美味!おすすめのワインビネガーと特徴や美味しい食べ方
ワインから作られているワインビネガー。イタリア料理やフランス料理には欠かせない調味料の1つです。
ワインビネガーは原料にぶどうを使っているので、フルーティーなぶどうの香りときりっとした味わいが特徴となっており、塩味をいつもより強く感じさせる効果もあります。また、低糖質で低カロリーという女性にも嬉しいヘルシーな酢としても人気があります。
ワインビネガーには赤ワインビネガーと白ワインビネガーがあり、それぞれ特徴が違いますし相性の良い料理も異なってきます。ここでは赤ワインビネガー・白ワインビネガーのそれぞれの特徴やおすすめのワインビネガー厳選3種を詳しくご紹介していきます。
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ワインビネガー(ぶどう酢)とは?
ワインビネガーはワインから作られている果実酢です。香りの高い品種のぶどうを使いアルコール発酵させて作られたワインを酢酸発酵させて作ったものがワインビネガーです。フルーティーな香りときりっとした味わいが特徴となっており、オリーブオイルなどと混ぜてドレッシングなどによく使用されます。
ワインビネガーには、黒ぶどうや赤ぶどうを原料に果実を丸ごとアルコール発酵させて造られる赤ワインビネガーと、果皮や果肉・種子などを除き、果汁だけを使用した白ワインからつくられる白ワインビネガーがあります。
それぞれ風味や味わいなどの特徴が異なっているので、料理に合わせて使い分けをします。
ワインビネガーの特徴
ワインビネガーには他の食酢にはない酒石酸が含まれているので、疲労回復効果や整腸作用の効果があるとされています。また、ワインビネガーは酸度が高いため、塩味を強く感じさせる働きもあるので、減塩でも使用することができます。食酢の中でも1番の低いGI値なのでヘルシーな酢なのも魅力です。
ワインビネガーには黒ぶどうや赤ぶどうを原料とした赤ワインから作られる赤ワインビネガーと、白系のぶどうの果皮や果肉、種子などを除いて果汁のみを熟成させた白ワインから作られる白ワインビネガーの2種類があります。
赤ワインビネガー
赤ワインビネガーは、黒ぶどうや赤ぶどうを原料に果実を丸ごとアルコール発酵させてつくられています。丸ごとぶどうを使っているので抗酸化作用の働きがあるポリフェノールが豊富に含まれており、美容にもとても良い酢です。
美しい深紅の色合いは料理を彩ります。コクのある深い味わいが特徴です。
白ワインビネガー
白ワインビネガーは、白系のぶどうの果皮や果肉、種子などを除いて果汁のみを熟成させた白ワインから作られています。
白ぶどうのフルーティーで爽やかな酸味が味わえます。すっきりとした口当たりなのでレモン代わりに使うこともできます。
バルサミコ酢との違い
バルサミコ酢もワインビネガーもぶどうから作られる果実酢の一種です。しかし、原料が同じでもぶどうの品種や製造法の違いで味、色、コクなどに違いがあります。
バルサミコ酢は原料に濃縮ぶどう果汁を使用しており、木の樽に入れて長期間熟成させて作られています。ぶどうを圧搾したての頃は大樽ですが、だんだん濃縮されてくるのでその量も少なくなり、水分の蒸発に合わせて樽を小さくします。
またクルミ・カシ・クリ・サクラなど、樽の材質を替えながら熟成させるという独特の製法により、複雑な香りが生まれます。
対してワインビネガーは、ぶどう果汁に酵母を加えてアルコール発酵させます。その後、酢酸菌を添加して再び発酵させて短期間熟成で作られたものがワインビネガーです。そのため、香り・味・色が違ってきます。
ワインビネガーのおすすめの食べ方
ポリフェノールが豊富で低糖・低カロリーなワインビネガー。
深いコクのある味わいの赤ワインビネガーと、すっきりとした口当たりの白ワインビネガー、それぞれの特徴に合ったおすすめの食べ方を詳しくご紹介していきたいと思います。
赤ワインビネガーと相性の良い料理
美しい深紅の色とコクがあり深い味わいが特徴の赤ワインビネガーは、脂ののった肉料理や、魚料理ととても相性が良いです。
また、シチューなどの煮込み料理に隠し味として使用すると、赤ワインの香りやコクと酸味が料理をいつもより1ランク上の味わいにしてくれます。
ワインのように「赤だから肉料理」というわけでなく、脂ののった魚のソースとして使用するのもおすすめです。料理の味にコクを出したい時に赤ワインビネガーは最適です。
白ワインビネガーと相性の良い料理
きりっとした酸味とさっぱりとした口当たりが特徴の白ワインビネガーは、あっさりとした淡白な肉料理・魚料理と相性が良いです。さっぱりとした鶏肉の煮込み料理に使うと香り豊かで柔らかく仕上がります。
煮込むことで香りが良くなり高級感が生まれます。
また、鯛のカルパッチョなどさっぱりとした料理にもおすすめです。素材の味を活かしたい時に白ワインビネガーは最適です。
おすすめのワインビネガー:厳選3種
色々なメーカーからたくさんの種類のワインビネガーが販売されています。本場ヨーロッパのブランドや国内のブランド、価格や味わいなど、自分の好みに合ったものを選べます。
おすすめのワインビネガー厳選3種をそれぞれの特徴やおすすめの使い方とともに詳しくご紹介していきたいと思います。
マルタンプーレ / ワインビネガー ホワイト
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ビネガーとマスタードで有名なフランスのオルレアンにあるマルタンプーレ社のワインビネガーです。
フランス産のワインをカシ樽に入れ酵母菌を加えることなく、一定温度で3週間自然発酵させた後、最低6か月間熟成する製法で作られています。この製法は「オルレアン製法」と呼ばれ、フランスのオルレアン地方に中世から伝わる昔ながらの醸造法です。現在ではマルタンプーレ社だけがこの伝統製法を守り続けています。
ワインビネガーの持つ酸味と芳香が特徴です。素材の味を活かしたい料理のドレッシングやソースに向いている最高級のワインビネガーです。
内堀醸造 / 純ワインビネガー
現在の価格はコチラ |
戦後いち早くワインビネガーを開発・販売した内堀醸造が展開しているワインビネガーです。
レストランやホテルでも高い評判の内堀醸造の純ワインビネガーは新鮮なぶどうを使ってワインを醸造し、さらにそれを酢に醸造しています。きれいな澄んだ空気の中で美味しい水と自然の素材だけを原料として丁寧に作られています。
ぶどう果汁100%で作られており、酸化防止剤は一切使用していない安心・安全でおすすめのワインビネガーです。フルーティーな香りが特徴でドレッシングやポテトサラダの隠し味に最適です。
MAILLE(マイユ) / 赤ワインビネガー
現在の価格はコチラ |
世界中で愛用されているマイユの赤ワインビネガーです。日本でもスーパーや百貨店などでも置いてあるところが多く、価格もリーズナブルなので普段使いにもおすすめです。
主に厳選された上質なフランス産の赤ワインを原料として作られているワインビネガーです。
ビーフシチューの隠し味に一緒に煮込むとコクが増します。また、肉料理のソースやサーモンなどの脂ののった魚料理にも向いています。