本当に美味しい!塩納豆の特徴とおすすめ厳選3種
テレビなどでも話題になった塩納豆ですが、食べたことはあるでしょうか?受注生産だったり地元でしか手に入らなかったりと、なかなか手に入らないのですが、これがまた絶品なのでぜひ一度は食べていただきたい納豆です。
塩納豆を知らない方もまだまだ多いかと思いますので、ここでは塩納豆の特徴や魅力、作られ方や食べ方、おすすめの塩納豆などを紹介させていただきます。
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塩納豆とは?
ここで言う塩納豆とは、市販の納豆に塩をかけて食べる方法や、俗に言う「塩辛納豆」などとは違い、山形県の郷土料理でもあり、特産品でもある納豆を塩漬けにした納豆のことです。現在では塩漬けにした納豆に昆布や麹を入れた物が主流で、一般的な糸引き納豆とはまた違った味わいが楽しめます。
塩納豆の特徴
塩納豆は一般的な糸引き納豆とは違って水分が多く、粘りや糸引き、納豆臭さは少ないです。その代わり、昆布の味や麹の風味、「ねばねば」というよりは「ぬるぬる」といった食感が特徴です。納豆と言うよりは「ぬるぬるのお漬物」と言った方がイメージしやすいかもしれません。
塩納豆の賞味期限
一般的な発泡スチロール容器の納豆は約10日間ですが、塩納豆の賞味期限は冷蔵で約1か月ほど、冷凍保存すれば1年間も食べることができます。商品によって多少違うかもしれないので、表記されている賞味期限に従うようにしましょう。
塩納豆の食べ方
塩納豆はパックではなく袋に入っていることが多いです。皿に出してそのままお酒の肴にもぴったりですし、ご飯とも相性抜群です。ご飯にかけて食べる場合には、少し行儀が悪いですが塩納豆とご飯を豪快にかき混ぜて一気に食べると何とも言えない美味しさが口の中に広がって幸せな気分になれます。
名前の通り基本は塩味で、昆布の旨味なども加わっているので醤油などはいりません。開けてすぐ食べられるのも魅力です。
塩納豆の歴史
塩納豆は山形県の特産品です。山形では昔から米の生産が盛んで、同時に大豆もたくさん作られていました。とれた大豆は各家庭で醤油や味噌、納豆などを作り、保存食としていました。しかし納豆は醤油や味噌と比べると保存性が良くないため、塩と一緒にかめなどに入れて保存がきくようにしていました。これが最初の「塩納豆」です。その後味を良くするために昆布や麹が入れられるようになったのです。
塩納豆の作り方
塩納豆の作り方は至ってシンプルです。納豆、昆布、塩、麹を用意し、混ぜ合わせて1晩寝かせれば完成です。麹は塩麹でも良いですし、昆布は粘りの強い納豆昆布、なければ塩昆布にして塩の量を減らすなど調節します。
本当に美味しい!おすすめの塩納豆ベスト3
塩納豆をぜひ食べてみたいという方向けに、本当に美味しい塩納豆を3つ紹介していきます。なかなか手に入らないので、もし手に入りそうなときはぜひ味わってみてくださいね。
加藤敬太朗商店 / 特選塩納豆
塩納豆で最もおすすめしたいのはこの加藤敬太朗商店の「特選塩納豆」です。納豆、昆布、麹という納豆ですが、塩には海の精というこだわりのものを使っているので「特選」がついています。ご飯に相性抜群で、ぜひ食べてみてほしい塩納豆です。
加藤敬太朗商店 / しお納豆
同じく加藤敬太朗商店の塩納豆です。こちらはシンプルなパッケージですが、量が多く、たくさん食べることができます。テレビなどでも紹介されるなど有名な塩納豆です。特選がつかなくてもしっかり美味しいので家族で食べる場合や料理に使いたい場合にはこちらがおすすめです。
今井漬物店 / 塩麹納豆
こちらは現地の店舗でも限定生産、インターネットでは受注生産と、とても貴重な塩納豆です。昆布は入っておらず、シンプルながら甘酒のようなほのかな甘みと大豆の味がしっかりしていて、とろとろの食感がクセになります。機会があればぜひ食べてみてほしい塩納豆です。
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塩納豆を使ったおすすめレシピ3種
塩納豆はそのまま食べても、ご飯にかけてもおいしいですが、料理することでまた違った味わいを楽しむことができます。ここではクックパッドからおすすめのレシピを3つ紹介いたします。
庄内の味 塩納豆
材料
- 甘酒
- 納豆
- 昆布
- 食塩
レシピ:http://cookpad.com/recipe/2360384
塩納豆マグロ丼
材料
- 塩納豆
- マグロぶつ切り赤身
- 万能ねぎ
レシピ:http://cookpad.com/recipe/521126
庄内 塩納豆サンド
材料
- 豚ひき肉
- 塩納豆
- コッペパン(食パンでも可)
- 海苔
- マーガリン
- 刻みネギ
- にんにく(みじん切り)
- 塩コショウ
レシピ:http://cookpad.com/recipe/2771788