おすすめの桃ジャムと美味しい食べ方

桃は、甘くジューシーな味わいから、子どもから大人まで世代を問わず愛されています。香りもよいことから桃の香りのシャンプーやボディーソープなども発売され、様々な形で活用される人気のある果物です。
桃を1年を通して楽しみたい方には、桃ジャムがおすすめです。旬の時期に収穫された桃から作られる桃ジャムは、桃の豊かな甘みや芳醇な香りを凝縮した味わいを楽しむことができ、ヨーグルトとの相性がよいジャムとなっています。
今回は、おすすめの桃ジャムと美味しい食べ方をご紹介します。
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桃ジャムの特徴
桃ジャムは酸味はあまり強くなく、桃の豊かな甘みが感じられる濃厚な味わいが特徴です。香りは桃の甘く爽やかな香りを楽しむことができ、口の中でフルーティーで甘い風味が広がります。
とろりとした桃の果肉はやわらかく、お子さんや噛む力の弱い方にも食べやすいジャムとなっています。桃の味わいをいかすために砂糖を控えめに作られた優しい味わいのジャムも多いので、健康に配慮しつつ家族みんなが食べられるジャムを探している方に桃ジャムはおすすめです。
購入した桃が硬く酸味の強い味わいでそのまま食べるのに向かないときには、ジャムにするのがおすすめです。桃はそのまま砂糖と煮ただけではゆるいゼリー状になってしまいますが、レモン汁を加えると固まりやすくなり家庭でも簡単に桃ジャムを作ることができます。
市販の桃ジャムは甘みが強く好みに合わないという方も、自家製のジャムなら砂糖の量を調節できるので自分好みの桃ジャムが作れるでしょう。砂糖を控えめに作る方は、糖度が低いジャムは保存性が低いため早めに食べきるようにしてください。
桃ジャムの美容効果について
みずみずしさが特徴的な桃の果実は、大部分が水分となっています。しかし、栄養が全く無いというわけではないので、美容効果の期待できる主な成分をまとめて紹介します。
- ビタミンE
- カリウム
- クマリン
- 食物繊維
抗酸化作用をもつビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれており、老化の防止や血流の改善に効果があると言われています。血流が改善されることによって細胞の新陳代謝も活発になることから、古くなりかさついた肌を生まれ変わらせ、色艶のよいはりのある肌へと導く効果も期待できます。
ミネラルの1種のカリウムは、体内でナトリウムとのバランスを取りながら存在しています。日本人は食塩の摂取量が多く、ナトリウムの摂りすぎが懸念されています。ナトリウムの摂りすぎはむくみの原因の1つとされているため、カリウムを摂取しナトリウムとのバランスをとることはむくみの改善に繋がると言われています。
クマリンはポリフェノールの1種で、香りの成分です。クマリンには血流を改善する効果があるとされており、血液の流れが滞ることはむくみの原因にもなるため、むくみの解消に効果的だと言われています。カリウムにもむくみを改善する効果が期待できるので、桃はむくみの解消に効果があるとされています。
ジャムをとろりとした状態へと固めてくれるペクチンは、食物繊維の1種で桃にも含まれています。ペクチンには腸内環境を整え、便秘を改善する働きがあると言われています。便秘によって腸内にためこまれた老廃物は肌トラブルの原因にもなりますので、便秘を改善することは美容の面からも重要です。
桃にはこのような成分が含まれていることから、むくみや便秘に悩む方や、健康で若々しい肌を目指したい方には桃ジャムがおすすめです。
桃ジャムのおすすめの食べ方
甘みのある桃の風味が楽しめる桃ジャムは、ヨーグルトとの相性がよいとされています。ヨーグルトにかけるのはジャムの定番の食べ方ということもあり、桃ジャムの食べ方でも定番となっています。
ヨーグルトにかけて食べるだけでなく、飲むヨーグルトや、ヨーグルトを使ったスムージーなどドリンクに入れても美味しくいただけます。美容や健康のためにスムージーを作ると甘さが足りず飲みにくい場合もあるので、そういうときには桃ジャムで甘さをプラスするといいでしょう。
パウンドケーキやクッキー、チーズケーキなどのお菓子作りにも桃ジャムは使用できます。桃ジャムの甘みや桃の果肉の食感がアクセントとなり、お菓子に華やかな印象を与えてくれるでしょう。市販の焼き菓子でも、風味が物足りない場合には桃ジャムを添えると豊かな味わいへと導いてくれます。
桃を使ったカプレーゼや冷製パスタは、夏のおしゃれなメニューとして人気があります。桃ジャムもカプレーゼや冷製パスタに使うことができ、フルーティーで爽やかな味わいが夏にぴったりです。季節を問わず料理に使うのでしたら、カレーの隠し味として加えると果物のふくよかな甘みを与えられます。
桃ジャムは甘く豊かな味わいと心地よい桃の香りを色々な食べ物に与えてくれます。桃の入ったヨーグルトやスイーツは好きだけれど、生の桃を使うのはもったいないと感じてしまう方もいるでしょう。桃ジャムでしたら生の桃よりも気軽に使えるので、桃風味の食べ物が好きな方には桃ジャムはおすすめです。
