おすすめのカシスジャムと美味しい食べ方
しっかりとした酸味を持つカシスは、ジャム作りに使われることの多い果物の1つです。砂糖と一緒に煮詰めてジャムにすることで、保存性を高められるだけでなく甘酸っぱい味わいとなり食べやすくなります。
カシスジャムのすっきりとした甘酸っぱさはスイーツとの相性もよく、ティータイムにも活躍してくれます。カシスには目によいと言われているアントシアニンも含まれ、栄養面からも注目を集めているジャムです。
今回は、そんなカシスジャムのおすすめと美味しい食べ方をご紹介していきます。
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カシスジャムの特徴
カシスという呼び名は実はフランス語で、日本語ではクロスグリやクロフサスグリ、英語ではブラックカラントと呼ばれています。そのためカシスジャムも製造国によっては、ブラックカラントジャムといった製品名となる場合があります。
カシスジャムの材料となるカシスの実は酸味があるため、ジャムにすることで爽やかな甘酸っぱい味わいへと仕上がります。実の形はブルーベリーのような球形をしており、ジャムでも形を残して作られる製品が多く、カシスの粒々とした食感は食べる楽しみを与えてくれます。
香りは甘酸っぱいフルーティーなものとなっており、食べると口の中いっぱいに華やかな香りが広がります。カシスジャムは瓶に入った状態ではとても濃い紫色をしていますが、食べ物にかけると鮮やかな赤紫色が綺麗なジャムです。
色合いからブルーベリージャムと似ているように見えますが、ブルーベリージャムよりも酸味があります。酸味もしっかりと感じられる、甘酸っぱい風味のジャムを好む方にはカシスジャムがおすすめです。
日本でもカシスは栽培されているので、たくさん手に入ったときには家庭でジャムにしてみてはいかがでしょう。ジャム作りは難しそうなイメージがあるかもしれませんが、ポイントを押さえておくと簡単にできますし、甘さも自分好みに調節できるのでチャレンジしてみてください。
カシスジャムの美容効果について
カシスには様々な成分が含まれていますが、その中でも健康や美容への効果が期待されている代表的なものは以下の通りです。
- ビタミン:ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなど
- ミネラル:カルシウム、マグネシウム、鉄分など
- ポリフェノール
- アントシアニン
皮膚や粘膜の健康維持と関わりのあるビタミンは美容や健康には欠かせない成分ですが、日々の食生活だけでは足りずサプリで補っている方も多いでしょう。カシスにはオレンジの約3倍のビタミンCや、イチゴやオレンジの約4倍のビタミンEが含まれているとされています。
カシスにはミネラルも豊富に含まれています。カルシウムとマグネシウムは摂取する際のバランスが、カルシウム2に対しマグネシウム1が理想とされています。カシスに含まれるカルシウムとマグネシウムの比率は2対1に近く、効率よく摂取するのに理想的な果物だと言われています。
カシスに含まれるポリフェノールには血流を改善する効果があるとされています。血流を改善することで血栓ができにくい状態へと導くだけでなく、目の下の血流をよくすることでクマを薄くする効果や、冷え性の改善にも効果があると言われています。
アントシアニンはポリフェノールの1種で、目によいことで広く知られている成分です。カシスには4種類のアントシアニンが含まれており、その内2種類はカシス特有の成分となっています。カシスアントシアニンには目のピント調節機能をサポートする効果が期待でき、この効果はアントシアニンを多く含むことで有名なブルーベリーには無い効果だとされています。
このようにカシスには現代人に不足しがちなビタミン、ミネラルや、血流の改善や眼精疲労の回復に効果が期待できるポリフェノールとアントシアニンが含まれています。栄養バランスが乱れ肌が荒れている方や、冷え性で目の下のクマに悩む女性にはカシスジャムがおすすめです。
カシスジャムのおすすめの食べ方
香り高く酸味のあるカシスジャムは、ジャムの定番の食べ方のパンやヨーグルトにかけるだけで美味しくいただけます。パンの場合はライ麦パンなどの酸味のあるパンとの相性がよいですし、ヨーグルトの場合にもやはり酸味のあるタイプと相性がよいです。
ジャムの甘酸っぱさはチーズの塩気との相性がよいため、チーズとジャムを合わせて食べる方も多いですが、カシスジャムもチーズによくあいます。クラッカーの上にクリームチーズやカマンベールチーズをのせ、上からカシスジャムをかけるとおしゃれなおつまみが簡単にできあがります。
スイーツにかけると甘酸っぱい味わいや香りだけでなく、綺麗な赤紫色が彩りを与えて華やかな一皿へと導いてくれます。ジャムと相性のよいパンケーキやチーズケーキにかけるのもあいますし、チョコケーキにかけると濃厚なチョコと甘酸っぱいカシスジャムが絶妙な味わいとなります。
