健康な体に!体にいい砂糖おすすめランキング
時代は空前の健康ブーム!糖質離れが甚だしい昨今、猫も杓子も低糖・低カロリー・低GI。俄かな知識でブームに踊らされている方も多いのでは?
砂糖って、脳や体や心に至福をもたらす、世界最強に幸福指数の高い調味料。
なのに果たして何がそんなに体に悪いの?どうしてそんなに悪者なの?
そこで、体にいい!とまでは行かずとも、健康管理に着目したオススメの砂糖や、1日の摂取可能量などを詳しくご紹介します。
人気の「体にいい砂糖」をほどほどに摂取することで、心も体もストスフリーになることでしょう!
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体にいい砂糖とは?
「体にいい砂糖とは?」結論から言うと、体に良い砂糖はありません。
ただ体に良い要素が含まれている砂糖はあります。例えば、黒砂糖やきび砂糖はサトウキビ由来のミネラルやビタミンを含み、甜菜糖は整腸作用のあるオリゴ糖が含まれています。
精製工程で栄養がほぼ失われた上白糖のような精製糖よりはもちろんベター。
けれどやっぱり糖質は糖質。体に良いのではなく精製糖よりベターなだけなのです。
ミネラルやビタミンを求めるなら、野菜など他の食材から摂取するに越したことはないのです。
今流行りの「白砂糖断ち」はありか無しか?
上白糖などの白い砂糖、いわゆる精製糖を目の敵にするようなディスカッションが繰り広げられ、糖質離れが激しい昨今。砂糖って、そこまで敵視するほど悪者なのでしょうか。
砂糖=甘味には他の食材では得られないメリットも多くあるのです。例えば瞬時にエネルギーになる、脳が活性する、リラックス効果に疲労回復、何より幸せホルモンが出る!
そう、砂糖の甘さは罪だけど、幸福指数の高い事!だから過剰摂取をせず「ほどほど」に付き合っていけば、体に良くなくても「悪」でもないはずなのです。
それにそれらのメリットって純粋な砂糖の成分=ショ糖による効果。これにさらにプラスアルファの栄養素が加わって、且つカロリーやGI値が低かったりしたら、なおいいではないですか!
そこで、砂糖の「ほどほどの摂取」について、そしてオススメの体にいい砂糖について、ご紹介していきます。
どんな砂糖でも食べすぎないように注意
どんな砂糖でも食べ過ぎは要注意です。
たとえ体に良いとされている砂糖だったとしても主な成分は精製糖と同じショ糖。ショ糖は虫歯菌が好む成分であるため、どんな食物より虫歯になりやすいのです。
また、摂取後に運動などで消費しなければ、直ちに脂肪に変わってしまいます。何と言ってもGI値が高い!
摂取後の血糖値の上昇が急激なため、高血糖=糖尿病の原因にもなりえます。もちろんカロリーも高め。ケーキなどのスイーツを食べると、卵・小麦・バターなど他の高カロリー食材との相乗効果で、さらにカロリーオーバーを招くのです。
たとえ黒砂糖が上白糖より低GIで低カロリーであったとしても、危険なのです。なぜなら恐ろしいことに、ショ糖には中毒性が認められているからです。黒砂糖なら安心と思って食しているうちに、過剰摂取になっている可能性があるのです。
また、砂糖には女性の体に嬉しくない要素がたくさんあるのです。
例えば、砂糖は「寒」の食物。要するに体を冷やすのです。黒砂糖や甜菜糖はマシだと言われていますが、それも微々たる差。
また、体内の糖化を促すといった性質があり、美肌やアンチエイジングには好ましくないのです。
そこで気をつけたいのが、1日の砂糖の適正摂取量。
実は世界保健機関(WHO)で1日の摂取量の目安が定められているのです。これを目安に、過剰ではない「ほどほど」の値を探ってみましょう。
1日の砂糖の摂取量の目安
世界保健機関(WHO)では、1日の砂糖の摂取量は「1日の総摂取カロリーの5%未満」=「約25g」と定めています。
以前は50gまで認められていましたが、昨今の成人病の増加に伴い新基準が設けられたのです。この指定されている糖分とは、ブドウ糖・果糖・ショ糖(砂糖のこと)であり、飲料水や菓子類に含まれる糖類に限定されています。
よって米や野菜類に含まれる糖質や調味料としての使用は含まれていません。
25gという数値はティースプーンにたった6杯分。甘い清涼飲料なら一本で軽くオーバー!
さらに恐ろしいのは、私たちの周りには隠れ砂糖食品が溢れかえっていること。ケチャップ・麺汁・ドレッシングなどの調味料、食べきりサイズの低脂肪ヨーグルト、大豆の水煮やシリアル、即席パスタソースやスープ。パン屋さんのパンにコンビニおにぎり!
これらのはっきり表記されていない隠れ砂糖を摂取し、さらにスイーツを食して、調味料に砂糖を使ったら、軽く数値をオーバーするのは言うまでもありません。
パン作りから調味料まで、すべての食事を一から手作りにするのであれば、25gに抑えることも可能でしょう。しかし多忙な日本人にとってそれはあまりにも過酷な難題。
例えば1日の野菜摂取量の目安、350gというタスクをクリアできている現代人なんてほぼいません。
そこで、完璧にクリアすることは難しくても、やれることはやる。それにより「ほどほど」の値を日常の食生活で探っていくしかないのです。
例えば以下の方法などが有効的ではないでしょうか。
- 原料の記載を確認して砂糖入りの市販品を避ける
- スイーツなどの菓子類の摂取を減らす
- 適度な運動により摂取糖分を消費させる
- 砂糖の代替え品を使用する
そう、隠れ砂糖食品の数値が定かでないのなら、せめて手料理の際に使用する砂糖を減らす=もしくは他の糖類で代用する、これこそが最も現実的な方法ではないでしょうか!?