人気の桃ジャムおすすめランキング:TOP5
それでは、人気の桃ジャムおすすめランキングをご紹介します。
桃ジャムを選ぶ際のポイントは、桃本来の自然な味わいや香りを楽しむために、添加物の少ない製品を選ぶということです。より自然な桃の味わいを楽しみたい方は、低糖度のジャムを選ぶと桃の自然な甘みが堪能できるでしょう。
第1位:アオハタ / まるごと果実白桃
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みずみずしい果実感が特徴のまるごと果実シリーズの桃ジャムです。アオハタのまるごと果実シリーズは砂糖不使用となっており、果実と果汁の甘みで果物本来の自然な味わいを感じられます。
糖度は30度と低めになっており、桃の風味を邪魔しないすっきりとした後味です。フレッシュな果実感を高めた「ファインフルーティー製法プラス」を導入することで、まるで生の桃を食べているかのようなやわらかな果肉の食感と芳醇な香りが楽しめます。
桃の果肉の繊維も感じることができるため、果肉感の強い桃ジャムを好む方におすすめです。低糖度ですが白桃の豊かな甘みで満足感があり、果肉の食感もよいと人気のある商品ということで、堂々の第1位に輝きました。
第2位:富澤商店 / 富澤の無添加 ももジャム
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製品名に無添加と入っている通り、添加物を使わずに作られた桃ジャムです。九州産の桃に砂糖とゆず果汁を加え、桃の味わいをしっかりと感じられるジャムへと仕上げられています。
桃の優しい味わいがいかされており、余計な風味がつけられていないので、パンやヨーグルトにかけるだけでなく、お菓子作りにも使いやすい桃ジャムとなっています。無添加で桃の素材感の強いジャムを求める方におすすめです。
自然な桃の味わいに加え、添加物が使用されていないので小さな子どもにも安心して食べさせられると評判ということで、第2位となりました。
第3位:千総 / 大阪泉州 包近の桃
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大阪府岸和田市の包近町で収穫された「包近の桃」を使用した桃ジャムです。包近町には「世界で一番甘い桃」としてギネスに認定された農場もあり、包近の桃はとても人気のある桃となっています。
包近の桃を贅沢に使用し、旬の桃の優しい甘みとフレッシュな風味を詰め込んだ濃厚な味わいへと仕上げられています。とろけるようなやわらかな桃の食感で口当たりもよく、濃厚でなめらかな桃ジャムを好む方におすすめです。
桃の味わいが濃厚でかき氷との相性もよく、フルーツソースとしても使用できると評価されています。芳醇な桃の味わいに加え、地元以外にはあまり出回らない包近の桃を使ったジャムという希少価値も考慮し、第3位にランクインしました。
第4位:フィオール ディ フルッタ / フルーツスプレッド ピーチ
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北イタリアのオーガニックにこだわるリゴーニ・ディ・アシアゴ社のジャムブランドから発売されている、砂糖不使用の桃ジャムです。定義上のジャムは砂糖を使用した製品ですので、砂糖不使用のこちらの製品は分類ではフルーツスプレッドとなっています。
イタリア産のオーガニックのペルコーカ種の桃を使い、有機濃縮りんご果汁で甘みをプラスし食べやすい甘さに整えられています。果物由来の自然な甘みと桃の爽やかで甘い香りは、タルトやケーキ作りに使用したり、チーズと一緒に食べても美味しくいただけます。
ヨーロッパでオーガニック認証を受けている製品ですので、オーガニックにこだわりのある方におすすめです。桃の甘みが感じられる豊かな味わいと、砂糖不使用のオーガニックジャムという点が好評ですが、価格が少し高いという意見もみられたことから、第4位となりました。
第5位:チップトリー / ピーチジャム
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イギリスで100年以上の長い歴史を誇り、イギリス王室御用達に指定されているチップトリーの桃ジャムです。桃の果肉がふんだんに使われており、濃厚な味わいと果肉感を楽しめる仕上がりとなっています。
厳選された果物と砂糖を使ったイギリスの伝統的なジャムということもあり、糖度は約67度と高めになっています。ヨーグルトなどの酸味のある食べ物と相性がよいので、濃厚なジャムをヨーグルトと一緒に食べるのが好きな方におすすめです。
濃厚な桃の甘みと芳醇な香りは、昔ながらのジャムを好む方から評価されています。しかしながら、現在の日本では低糖度のジャムが主流ということもあり、甘さ控えめのジャムに慣れた方からは甘すぎるといった意見もみられたことから、第5位に落ち着きました。