おすすめの梅ジャムと美味しい食べ方
梅を使った食べ物と言えば、梅干を思い浮かべる方が多いでしょう。梅干は酸っぱく爽やかな味わいが好まれ、おにぎりの具にしたり料理のトッピングに使ったりと、様々な形で楽しまれています。
そんな梅干の原料となる梅は、漬物にするだけでなくジャムの材料にもなります。梅ジャムは梅のもつフルーティーな酸味と甘みを引き出した、甘酸っぱいすっきりとした味わいを楽しむことができます。
今回は、おすすめの梅ジャムと美味しい食べ方をご紹介します。
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梅ジャムの特徴
梅ジャムは梅特有の酸味をいかした、やや酸味が強めの甘酸っぱい味わいが楽しめます。香りからも甘酸っぱさが感じられ、フルーティーで爽やかな香りが広がります。
梅干は赤い色が特徴的ですが、梅ジャムの場合は、色はオレンジ色や使う梅によってはオレンジと緑が混ざったような色合いとなります。ジャムを作る過程で煮込まれた梅の果肉はつるりとした滑らかさがあり、噛むと梅の甘酸っぱさが広がるため、果肉を残したジャムは爽快感のある味わいです。
ジャムは甘いものというイメージがありますが、梅ジャムは酸味もしっかりと感じられます。フルーティーな梅の甘酸っぱい香りもよいので、香り高くしっかりとした酸味のある甘酸っぱいジャムを好む方には、梅ジャムはおすすめです。
梅の果実は6月頃に旬を迎え、旬の時期にはスーパーなどにも梅の実が出回ります。梅ジャムは自宅でも簡単に作ることができますし、梅酒や梅シロップを作る際に使った梅を利用して作ることもできるので、梅が好きな方は自家製の梅ジャム作りに挑戦してみてはいかがでしょう。
梅ジャムの美容効果について
健康によいことで知られている梅には、ミネラルや有機酸が豊富に含まれています。梅に含まれている成分の中でも、美容への効果が期待できる代表的なものをご紹介します。
- 有機酸:クエン酸、カテキン酸、ピクリン酸など
- ミネラル:カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛など
- ムメフラール
梅には疲労回復に効果があると言われているクエン酸や、胃腸の働きを促すカテキン酸、肝臓の機能を活性化させる働きを持つピクリン酸など、沢山の有機酸が含まれています。様々な有機酸の働きで新陳代謝が活発になることで、疲労回復や体の中にたまった老廃物の排出を促す効果が期待できます。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは普段の食生活だけでは不足しがちなため、サプリメントなどで補っている方も多いでしょう。梅は他の果物と比べてもミネラルが豊富となっており、りんごの約4倍のカルシウムや約6倍の鉄を含むとされています。
ミネラルは、古い肌から新しい肌へと生まれ変わる、肌のターンオーバーに必要な成分です。肌のターンオーバーが正常に行われないことは肌のごわつきやくすみの原因にもなりますので、透明感のある美しい肌を目指すにはバランスよくミネラルを摂取することが重要となります。
ムメフラールは梅の果肉を加熱することで作られる梅肉特有の成分です。ムメフラールには血流を改善する効果があると言われています。むくみや目の下のくまは血流が悪くなることも原因の1つと言われているので、血色のよい健康的な美しさを手に入れるためには血流を改善することも大切とされています。
上記のような成分の効果以外にも、梅はアルカリ性の食品のため酸性に傾きがちな体のバランスを整えてくれる働きが期待できます。体のバランスを整え、透明感のある健康的な美肌を目指したい方には梅ジャムがおすすめです。
梅ジャムのおすすめの食べ方
酸味のあるフルーティーな味わいの梅ジャムは、他の種類のジャムと同様にパンやヨーグルトと一緒に食べても美味しくいただけます。甘酸っぱい梅ジャムを酸味のあるヨーグルトにあわせると酸味がきついのではと心配されるかもしれませんが、梅の果実感が加わるので加える前よりも食べやすくなります。
梅酒や梅ジュースなど梅を使ったドリンクを好まれる方には、梅ジャムを飲みものに入れるのもおすすめです。梅ジャムを焼酎で溶き、炭酸やお湯で割ると、簡単に梅酒の風味が楽しめます。お酒を使わずに、炭酸水やお湯で溶きはちみつを加えてもフルーティーな梅の風味が爽やかな飲み物へと導いてくれます。
梅干を使った料理などもある通り梅は料理にも使えるのですが、梅ジャムも料理に使用できます。肉の煮込みに加えたり、照り焼きのソースに梅ジャムを入れると、梅ジャムの甘酸っぱさがさっぱりとした後味となるだけでなく、見た目にも照りが出て美しく仕上げてくれます。
