディ・サローノ」と名付けられました。
この「アマレット・ディ・サローノ」は、今では世界150か国以上で愛されている人気のリキュールです。
アマレットリキュールの製造方法
アマレットリキュールの製造方法について簡単にご紹介します。前述した通り、アマレットリキュールにはアーモンドは使用されておらず、アンズ(アプリコット)が使用されています。
まず、アンズ(アプリコット)の核をブランデーに漬け込み、エキスを抽出します。その後、数種類の香草エキスをブレンドしてタンクで熟成させると、アマレットリキュールの完成です。
アマレットリキュールの飲み方
アーモンドのような香りが特徴的なアマレットリキュール。豊かな香りと程よい甘さで高い人気を誇っています。また、お酒として飲まれるだけではなく、ティラミスやパンナコッタ等のお菓子に使われるなど、多くの用途で愛されています。
そんなアマレットリキュールの特に人気の高い美味しい飲み方についてご紹介します。アマレットリキュールを楽しむ参考にしてみて下さい。
アマレット・ジンジャー
アマレットリキュールの豊かな香りと味わいを、ジンジャーエールですっきりと爽やかに仕上げたカクテルです。アマレットリキュールの甘い香りはそのままに、さっぱりと楽しめます。アルコール度数も低いので、お酒の弱い方にもおすすめの飲み方です。
- アマレットリキュール:30ml
- ジンジャーエール:グラス1杯
ゴッドファーザー
映画「ゴッドファーザー」にちなんで作られたカクテルです。ウイスキーにアマレットリキュールを加えたシンプルなカクテルですが、奥深い味と香りで高い人気を誇ります。飲みやすくなりますが、アルコール度数は高めですので飲み過ぎにはご注意ください。
- アマレットリキュール:15ml
- ウイスキー(スコッチ):45ml
イタリアン・アイスティー
ウーロン茶にアマレットリキュールを加えたシンプルなカクテルです。アマレットリキュールの甘さと香りが、さっぱりとしたウーロン茶に加わることでゴクゴク飲める飲みやすいカクテルになりました。食事にも合うアマレットリキュールのおすすめの飲み方です。
- アマレットリキュール:30ml
- ウーロン茶:90ml
アマレットリキュールの選び方
アマレットリキュールはいくつかのメーカーから出ていますが、元祖の「アマレット・ディ・サローノ」があまりに有名であり、莫大なシェアを握っていますので、選び方で迷われるかたは少ないかもしれません。
しかし、ワイン程ではありませんがメーカーによって特徴が異なり、味わいも異なりますます。そこで、アマレットリキュールを選ぶポイントをご紹介します。アマレットリキュール選びのポイントは以下の3点です。
- アンズエキス
- アルコール度数
- 香り
アマレットリキュールの味や香り、濃厚さに強く影響するポイントが「アンズエキス」の多寡です。メーカーによって少しづつ異なりますので、濃厚なアマレットリキュールをお求めならエキス含有率の高いものを、さっぱりしたアマレットリキュールをお求めならエキス含有率の低いものを選んでください。
次のポイントは、お酒の強さを示すアルコール度数を確認します。ほとんどのアマレットリキュールは28度前後のアルコール度数ですので、あまり違いはないかもしれませんが、選ぶ上では大きなポイントとなります。
最後のポイントはアマレットリキュールの「香り」です。アマレットリキュールはアーモンドの様な香りが特徴的なリキュールですが、アンズエキスを抽出後に香草をブレンドして熟成させて作ることから、メーカーによって一番違いがでるポイントが「香り」です。
これは好みですので、飲んでみないことにはなんとも言えませんが、飲んだことのない片は、まずはアマレットリキュールの元祖「アマレット・ディ・サローノ」を飲んでみてから他のアマレットリキュールを試すことをおすすめします。
また、「アマレット・ディ・サローノ」を飲み慣れている方は、ボルスのアマレットリキュールを試してみてはいかがでしょうか。濃厚で少し香りが異なるのが分かると思います。
アマレットリキュールのおすすめ銘柄
500年以上の歴史を誇り、世界150か国以上で愛され続けている アマレットリキュール。数多くのメーカーから多くの種類が展開されています。そんな数多あるアマレットリキュールの中でも特におすすめのアマレットリキュールをご紹介しますので、アマレットリキュール選びの参考にしてみて下さい。
アマレット・ディ・サローノ
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アマレットリキュールの元祖と言われるのが「アマレット・ディ・サローノ」です。伝統的な製法を守り続けており、アマレットリキュールといえば「アマレット・ディ・サローノ」と言われる程、圧倒的な知名度とシェアを誇っています。アマレットリキュールを飲むならまずは「アマレット・ディ・サローノ」を試してみて下さい!
ボルス・アマレット
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500年近い歴史を誇る老舗リキュールメーカー「ボルス」のアマレットリキュールもおすすめです。上品な甘さと濃厚な香りが特徴であり、後味もスッキリとしています。「アマレット・ディ・サローノ」以外のアマレットリキュールをお探しの方にはおすすめのアマレットリキュールです。