おすすめのライチリキュールと美味しい飲み方
エキゾチックな香りが特徴的なライチのお酒「ライチリキュール」。比較的歴史の浅いお酒ですが、芳醇な香りで世界中で高い人気を誇っています。その香りの良さからカクテルとしてだけではなく、お茶の香りづけや製菓にも使われることが多いのも特徴です。
そんなライチリキュールの飲み方や選び方、おすすめのライチリキュールについてご紹介します。
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ライチリキュールとは?
比較的歴史は浅いですが、世界でもトップクラスの人気を誇るリキュール「ライチリキュール」。簡単に説明すると、ライチリキュールとは、ライチの実を原料として作られるリキュールです。
ライチリキュールはカクテルに用いられることが多いですが、その豊かな香りからお茶の香りづけやお菓子作りにも良く用いられるリキュールです。
ライチリキュールの歴史
ライチリキュールの誕生は1980年代の後半であり、比較的歴史の浅いお酒です。フランスの大手酒造メーカー「ペルノ・リカール」が現代人の嗜好に沿った新たなフルーツリキュールの開発に乗り出し、世界中での調査の結果目を付けたのが「ライチ」でした。
ライチとは中国南部原産の果物であり、漢字では「茘枝」と表記します。楊貴妃が好んで食べたことでも知られており、瑞々しいゼリー状の果実と甘く芳醇な香りで人気の高い果実です。 世界的な調査の結果、ライチの豊かな香りと、人種を問わない人気に目を付けた「ペルノ・リカール」が開発したのが世界初のライチリキュール「SOHO(DITA)」です。
ライチリキュールの製法
ライチリキュールの一般的な製法としては、ライチの果実から香り成分を分離させ、アルコールに溶かして製造しています。ライチの香り成分はデリケートなため、このような製法がとられることが多いようです。
このライチの香りがついたアルコールに、ライチ以外のフルーツフレーバーやシロップを加えて味や風味のバランスを整えたら完成です。この製法によって、ライチリキュールは強いライチの香りを持つリキュールとなります。特徴としては、他のリキュールよりも甘みやアルコール度数は控えめとなっています。
ライチリキュールの飲み方
ライチリキュールは独特の芳醇な香りから人気が高く、特に女性から支持されています。ライチリキュールは非常に使い勝手の良いリキュールであり、多くのカクテルに使われています。 そもそもライチは中国南部原産の果実であり、ライチリキュールはアジアをイメージして作られたリキュールです。
そのため、カクテルの名前にはアジアっぽい名前が多いのが特徴です。 ライチリキュールの飲み方としては、グレープフルーツやオレンジなど柑橘系と合わせるのが定番ですが、コーラやパインジュース、ミルクにも合います。そんな万能なライチリキュールの特におすすめの飲み方をご紹介します。
チャイナブルー
チャイナブルーはライチリキュールの定番のカクテルです。ライチの芳醇な香りとグレープフルーツの酸味の相性は抜群であり、女性に人気の高いカクテルです。薄いブルーの色合いも美しい飲み方です。
- ライチリキュール:45ml
- グレープフルーツジュース:90ml
- ブルーキュラソー1tsp
チャイナグリーン
チャイナグリーンは薄いグリーン色が特徴的なカクテルです。ライチとメロンの香りを楽しめるカクテルであり、メロンの甘い香りとライチのエキゾチックな香りが混ざり合い、グレープフルーツの酸味でさっぱりと仕上げたカクテルです。
- ライチリキュール:30ml
- メロンリキュール:10ml
- グレープフルーツジュース:60ml
楊貴妃
楊貴妃は桂花陳酒をベースとしたカクテルであり、正式名称は「楊貴妃・カクテル」と言います。楊貴妃がこよなく愛したと言われる「ライチ」にちなんだカクテルであり、アジアンテイストな香りが魅力です。
- 桂花陳酒:30mll
- ライチリキュール:10ml
- グレープフルーツジュース:20ml
- ブルーキュラソー:1tsp
ライチリキュールの選び方
ライチリキュールは1980年代の後半に生まれた比較的新しいリキュールですが、エキゾチックで豊かな香りから世界中で人気が高く、多くのメーカーから多種多様な銘柄が発売されています。
ライチリキュールはワイン程ではありませんがメーカーによって特徴が異なり、味わいも異なりますます。そこで、ライチリキュールを選ぶポイントをご紹介しますので、ライチリキュール選びの参考にしてみて下さい。ライチリキュール選びのポイントは以下の3点です。
- ライチエキス
- アルコール度数
- 香り
ライチリキュールの味わいや香りに大きく鋭意供するのが「ライチエキス」の多さです。メーカーによってライチエキスの割合が異なりますので、芳醇な香りのをお求めならライチエキス含有率の高いものを選び、さっぱりしたライチの香りをお求めならライチエキス含有率の低いものを選ぶのがおすすめです。
お酒の強さを示すアルコール度数もポイントです。ライチリキュールの多くは20度前後のアルコール度数ですが、銘柄によっては10度以上の開きがあるので注意が必要です。
最大のポイントはライチリキュールの「香り」です。メーカーや銘柄によってライチエキスの抽出法やライチエキスの割合、その他のフルーツフレーバーも異なるのでライチリキュールの目柄によって大きく香りが異なります。
しかし「香り」はラベルからは分かりませんし、好みですので飲んでみないことにはなんとも言えません。ですので、ライチリキュールを飲んだことのない方は元祖ライチリキュールである「SOHO」(※日本での販売名は「DITA」)から試されることをおすすめします。
飲んでみて、「SOHO(DITA)」よりも強い香りと甘みが欲しいのなら「パライソ」を、もっと軽い香りがお好みなら「ライチ・ドリーム」を試されてみてはいかがでしょうか。
ライチリキュールのおすすめ銘柄
歴史が浅いにも関わらず世界中に多くのファンを持ち、ほとんどのバーに置かれているライチリキュール。人気の高さから多くのメーカーが販売しており、銘柄も非常に多いリキュールです。
そこで数多あるライチリキュールの中でも、特に人気・評価共に高いおすすめのライチリキュールをご紹介しますので、ライチリキュール選びの参考にしてみて下さい。
ディタ(DITA)※SOHO
現在の価格はコチラ |
ライチリキュールの元祖と言われているのが「ディタ」です。フランスの大手酒造メーカー「ペルノ・リカール」が販売しているお酒であり、ライチエキス分は25%、アルコール度数は24度です。
強いライチの香りが特徴であり、エキゾチックな雰囲気の強いリキュールです。上品な甘さとライチの芳醇な香りが合わさったライチリキュールのド定番です。最初に買われるなら「ディタ」を強くお勧めします。
パライソ(Paraiso)
現在の価格はコチラ |
「パライソ」はフランスの酒造メーカー「ジュール・プレマン」が製造しているライチリキュールです。パライソはライチエキス分が26.6%、アルコール度数は24度です。パライソはディタよりも強い香りと甘みが特徴であり、味も複雑でよりエキゾチックな雰囲気が強いリキュールです。
ディタよりもライチの強い香りを楽しみたい人に特におすすめのライチリキュールです。