豆腐を使った離乳食の作り方とおすすめレシピ10選
豆腐は栄養価が高く、ヘルシーなのに1日に必要な栄養素をたくさん摂れる食材となっています。そのため、食卓によく並ぶ健康食品として注目を集めています。
豆腐は何も大人だけにいい食材ではありません。実は子供、特に赤ちゃんにも必要な栄養素がたっぷり入っているのです。そこでこちらでは豆腐を使った離乳食とおすすめのレシピをご紹介していきます。
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離乳食に豆腐は使っても大丈夫?
先述通り、豆腐は赤ちゃんに必要な栄養分が多く含まれています。特に良質なタンパク質は成長していく体には必須となります。やわらかく消化にもいいので、離乳食の材料としてはぴったりの食材と言えます。
離乳食に豆腐を使うときの注意点
ただ豆腐の原料は大豆になります。大豆はアレルギーを起こすことがあり、特に消化機能の未発達な赤ちゃんは発疹、下痢、嘔吐などが出やすくなっているので少量ずつ様子を見ながらあげていくといいです。
また成長の度合いに合わせて木綿豆腐と絹ごし豆腐を使うタイミングを考える必要があります。特に離乳食初期では固めの木綿豆腐は、例え下ごしらえをしても消化するのは辛くなります。そうなると消化器官がしっかりするまでは絹ごし豆腐を中心に使ってください。
離乳食に豆腐を使うときの下ごしらえ
さて、それでは離乳食に豆腐を使うときの下ごしらえの方法について見ていきましょう。先ほどの消化機能に合わせて月齢別で下ごしらえの仕方が変わりますので、それぞれ分けて解説させていただきます。
離乳食初期(5-6カ月目)
準備するもの
- 絹ごし豆腐
- 耐熱容器
- 裏ごし器またはすりおろし器
下ごしらえの手順【電子レンジ】:少量でも作りやすい方法
- 耐熱容器に水と小さく切った豆腐を入れる
- 電子レンジで1分程加熱して水を切る
- 磨り潰す
下ごしらえの手順【鍋】:丁寧に茹でる方法
- 鍋にお湯を沸かし、豆腐を入れる
- 1分半ほど加熱したら水を切る
- 磨り潰す
最も初期に行う下ごしらえです。電子レンジと鍋の2種類の方法をご紹介させていただきました。鍋で行う場合は、使う分だけ掬って鍋に入れると簡単にできます。
離乳食中期(7-8カ月目)
準備するもの
- 絹ごし豆腐(木綿豆腐も可)
- 耐熱容器
- 裏ごし器またはすりおろし器
下ごしらえの手順【電子レンジ】:少量でも作りやすい方法
- 耐熱容器に水と小さく切った豆腐を入れる
- 電子レンジで1分程加熱して水を切る
- 絹ごし豆腐であれば軽く潰し、木綿豆腐であれば細かくほぐす
下ごしらえの手順【鍋】:丁寧に茹でる方法
- 鍋にお湯を沸かし、豆腐を入れる
- 1分半ほど加熱したら水を切る
- 絹ごし豆腐であれば軽く潰し、木綿豆腐であれば細かくほぐす
消化機能も少しついてくる頃なので木綿豆腐も使えます。ただそれでもまだまだ消化するのは大変なので、細かくほぐすことが重要です。
離乳食後期(9-11カ月目)
準備するもの
- 絹ごし豆腐(木綿豆腐)
- 耐熱容器
下ごしらえの手順【電子レンジ】:少量でも作りやすい方法
- 耐熱容器に水と小さく切った豆腐を入れる
- 電子レンジで1分程加熱して水を切る
下ごしらえの手順【鍋】:丁寧に茹でる方法
- 鍋にお湯を沸かし、豆腐を入れる
- 1分半ほど加熱したら水を切る
ここまでくると軽く下ごしらえをすれば食べられるようになります。しっかりと下ごしらえをして調理してあげるといいでしょう。
離乳食完了期(1歳-1歳半)
準備するもの
- 絹ごし豆腐(木綿豆腐)
- 耐熱容器
下ごしらえの手順【電子レンジ】:少量でも作りやすい方法
- 耐熱容器に水と小さく切った豆腐を入れる
- 電子レンジで1分程加熱して水を切る
下ごしらえの手順【鍋】:丁寧に茹でる方法
- 鍋にお湯を沸かし、豆腐を入れる
- 1分半ほど加熱したら水を切る
9~11ヶ月と下ごしらえの仕方は変わりません。他に使える食材も増え、生え始めた歯や歯茎で食べる楽しみを覚えてくるころです。他の栄養素と一緒に良質なタンパク質を摂らせてあげましょう。
離乳食におすすめな豆腐レシピ10選
下ごしらえができるようになったところで、これを活かした離乳食におすすなレシピを10選ご紹介していきます。初期から完了期まで一通りのレシピを網羅しましたが、どれも簡単に作れるものばかりなので、是非とも挑戦してみてください。
離乳食初期:とろーり豆腐
材料
- 豆腐:10g
- 白湯:小さじ1
まずは離乳食初期のレシピです。豆腐を下ごしらえしてそのまま使えるレシピなので非常に簡単です。電子レンジがあればできる時短レシピとなっているので、忙しい時にも作れるレシピとなっています。
