おすすめのクランベリージャムと美味しい食べ方
綺麗な赤い実で酸味のある味わいが特徴のクランベリーは、日本ではドライフルーツでお馴染みの果物です。健康や美容への効果が期待できることから注目を集めている果物でもありますが、酸っぱさから食べにくいと感じる方もいるでしょう。
そんな方にはクランベリージャムがおすすめです。クランベリージャムは酸味だけでなく甘みもあるため、甘酸っぱい爽やかな味わいで食べやすくなっています。また、ジャムに加工することで色々な食品と合わせやすいという利点もあります。
今回は、おすすめのクランベリージャムと美味しい食べ方をご紹介します。
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クランベリージャムの特徴
クランベリーは生のまま食べると酸味が強く、やや渋みもあり食べにくい果物ですが、砂糖と煮詰めてジャムにすることで甘酸っぱい味わいとなり食べやすくなります。爽やかな酸味で後味もさっぱりとしているので、しつこい甘みが苦手な方にもおすすめのジャムです。
生のクランベリーは皮がやや硬めの食感のため、ジャムの場合は漉して皮を取り除いて滑らかな食感に仕上げる場合があります。漉さずに皮を残したものは、噛み応えのある皮の食感を楽しむことができます。
香りは、ベリー類らしいフルーティーで甘酸っぱい香りとなっています。鮮やかな赤い色が美しい仕上がりのジャムですので、豊かな香りと綺麗な赤色で食卓を華やかに演出したい方にもクランベリージャムはおすすめです。
家庭でジャムを作ると上手くとろみがつかずに失敗してしまうこともありますが、クランベリーはペクチンが多く含まれているのでとろみがつきやすく、ジャム作りに適した果物です。ジャム作り初心者の方でも家庭で簡単に作れるので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょう。
クランベリージャムの美容効果について
クランベリーに含まれている成分の中で、美容や健康への効果が注目されている代表的なものをまとめると、以下のような成分が挙げられます。
- ビタミンC
- キナ酸
- プロアントシアニジン
- 食物繊維
コラーゲンの合成に必要不可欠なビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ栄養素です。ビタミンCには抗酸化作用もあることから、肌のシミやたるみを防ぎ、美肌効果もあると言われています。クランベリーはビタミンCを豊富に含んでいるため、健康的な美肌へと導く効果が期待されています。
キナ酸は有機酸の1種で、尿路感染症を予防する効果があると言われています。尿路感染症と聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、身近な病気の膀胱炎も尿路感染症の1つです。
クランベリーに含まれるキナ酸は体内で馬尿酸という物質に変化し、細菌が繁殖しやすいアルカリ性となっている尿を健康な弱酸性の状態へと導く効果が期待できます。尿を健康な状態に保ち最近の増殖を抑えることで、尿路感染症の予防や改善に効果があると言われています。
プロアントシアニジンはポリフェノールの1種です。プロアントシアニジンには抗炎症作用と抗酸化作用があるとされており、腎臓の機能を活発にし利尿を促すことで、むくみを改善する効果が期待できます。
クランベリーにはジャムのとろみの元となる成分のペクチンが多く含まれていますが、実はこのペクチンは食物繊維の1つです。ペクチンの食物繊維としての働きには、整腸作用やコレステロールの低下などがあると言われています。
こういった成分を含むことから、膀胱炎やむくみに悩む方にはクランベリージャムがおすすめです。特に女性の方はむくみに悩む方も多いですから、食生活から改善していきたい方はクランベリージャムを試してみてはいかがでしょう。
クランベリージャムのおすすめの食べ方
酸味が特徴的なクランベリージャムは、パンの中でもライ麦パンなどの少し酸味のあるパンや、ヨーグルトなどほのかな酸味のある食べ物との相性がよいとされています。朝食のパンやヨーグルトにかけると赤い色も綺麗ですし、爽やかな酸味が頭もすっきりとさせてくれるでしょう。
他に相性のよい食べ物としては、チーズが挙げられます。クリームチーズと一緒にトーストやクラッカーに塗るのもいいですし、揚げたカマンベールチーズにクランベリーソースの代わりにお湯でのばしたクランベリージャムをかけても美味しくいただけます。
ジャムはスイーツにかけて食べるのも定番ですが、クランベリージャムもスイーツとの相性がよいです。レアチーズケーキなどのチーズを使ったスイーツや、チョコを使ったスイーツとよくあうのでおすすめです。スコーンやマフィンにかけても、甘酸っぱさが全体の味をひきしめてくれます。
クランベリーは肉料理のソースとして使われることの多い果物です。クランベリーソースを料理のためにわざわざ用意するのは大変という方は、クランベリージャムで代用してみてはいかがでしょう。お湯で伸ばすだけでも代用できますが、ワイン、ビネガーなどを加えて伸ばすと風味も増して料理も味わい深い仕上がりとなります。