マフィンやパウンドケーキなどのお菓子に入れても、甘酸っぱい梅の風味と華やかな香りを与えてくれます。梅独特の酸味も感じられる梅ジャムは、梅を使った料理やお菓子、飲み物などを好み、家庭でも気軽に梅の風味を楽しみたいという方におすすめです。
人気の梅ジャムおすすめランキング:TOP5
それでは、人気の梅ジャムおすすめランキングをご紹介します。
梅ジャムを選ぶ際には、梅本来の酸味のある爽やかな風味を楽しめるよう、添加物の少ない製品を選ぶというのがポイントです。保存料などが入っていない無添加のジャムは、開封後は冷蔵庫に保存し早めに食べきるようにしましょう。
第1位:紀州紅梅園 / 生梅ジャム
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日本有数の梅産地として有名な紀州こと和歌山県のメーカー、紀州紅梅園が手がける梅ジャムです。いくつかある梅の品種の中でもトップブランドとされている南高梅を使い、添加物や保存料は加えずに梅と砂糖のみで作られた無添加ジャムとなっています。
梅の皮を1粒ずつ丁寧剥くことで農薬などの不純物を極力取り除き、皮独特のえぐみも少ないフルーティーな味わいへと仕上げられています。色も艶々とした黄金色で美しく、見た目に気を使うスイーツのソースにも向いているジャムです。
えぐみの少ない、梅の上品な甘酸っぱさが楽しめるジャムを探している方におすすめです。ほどよい酸味と甘みのバランスがよく、果物のようなフルーティーな味わいが楽しめると好評で、リピートされる方も多くみえる人気商品ということで、堂々の第1位に輝きました。
第2位:遊草舎 / 遊草舎の梅ジャム
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大分県の長湯産の南高梅を使用した梅ジャムです。温泉と清らかな水で知られる長湯温泉の自然の恵みを受けた完熟南高梅は、香り高く甘みのある味わいが特徴です。
梅特有の酸味と完熟南高梅の甘みが絶妙な、甘酸っぱいジャムとなっています。糖類は砂糖だけでなくはちみつも使用されており、はちみつのやわらかな甘みによって、まろやかさがプラスされた仕上がりです。
完熟南高梅を使用しはちみつも加えているので、豊かな甘みの中に心地よい酸味のある甘酸っぱさを好む方におすすめです。梅の自然な風味を楽しむことができると評判の製品ということで、第2位にランクインしました。
第3位:沢屋 / 梅ジャム
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果肉が厚く歯ごたえのよい豊後という品種の梅を使用して作られた梅ジャムです。沢屋では旬の国産果実と北海道産のグラニュー糖を使った無添加のジャムが作られており、糖度は約40度の低糖度にすることで果実の風味を引き出した仕上がりとなっています。
実が固い青梅を潰し、梅本来の風味を逃さずに凝縮したジャムは、やや酸味のある味わいが特徴です。青梅のジャムが好きな方や、爽やかな酸味のある梅ジャムを好む方におすすめです。
しつこい甘さがなく、梅のもつ酸味が感じられるさっぱりとした後味が好評です。国産の梅と砂糖しか使っていない無添加ジャムということから、食の安全の面からも評価を得ている点を考慮して、第3位となりました。
第4位:ジョイファーム小田原 / 梅ジャム
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神奈川県産の完熟梅を使用した梅ジャムです。保存料や添加物は使わずに、梅と砂糖のみを使用して作られているため、梅そのものの風味が存分に感じられる、風味豊かなジャムとなっています。
完熟梅のジャムは甘みのあるジャムが多いのですが、こちらは梅特有の酸味を引き出した酸味が強めの味わいに仕上げられています。酸っぱい梅が好きな方におすすめのジャムです。
まるで梅そのものを食べているかのような、濃い梅の味わいとしっかりとした酸味が評価されています。ただ、酸味が強いため好みによっては食べにくいと感じる方もみえたことから、第4位とさせていただきました。
第5位:ママ工房 / 特製完熟梅ジャム
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厳選した完熟の紀州南高梅を使用して作られた梅ジャムです。完熟した紀州南高梅のフルーティーな香りをいかすために、温度管理に気を使いながら丁寧に作られています。
甘酸っぱい梅の豊かな香りと、鮮やかなオレンジ色が美しい仕上がりです。やわらかな甘みと優しい酸味で食べやすく、パンやスコーンとの相性がよいですし、お菓子作りにも使いやすいジャムとなっています。
芳醇な梅の風味が楽しめる食べやすい梅ジャムを求める方におすすめです。あっさりとした甘みで梅のよい香りが好評ですが、量が少なめのため価格が割高と感じる方もみられたことから、第5位に落ち着きました。