それでは、砂糖の代わりになり得る、どんな糖類があるのか見てみましょう。
できる限り加工されていない糖を使う
砂糖も天然甘味料の部類には入りますが、同じ天然甘味料でも種の異なるものがあります。
それは原料の違いと加工の違いです。
砂糖の代替えにない得る代表的な天然甘味料として、以下のようなものがあげられます。それぞれ特徴が違うので使い分けるとさらに料理の幅が広がります。
- はちみつ
- メープルシロップ
- アガベシロップ
はちみつ
選ぶ際には非加熱のもの、いわゆる生はちみつを購入してください。加熱したり加工しているものでは栄養価は損なわれています。
加熱による甘味の変化はありませんが、熱により一部栄養が失われるため、トッピングや熱を加えない料理にこそ最適です。
はちみつはご存知のようにミツバチによって集められる花の蜜が原料です。人の手が加えられていない完全にフレッシュな天然の甘味料です。
甘みは砂糖と同等かそれ以上。砂糖のように中毒性がないとも言われています。カロリーやGI値に置いても砂糖よりは低く、何より体に嬉しい栄養素が多く含まれているのです。
メープルシロップ
メープルシロップはカナダの楓の樹液から作られるもの。芳醇な香りやコクがあり、まろやかな甘みが特徴。
カロリーは蜂蜜よりもさらに低く、高い栄養価を誇ります。カルシウムやカリウムなどのミネラルや、アンチェイングに嬉しいポリフェノールも含まれているのです。
はちみつと違って熱処理されているため、アレルギーなどの心配もなく、乳幼児から与えられます。
こちらも模倣品が多く流出しているため、100%ピュアなものを選びましょう。
アガベシロップ
驚きの低GI値甘味料としてダイエッターから指示が熱い、アガベシロップ。
南国のテキーラの原料にもなっている多肉植物「ブルーアガベ」が原料です。水溶性が高く、クセがなくさらりとした質は、この3つのどれよりも使い勝手が良いと言えるでしょう。
カロリーは砂糖より低くて甘味度は砂糖の1.3〜1.6倍。よって摂取量を控えられ、結果的に大幅にカロリーダウン(約25%カット)となるのです。
GI値はなんと、驚きの17!また、体に嬉しい栄養素も多く含まれているのです。
ただこちらも人気に便乗した模倣品が多い為、信頼出来るメーカーのなるべく低温で加工されたものを選ぶと良いでしょう。
人気の体にいい砂糖おすすめランキング:TOP3
それでは、最近人気の「体にいい砂糖」のおすすめランキングを見てみましょう!
もちろん体にいいわけではないのですが、摂取量をコントロールして上手に使い分けると、砂糖はもう敵ではなくなるはずです!
ここでは古くから親しまれている、サトウキビもしくはサトウダイコン由来のお砂糖の中から優れモノをチョイス!これを見れば、上手な選び方がお分かりになるはずです。
第1位:黒砂糖
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沖縄の名産物としておなじみの黒砂糖・通称「黒糖」。サトウキビの絞り汁を煮詰めただけの純粋な天然甘味料です。
特徴は独特の風味とコク。まろやかな甘みと旨みがあり、煮物などの和食に使うと仕上がりが1ランクアップ!また、風味を生かしたパン・菓子作りにも最適です。
固形タイプと顆粒タイプがあり、固形はそのまま食しても美味!黒糖の持つ栄養価は高く、豊富な鉄分・カリウムが含まれ美肌や免疫力アップにつながります。
また、腸内環境を整えてくれる天然オリゴ糖ラフィノースが含まれているのも嬉しい特徴です。上白糖に比べてカロリー・GI値ともにやや低め。
注意点は、類似商品と間違わないこと。
実は他の甘味料とミックスした「加工黒糖」という新たな甘味料も販売されているのです。せっかく健康面を気にして購入するなら、国産(沖縄産)サトウキビ100%の黒砂糖を買われることをお勧めします。
第2位:甜菜糖
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北海道で生産されている、甘蔗(サトウダイコンまたはビーツ)を原料とした砂糖です。サトウキビ由来の砂糖との違いは体を冷やさないこと。
また、カリウムやリン・カルシウムなどの豊富なミネラルを含んでいます。されに、腸内環境を整え免疫力を高めてくれるオリゴ糖が含まれているのです。GI値も低いためダイエット効果も見込めます。
ただ甜菜糖を選ぶ際には大事なポイントがあります。なるべく精製されていない自然色のものを選ぶこと。
甜菜が原料でも精製された真っ白な上白糖も売っているのです。これではサトウキビ由来の上白糖と変わりがありません。
栄養価の残った茶色い甜菜糖は、甘味度がまろやかなため、使い始めは物足りなさを感じるかもしれません。
そんな時は、用途に合わせてコクの豊かなきび砂糖と使い分けるのも良いでしょう。
第3位:きび砂糖
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通称:きび糖。サトウキビ由来の薄茶色をしたサラサラとしたお砂糖です。
上白糖と同様の方法で精製される工程の途中の、糖液を煮詰めてつくられています。工程といい、味や質といい、栄養価といい、平たく言うと上白糖と黒砂糖のちょうど真ん中くらいの個性を持つのです。
ほんのり黒糖に似た風味とコク、まろやかで優しい甘み。上白糖と比べると精製度合いが少ないためミネラルなどの要素もわずかに残されています。
料理に使用するとコクが出て奥深い味に仕上がります。風味を生かした菓子やパン作りにも最適です。
黒糖ほどの強い独特の個性はないため、黒糖が苦手な人にこそオススメ。精製糖絶ちを始める第一歩にもってこいのお砂糖と言えるでしょう。