食べ応えのあるサンドイッチを作りたいときには、鶏肉とチーズとクランベリージャムを挟むのもおすすめです。鶏肉とチーズの重厚な組み合わせに、クランベリージャムのフルーティーな甘酸っぱい味わいを加えることで、すっきりとした後味へと導いてくれます。
クランベリー特有の酸味をいかした味わいのジャムは、酸味のある食べ物や肉料理と合わせるのにも向いています。少しくせのある食べ物や肉類と一緒にジャムを食べたい方には、クランベリージャムがおすすめです。
人気のクランベリージャムおすすめランキング:TOP5
それでは、人気のクランベリージャムおすすめランキングをご紹介します。
クランベリーはツルコケモモ亜属に属しているため、コケモモと混同されがちですが違う果物です。購入する際は、コケモモやコケモモの英語名のリンゴンベリーのジャムと間違えないよう、注意してください。
第1位:信州須藤農園 / 100%フルーツクランベリー
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アメリカ産のクランベリーを使ったクランベリージャムです。砂糖を使わずに果汁と果実のもつ甘みや酸味を引き出しているため、果物本来の自然な甘酸っぱさを楽しむことができます。
糖度は40度の低糖度となっており、甘さ控えめですっきりとした味わいです。ヨーグルトやアイスクリーム、シリアルと相性のよいジャムとなっています。
砂糖不使用の製品ですので、体のことを考え砂糖の摂取を控えたい方におすすめです。ほどよい酸味と甘みで食べやすい味わいでありながら、砂糖を使っていないという点が高く評価されている人気商品ということで、堂々の第1位に輝きました。
第2位:花の実 / クランベリー蜂蜜ジャム
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砂糖の代わりにはちみつを使って作られたクランベリージャムです。酸味や渋みといったクランベリー本来の味わいをいかし、はちみつで味を整えることで食べやすいジャムへと仕上げられています。
はちみつは砂糖よりも体に負担をかけずに吸収されるため、体力の落ちているときに栄養補給もかねてジャムを食べたい方におすすめです。糖度も40度と低めですので、体調の優れないときでも食べやすい優しい甘みとなっています。
クランベリーの実もたっぷりと入っており、甘さ控えめでヨーグルトやアイスなど様々な食品とあわせやすいと好評です。クランベリーとはちみつの自然な甘酸っぱさに加え、はちみつを使った体に優しいジャムということを評価し、第2位となりました。
第3位:コンフィチュールドフラノ / クランベリージャム
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北海道の富良野で製造されたクランベリージャムです。硬いクランベリーの皮が入らないよう丁寧に裏ごしをされているので、滑らかな食感のクランベリージャムとなっています。
やや酸味が強めの甘酸っぱい味わいへ仕上げられており、鶏肉やミートボールとの相性もよいとされています。食感も滑らかなので、見栄えを気にする肉料理にソース代わりに使えるクランベリージャムを探している方におすすめです。
酸味がやや強い味わいがクランベリーの風味をしっかりと感じさせてくれると評判です。硬い皮が入っていないことで食感がよいだけでなく、食べやすさもプラスされていることから、第3位とさせていただきました。
第4位:フィオール ディ フルッタ / フルーツスプレッド ベリーミックス
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オーガニックにこだわる北イタリアのリゴーニ・ディ・アシアゴ社のジャムブランドから発売されている、砂糖不使用のジャムです。ベリーミックスの名の通り、以下の8種類の有機果実が使われています。
- ストロベリー
- ブラックベリー
- ブルーベリー
- クランベリー
- ローズヒップ
- カシス
- レッドカラント
- ラズベリー
芳醇なベリーの香りと味わいに有機の濃縮リンゴ果汁を加えることで甘みをプラスした、自然の恵みを存分に堪能できる商品です。摘みたての果物の新鮮な香りがとんでしまうのを防ぐために、低温で調理されています。
EUの有機認証も取得されているので、オーガニックにこだわりのある方におすすめです。複数のベリーを使うことでクランベリー特有の渋みや酸味が和らぎ、豊かな味わいで食べやすいと好評です。しかし、価格面が少し高いという意見も見られたことを考慮し、第4位とさせていただきました。
第5位:中山のジャム / クランベリー
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1905年創業の軽井沢の老舗、中山のジャムのクランベリージャムです。クランベリー本来の味わいを大事にし、爽やかな酸味とほのかな苦味が甘みと調和したジャムへと仕上げられています。
100年以上愛され続ける軽井沢の名店のジャムは、自宅用としてだけでなくお土産としても使えると評価されています。贈り物にも使えるジャムを探している方におすすめです。
クランベリーの存在感があり、爽やかな甘酸っぱい味わいは上品で食べやすいとリピートされる方もみえます。しかし価格が高いため日常用としては使いにくく、たまの贅沢として購入するという方もみえたことから、第5位に落ち着きました。