おすすめのミントリキュールと美味しい飲み方
フレッシュで爽やかな香りが特徴のミントリキュール。 ミントリキュールはリキュールとしての歴史も古く、昔から世界中で愛され続けてきたリキュールです。一口にミントリキュールと言ってもいくつかのメーカーから様々な種類が発売されており、特徴も様々です。
そんなミントリキュールの特徴や飲み方、選び方についてご紹介します。
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ミントリキュールとは?
紀元前4000年ごろから利用されてきたと言われている「ミント」。スペアミントやペパーミントなど種類が豊富であり、昔から料理やお菓子作り、お茶、エッセンシャルオイルなど生ざまな用途で利用されてきました。そんなミントを使ったリキュールが「ミントリキュール」です。
ミントリキュールの歴史
ミントリキュールの歴史も深く、18世紀に誕生したリキュールです。1796年に南フランスのレヴェルに住む「ジェット兄弟」によって作られたペパーミントを使ったリキュールが「ミントリキュール」の起源と言われています。
この時開発されたミントリキュールが、今現在もミントリキュールのトップブランドである「ジェット27」です。開発後、積極的に売り出したジェット兄弟ですが、当初はほとんど売れませんでした。
そこで、石油ランプを模した特徴的な形のボトルに詰めて売り出したところ大きな話題となり、味の良さも認められて世界中で人気となりました。当時のボトルの形は今なお受け継がれています。
また、ジェット兄弟はペパーミントの綴りを間違えて「Pippermint」と表記して販売していましたが、このスペルミスも現在もボトルの底に刻まれ続けています。
ミントリキュールの製造方法
ミントリキュールの製造方法を簡単にご説明します。メーカーによって作り方が異なる場合もありますので、一般的なミントリキュールの製造方法として参考までにご紹介します。
ミントリキュールの製造方法は、まずミントを中性スピリッツの漬け込みます。10前後漬けこまれた後に蒸留し、ミントオイルにします。このミントオイルに水やスピリッツ、中性スピリッツを加え、着色したものがミントリキュールとなります。
ミントリキュールの飲み方
ミントリキュールは爽やかな清涼感のある香りが魅力であり、口に含むとスーっとした清涼感があります。この独特な清涼感だけが魅力ではなく、消化促進作用も期待できるお酒です。
ミントリキュールにもいくつかの飲み方がありますが、特に人気の高いおすすめの飲み方をご紹介します。
ミント・ビア
ビールカクテルの1つ「ミント・ビア」もおすすめです。爽快なのど越しが魅力のビールにミントリキュールの爽やかな清涼感をプラスしたカクテルです。近年高い人気を誇るビアカクテルです。以下の材料を混ぜるだけで出来るお手軽さも魅力です。
- ビール:グラス1杯
- ミントリキュール:15ml
グラスホッパー
甘くてまろやかな口当たりが人気のカクテル「グラスホッパー」もおすすめです。カカオリキュールとミントリキュールが混ざった深い緑色が特徴的で、生クリームが入っているのでまろやかな口当たりとなります。甘みもあるので女性におすすめのカクテルです。以下の材料をシェイクすれば完成です。
- ミントリキュール:1/3
- カカオリキュール:1/3
- 生クリーム :1/3
青い珊瑚礁
日本生まれのカクテル「青い珊瑚礁」おすすめです。爽やかで美しい見た目と清涼感のある口当たりが魅力のカクテルです。見た目の美しさから女子ウケが非常に良いカクテルです。
- ドライ・ジン:45ml
- ペパーミント・グリーン:15ml
- レッドチェリー:1個
- グラニュー糖:小さじ1
スティンガー
ブランデーを使用したミントリキュールカクテル「スティンガー」もおすすめです。ミントリキュールはホワイトペパーミントリキュールを使用するので美しい琥珀色が魅力です。以下の材料をシェイクすれば完成です。
ブランデー :4/3
ホワイトペパーミントリキュール 1/4
ミントリキュールの選び方
ミントリキュールは200年以上に渡って世界中で愛されてきたお酒です。それゆえ多くのメーカーから色んな種類のミントリキュールが販売されています。ミントリキュールを選ぶ際に迷われる方もいるかと思いますので、ミントリキュールを選ぶポイントをご紹介します。ポイントは以下の3点です。
- ミントリキュールの色
- クレーム・ド
- 最初はジェットのミントリキュール
まずは、ミントリキュールの色がポイントです。ミントリキュールには基本的に「緑」と「透明」の2色があります。同じメーカーの物なら、色による味や香りの違いは少ないのが一般的です。ですので、用途や飲み方によって好みで色を選べば問題ありません。例えば、スティンガーを作るときにグリーンのミントリキュールを使うと、おぞましい色になってしまいます。
次は、「クレーム・ド」と表記があるかについてです。「クレーム・ド」とはEUの規定で、糖分が1リットル当たり250グラム以上含まれるリキュールは「クレーム・ド」と表記しても良いと定められていますので、一般的には「クレーム・ド」がついたミントリキュールは他より少し「甘い」とお考えください。
ミントリキュールを飲んだことのない方は、ミントリキュールの元祖であり世界で最も有名なミントリキュールである「ジェット」から試されることをおすすめします。ミントリキュールの基本の味とされていますので、飲みなれてから他のミントリキュールを試すことがおすすめです。
ミントリキュールのおすすめ銘柄
200年以上前から世界中で愛されてきたミントリキュール。多くのメーカーから多様な種類が展開されており、迷われる方も少なくないと思います。
そこで数あるミントリキュールの中でも特におすすめのミントリキュールをご紹介しますので、ミントリキュール選びの参考にしてみて下さい。
ジェット27
現在の価格はコチラ |
ミントリキュールといえば「ジェット27」と言われるミントリキュールの代表格です。元祖ミントリキュールでもあり、これを飲まずしてミントリキュールは語れません。
ミントにこだわっており、フレンチアルプスを始め、イギリスやモロッコ、日本など7種類ものミントが使用されています。数字の27は当初のアルコール度数を示していましたが、現在ではアルコール度数は21度です。
ジェット31
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「ジェット27」と同じくミントリキュールの元祖ジェット社のミントリキュール「ジェット31」もおすすめです。「ジェット31」は1976年に開発されたものであり、淡い色が特徴です。
ミントリキュールらしい甘さとほろ苦さが魅力で、「ジェット27」よりもアルコール度数が3度強いお酒です。
ボルス ペパーミントグリーン
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数多くのリキュールを展開しているリキュールの老舗ブランド「ボルス」のミントリキュールもおすすめです。
上質なミントオイルを使用したミントリキュールであり、爽やかな清涼感と後味の良さが魅力のミントリキュールです。ジェット以外のミントリキュールをお求めの方には特におすすめのミントリキュールです。