結局何回が美味しいの?納豆の混ぜ方を徹底解説
最近行われた実験で、納豆を最もおいしく食べられる混ぜ方、混ぜる回数が決定付けられました。それが醤油を小出しに入れていって計400回混ぜるというものです。
100回混ぜた納豆や200回混ぜた納豆よりも400回混ぜた納豆の方が「旨味」が増して美味しくなるようです。400回以上では旨味の上昇が見られず、減ることもないですが豆がつぶれて食感が良くないことから400回が最適だということです。今回はその400回混ぜる方法を詳しく解説していきます。
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納豆を混ぜる手順
- まずは納豆だけを白い糸が増えて固くなるまで良く混ぜます。(目安は100回)
- 固くなったところで醤油を少し入れます。
- また固くなるまで良く混ぜます。(目安は100回)
- 固くなったら醤油を少し入れます。
- また固くなるまで良く混ぜます。(目安は100回)
- 固くなったら醤油を少し入れます。
- また固くなるまで良く混ぜます。(目安は100回)
- 固くなったら醤油を少し入れます。
- 最後にからしや薬味を入れて少し混ぜて完成です。
納豆に何も入れずかき混ぜる
納豆を混ぜるときには最初に何もかも入れてしまうことが多いかもしれませんが、まずは納豆に何も入れずに良くかき混ぜます。これは醤油を先に入れてしまうと十分な粘りが出にくいためです。
納豆に醤油を加えてさらにかき混ぜる
最近行われた実験で、醤油を一気に入れて400回混ぜるより、100回ごとにわけて醤油を入れる方が旨味が増すということがわかっているためです。
納豆に薬味を加えてさらにかき混ぜる
薬味の野菜は先に入れてしまうと、醤油の塩分で水分が出てきて味や旨味が薄まってしまうので、最後に入れて水分が出る前に食べるほうが最もおいしく食べられるのです。
納豆の美味しい混ぜ方
まずパックを開けたら、だしやからしを取り出し、真ん中から納豆を崩します。豆ひとつひとつをバラバラにするような感覚で豆を潰さないように優しくほぐしていきます。納豆がほぐれたら、素早く円を描くようにして100回かき混ぜます。
納豆を箸で少し持ち上げて、白く強い糸が引くようになったら醤油を入れ、またかき混ぜます。これを4セット、合計400回繰かき混ぜて最後に薬味やからしを入れて少し混ぜたら完成です。
納豆を混ぜる方向
納豆を混ぜるときに、右回転か、左回転か、と気になりますが、実はこれはどっち回りでも問題ありません。質問サイトなどで統計を取ってみると、「右利き時計回り(右回転)」の人が多いようですが、これは単純に右利きが多いからであって納豆の美味しさには関係していないようです。
納豆を混ぜる回数
何度も登場してきたように、納豆は400回混ぜるのが最もおいしくなる回数です。400回以上混ぜてもまずくなることはありませんが、豆が潰れて食感が悪くなるので総合的に見ても400回以上で豆が潰れない程度が最もおすすめです。
また、厳密には「400回じゃなくて424回だ!」とおっしゃる食通の方もいます。はたしてその違いはどれほどのものなのでしょうか。
美味しく混ぜれる「魯山人納豆鉢」とは?
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納豆を400回も混ぜるなんて時間もかかるし大変・・・というのが今の感想だと思います。旨味の量が全然違うので、絶対的に400回混ぜたほうが美味しいのですが、時間の無いときやお腹が減っているときにはそんなに混ぜられないですよね。
でもそれを解消してくれるユニークな商品「魯山人納豆鉢」というものがあります。これはタカラトミーから出ている「納豆攪拌機」で、美食家で有名な魯山人の教えをもとに美味しくなる回数(424回)を検証して設定してあるものです。
魯山人の教えとは「1、納豆を器に取り出し、何も加えずに良く練る。2、糸がたくさん出てかき回すのが硬くなるまでよく練る。3、硬く練り上げたら、醤油を加えてさらに練る。4、最後に辛子や薬味を加えてさらに練る」というものです。
特徴はメモリがついていて、設定されたタイミングで醤油扉が自動で開く、高速回転なので箸で混ぜるより早い、などメリットがたくさんあります。本当に美味しくなるのかと言う調査にはおかめ納豆で有名なタカノフーズでおこなっており、実際に魯山人納豆鉢で424回混ぜると塩カドがとれ、全体的にまろやかな味わいに変化したと言っています。
以上のことから忙しい朝やお腹が空いているときにも高速で混ぜられて、尚且つ美味しく食べられる「魯山人納豆鉢」は非常におすすめです。
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