おすすめの桜リキュールと美味しい飲み方
日本の春を彩る象徴として日本人に古くから愛されてきた「桜」。桜を使ったお菓子や桜をテーマにした歌の多さからも、日本人がどれだけ桜を好きかがわかります。そんな桜を使ったリキュールが「桜リキュール」です。桜の豊かな香りと独特の甘さが特徴であり、日本独自のリキュールです。
そんな桜リキュールの飲み方や選び方、おすすめの桜リキュールについてご紹介します。
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桜リキュールとは?
日本の春を代表する花「桜」。門出の季節である春を彩る美しい桜は古くから日本人に愛されてきました。それは観賞用としてだけではなく、桜餅などの食べ物にも利用されてきました。そんな桜を使ったリキュールが「桜リキュール」です。
桜リキュールとは、桜の花や葉を原料の一つとしたリキュールであり、抹茶リキュールなどと同様に日本独自のリキュールとして世界的に知られています。豊かな甘みと芳醇な桜の香りが特徴的なリキュールであり、春を感じさせるお酒として人気があります。
桜リキュールはカクテルとして飲まれることも多いですが、桜の香りをつけた製菓用としてもつかわれることの多いリキュールです。
桜リキュールの製法
桜リキュールの製法としては、浸漬法が一般的です。浸漬法とは、リキュール製造によく用いられる香味抽出法の1つであり、ベースとなるスピリッツに漬け込んで香味を抽出する製法のことです。ハーブ系のリキュール作りに用いられることが多い製法であり、桜リキュールも浸漬法で製造されることが一般的です。
桜リキュールの飲み方
桜リキュールはお酒としてはもちろん、製菓用にも用いられるリキュールです。日本独自のリキュールですが、抹茶リキュールやメロンリキュールなどと比べると知名度は低いといえます。販売店もほかのリキュールと比較すると少なく、桜リキュールのカクテルはバーか本格的な居酒屋に行かなければ飲めないことが多いです。
そこで、ここでは自宅でも簡単に作れる桜リキュールのおいしいカクテルの作り方をご紹介します。どれも美味しいおすすめの飲み方ですので、ぜひ参考にしてみてください。
パステルピンク
桜リキュールをカルピスウォーターで割ったカクテルが「パステルピンク」です。甘みの強い桜リキュールを甘いカルピスで割った、非常に飲みやすいカクテルです。アルコール度数も低いので、お酒の苦手な方にもおすすめです。彩りも鮮やかで女性人気のおすすめカクテルです。
- 桜リキュール:30ml
- カルピスウォーター:150ml
紅桜
桜リキュールをローズヒップティーで割ったカクテルが「紅桜」です。桜リキュールのピンクとローズヒップティー赤がまじりあった紅色が美しいカクテルです。非常に飲みやすく、ローズヒップの酸味ですっきりとした味わいです。食後にもおすすめのカクテルです。
- 桜リキュール:適量
- ローズヒップティー:グラス1杯
サクラジンジャー
桜リキュールをジンジャーエールで割ったカクテルが「サクラジンジャー」です。ふんわりとした桜の香りとジンジャーエールの清涼感が合わさった味わいが特徴です。簡単に作れますし、飲み易くて美味しいと人気のカクテルです。暑い日にお勧めの桜リキュールのカクテルです。
- 桜リキュール:45ml
- ジンジャーエール:15ml
桜リキュールの選び方
桜リキュールは日本独自のリキュールであり、桜のさわやかな香りと甘さが魅力です。しかし、ほかのリキュールと比較すると販売店の数も少なく、銘柄も豊富ではありません。ですので桜リキュールの選び方で迷われることは少ないかもしれませんが、桜リキュールを選ぶうえで重要なポイントをご紹介します。選び方のポイントとしては以下の3点です。
- エキスの量
- アルコール度数
- 香り
リキュール全般にいえることですが、この3つもポイントを押さえれば選び方で失敗することは少ないと思います。まずエキスの量についてです。桜リキュールでは桜のエキスの割合がポイントです。桜リキュールでは桜の花や葉っぱを使ってエキスを抽出しており、このエキスの量によって香りや味わいが変わります。
ですので、桜の濃厚な香りを楽しみたい人はエキスの割合が高い桜リキュールを選び、さっぱりとした味わいが好みの方はエキスの割合が低いものを選ぶことがポイントです。
次のポイントは、アルコール度数です。説明に必要もないかもしれませんが、アルコール度数が高いほど強いお酒となります。カクテルとして飲まれる方にはあまり重要なポイントではありませんが、ストレートやロックで飲みたい方はよくご確認ください。
最後のポイントは桜リキュールの「香り」です。これは正直飲んでみないことにはわからないポイントであり、「好み」の要素が強いです。桜リキュールの製法や使われている桜の種類などによって大きく異なります。
桜リキュールのおすすめ銘柄
桜リキュールは日本の春を感じさせる日本独自のリキュールです。しかし、ほかのリキュールと比較すると販売店の数も銘柄も少ないリキュールです。銘柄数は少ないですが、その中でも特におすすめの桜リキュールをご紹介しますので、桜リキュール選びの参考にしてみてください。
サントリー:ジャポネ(桜)
現在の価格はコチラ |
日本の大手酒造メーカー「サントリー」が展開している日本独自のリキュールブランド「ジャポネ」の桜リキュールがおすすめです。ジャポネは桜リキュールの他にも抹茶リキュール等の日本独自のリキュールを展開しています。「ジャポネ桜」は、八重桜と大島さくらを漬け込んで作られており、芳醇な桜の香りと独特の甘さが魅力です。桜リキュールの代表格であり、非常におすすめです。
ドーバー:桜リキュール
現在の価格はコチラ |
日本の酒造メーカー「ドーバー」の桜リキュールもおすすめです。プロのバーテンダーからの支持が高く、大島さくらのやさしい香りと美しい桜色が魅力です。ドーバーは桜リキュールで存在感のあるブランドであり、製菓用の桜リキュールも展開しています。癖が少なく、使い勝手の良いおすすめの桜リキュールです。