料理に使うのでしたら、肉料理のソースがおすすめです。甘酸っぱいカシスジャムを少量加えることでフルーティーなソースへと仕上げてくれるので、肉料理に華やかさを与えてくれます。肉は鶏肉や豚肉以外にも、ラム肉や牛肉にも合うので好みの肉で試してみてください。
カシスジャムはフルーティーで爽やかな香りと、酸味のある甘酸っぱい味わいが特徴のジャムです。酸味のある味わいや香り豊かな仕上がりを好む方には、カシスジャムがおすすめです。
人気のカシスジャムおすすめランキング:TOP5
それでは、人気のカシスジャムおすすめランキングをご紹介していきます。
カシスはフランス語での呼び方のため、製造国によってはブラックカラントという英語での呼び方が使われることがあります。色々な国のカシスジャムから選びたい方は、国による呼び方の違いも覚えておくといいでしょう。
第1位:サン・ダルフォー / カシス
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フランスのサン・ダルフォー社製の砂糖不使用のカシスジャムです。定義上のジャムは砂糖類を使っていることが条件となるため、砂糖不使用のこちらの製品は分類上はフルーツスプレッドとなっています。
砂糖を使わずに味と香りを取り除いた特殊なぶどう果汁を使用しているため、カシスの香りや味を邪魔せずに果物の甘みをプラスし甘酸っぱい味わいへと仕上げられています。爽やかな酸味がクリームチーズとの相性がよいとされています。
体のことを考え、砂糖不使用のカシスジャムを選びたい方におすすめです。甘みと酸味のバランスがよいと好評で、砂糖を使っていない点が健康に気を使う人々から高く評価されている人気のある商品ですので、堂々の第1位に輝きました。
第2位:ひろさき屋 / カシスジャム
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ニュージーランド産のカシスを使い、砂糖とマヌカハニーを加えて作られたカシスジャムです。カシスの実がたっぷりと入っているため、果肉の食感も楽しめる仕上がりとなっています。
マヌカハニーは高い殺菌力があり、健康によいと言われ注目を集めているはちみつです。そのマヌカハニーとアントシアニンを多く含むとされているニュージーランド産のカシスを使っているので、栄養面で優れたカシスジャムを求める方におすすめの製品です。
糖度は40度と甘さ控えめに作られており、カシスの実がたっぷりと入っているため自然な甘酸っぱさと果肉の食感が評価されています。味わい以外にも、栄養や健康効果を気にする方からの支持を得ていることを考慮し、第2位となりました。
第3位:サンクゼール / オールフルーツジャム カシス
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砂糖を使わずに、オールフルーツの名の通り果物由来の原材料を使用して作られたカシスジャムです。果汁を使うことで甘みを引き出しており、自然な甘さと心地よい酸味でさっぱりとした後味に仕上げられています。
甘さ控えめのためバニラアイスやバタートーストなど、様々な食品と合わせやすいとされています。カシスジャムを色々な食品にかけて食べたい方におすすめです。
カシスのつぶつぶとした食感も楽しむことができ、甘みも自然で素材本来の美味しさを味わえると好評です。自宅用としてだけでなく、贈答用として購入される方もみえるほど品質もよい製品ということで、第3位とさせていただきました。
第4位:マッカイ / スコティッシュブラックカラント
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イギリスのマッカイ社製のカシスジャムです。スコティッシュブラックカラントという名前の通り、スコットランド産のブラックカラントことカシスを使用しています。
果物の原形を残したプレザーブスタイルのジャムとなっており、果肉と果皮の食感も楽しめるやや噛み応えのある仕上がりとなっています。甘みもしっかりとしているので、濃厚で食べ応えのあるカシスジャムを好む方におすすめです。
果肉感とコクと甘みが豊かな味わいが評判です。甘さも強めですが、ヨーグルトにあわせるとちょうどいいと評価されている一方、甘すぎて好みに合わなかったという方もみえたことから、第4位となりました。
第5位:ヒーロー / ブラックカラント ジャム
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スイスの大手食品メーカー、ヒーロー社のカシスジャムです。ヨーロッパ各地から厳選した素材を使い作られるジャムは品質がよく、世界各国の有名ホテルでも使用されるほどとなっています。
カシスの実がたっぷりと入っており、酸味と甘みのバランスがよい味わいの食べやすいジャムに仕上げられています。やや硬めのゼリー状になっているので、硬めのジャムを好む方におすすめです。
カシスの味や実の食感も楽しむことができ、酸味も強すぎず心地よい甘酸っぱさと評価されています。ただ、硬めのジャムということでパンには塗りづらいという意見もみえたことから、第5位にさせていただきました。