レシピ:http://cookpad.com/recipe/3970794
離乳食中期☆あんかけ豆腐
材料
- 豆腐:小さじ2
- 人参:小さじ2
- じゃがいも:小さじ2
- 玉ねぎ:小さじ2
- 野菜だし汁:小さじ1
- 醤油:大さじ3~4
- 水溶き片栗粉:小さじ1~2
とろとろで食べやすく仕上げたあんかけ豆腐です。この頃になると野菜なども入れられるようになるので、色合いも味も少し鮮やかになってきます。離乳食の定番メニューで、レンジで簡単にでき、しかもストックしている離乳食野菜があれば簡単にできるレシピです。
レシピ:http://cookpad.com/recipe/4016699
離乳食 後期 豆腐と枝豆のあんかけ
材料
- 豆腐:3cm角2個
- 人参:少々
- 枝豆:5粒ほど
- 和光堂 和風あんかけ:大さじ1
離乳食後期ともなると少し固形が大きくても食べられるようになります。人参、枝豆と共にざっくりと混ぜて形が残る豆腐がアクセントになっています。食べるのが楽しくなってくる一品になっています。
レシピ:http://cookpad.com/recipe/4016521
栄養満点!卵なしハンバーグ〜離乳食完了期
材料
- 合挽き肉:160g
- しらす:60g
- 玉ねぎ:1/4個
- 人参:2cm
- ピーマン:1個
- 豆腐:150g
- パン粉(細目):大さじ4
- 塩こしょう:少々
完了期になった頃には生え始めた歯で噛むようになるので、少し噛み応えのある豆腐ハンバーグなどいかがでしょうか?卵アレルギーに配慮して、卵を除いたレシピとなっています。冷蔵庫に残った野菜を入れると栄養価がさらにアップします。
レシピ:http://cookpad.com/recipe/3990697
★離乳食★【初期】豆腐のだし煮♪
材料
- 絹ごし豆腐:20g
- だし汁:大さじ1
再び離乳食初期の調理になります。こちらは白湯ではなくだし汁で煮ることで和風のふんわりとした仕上がりになっています。食の楽しみが分かるかは不明ですが、この頃から少し旨味を与えてあげてもいいかもしれません。
レシピ:http://cookpad.com/recipe/1434128
離乳食 豆腐とミルクの卵炒め
材料
- 豆腐:100g
- 人参:20g
- 玉ねぎ:20g
- 野菜スープ:大さじ1
- フォローアップミルク:大さじ1
- 溶き卵:大さじ1
卵とフォローアップミルクで炒めた調理方法です。フォローアップミルクを飲んでくれない子用に作られたレシピになります。鉄分不足解消などに最適な料理となっています。
レシピ:http://cookpad.com/recipe/3946734
離乳食にも☆豆腐入りふわふわ卵焼き
材料
- 卵:2個
- 絹ごし豆腐:50g
- サラダ油:少々
厚焼き玉子のレシピに豆腐を混ぜた一品です。シンプルな卵焼きですが、豆腐が入ることでふわっとした口当たりの良くなっているので、赤ちゃんもどんどん食べてくれます。卵アレルギーがあると作れない料理ではありますが、簡単で食べやすい離乳食です。
レシピ:http://cookpad.com/recipe/4017110
離乳食完了期 鶏豆腐ひじきハンバーグ
材料
- 豆腐:15g
- 鶏ミンチ:15g
- 人参:10g
- ひじき:少し
- 卵:1/6個
- 片栗粉:小さじ1
こちらは鶏ミンチとひじきををつかった豆腐ハンバーグです。ヘルシーでふわっとした仕上がりのハンバーグになっています。人参やひじきを細かくして入れてあるので食べやすく、栄養もしっかり摂れる一品です。
レシピ:http://cookpad.com/recipe/3978557
離乳食完了期 ほうれん草入り白和え
材料
- 絹ごし豆腐:30g
- ほうれん草:10g
- 味噌:0.5g
- すりごま:少し
こちらも完了期の離乳食です。白和えとなっているのでさっぱりとしていて大人でも美味しい一品になっています。作り方は簡単ですが、ほうれん草が食べにくいということであれば、少量にしたり細かく切るなどの工夫をするといいです。
レシピ:http://cookpad.com/recipe/3981399
ハーフバースデーの離乳食ケーキ
材料
- 絹ごし豆腐(冷凍したもの):1/4丁
- さつまいも:3cmほど
- 人参:2cmほど
- ブロッコリー:少々
- プレーンヨーグルト:適量
最後にご紹介するのは離乳食初期のハーフバースデーに食べられる離乳食ケーキになります。こちらは豆腐の下ごしらえをしないので気を付けてください。
好きなクッキー型を使ってお好みの形に成型できます。作り方も簡単なので初めてのお祝いに特別な離乳食で祝ってあげてはいかがでしょうか。
レシピ:http://cookpad.com/recipe/3940115