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米麦芋など焼酎乙類の種類について

焼酎乙類の種類

使われる原材料の風味や香りをしっかりと残し、味わいを楽しむことができる焼酎乙類。その種類も米や麦、芋などを初めとして様々な種類の焼酎が展開されています。

焼酎乙類を飲む上で様々な種類をしっておけば、焼酎をさらに楽しむことが出来るようになるでしょう。ここではそんな焼酎乙類の種類について、代表的なものからちょっと変わったものまで幅広く紹介していきます。

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米焼酎とは?

米焼酎とは?

日本酒と同様に米を原材料とした焼酎であり、四大焼酎の一つに入るのが、この米焼酎であり、その生産量は全体の10%程度を占めています。味わいは若干濃いめと言えるでしょう。

ただしそのような数字とは裏腹に、実はそこまで認知度が大きくない種類の焼酎であるということも言えます。おそらく米で作るお酒は日本酒だという印象が強いからと言えるのではないでしょうか。

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米焼酎の主な生産地

米焼酎の主な生産地は、熊本県の人吉盆地となっており、非常に米の豊富に採れる地域であったことがその要因となっています。人吉盆地で生産される米焼酎は、「球磨焼酎」と言われており、世界貿易機関のTRIPS協定基づき産地表示の保護指定を受けている他、地域団体商標といても登録されています。

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また熊本県以外でも米焼酎は生産されており、米のおいしい地域、特に秋田県や新潟県といった米どころにおいて造られる米焼酎は非常に味わい深いと高い評価を得るものもあります。

米焼酎のおいしい飲み方

米焼酎の飲み方は基本的にはロック、お湯割り、水割りとなるでしょう。米焼酎が持つフルーティーな香りや味わいを壊さないように飲むことが重要と言えるでしょう。

また、本場の球磨焼酎では「直燗」という飲み方があります。これはストレート、または水割りしている焼酎を器に入れ直火にかけて飲む方法です。電熱器等を使用する場合には小さい火力でゆっくりと温め、沸騰させないように注意しましょう。

さらに、この燗をした球磨焼酎を氷を入れた器に注ぐことで、まろやかで甘味のある焼酎とロックの清涼感を同時に楽しむことができる、「燗・ザ・ロック」という飲み方もあるので是非挑戦してみてください。

麦焼酎とは?

麦焼酎とは?

一般的な焼酎乙類の中でも最もクセがなく飲みやすいと言われているのが、この麦焼酎です。香りにクセが少なく非常に飲みやすいことから、女性や焼酎初心者の方でも比較的入りやすいタイプの焼酎となっています。

また、蒸留酒でありながらも、どちらかというとワインのように飲めてしまうため、飲みながらでもしっかりと食事を楽しむことが出来るお酒であると言えるでしょう。相性の良い食事を見つけるのも一つの楽しみになるかもしれません。

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麦焼酎の産地

麦焼酎の生産をスタートしたのは長崎県の壱岐となっており、ここで造られる「壱岐焼酎」に関しては、世界貿易機関、TRIPS協定に基づく産地表示保護指定を受けています。

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また、イオン交換濾過法の誕生後、大分県では麦麹に麦を掛け合わせて造られる麦焼酎が全国的に注目を浴びるようになり大分県が麦焼酎の生産地として広く認知されるきっかけとなった「大分麦焼酎」は地域団体商標として登録されるに至りました。

麦焼酎のおいしい飲み方

麦焼酎は、焼酎乙類の中でもクセがないのが最大の特徴と言えます。それは温めても飲みにくくならないと言うことでもあります。そこでおすすめなのがお湯割りです。麦独特の香りをすっきりと味わうことができるでしょう。

割合としては焼酎6のお湯4程度がおすすめ。お湯割りをつくる時には、先にお湯をグラスに入れ、その後から焼酎をゆっくりと注ぐと香りが損なわれにくくなります。ゆっくりとかき混ぜて香りを楽しみながら飲みましょう。

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芋焼酎とは?

芋焼酎とは?

焼酎乙類の代表格ともいえるのがこの芋焼酎ではないでしょうか。その味はかなり濃厚であり、独特の香りを持った焼酎となっており、好きな人はトコトン好きである一方で、苦手な人にとっては飲みにくと感じることもあります。

しかし近年の芋焼酎においては、鮮度などの面でも質の高い芋を厳選して使用したり、臭みの元となる部分をしっかりと取った芋を使用するなどの改良、努力が重ねられ従来のような臭みはかなり軽減されている芋焼酎が増えてきています。

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芋焼酎の産地

芋焼酎の代表的な生産地と言えばやはり鹿児島県と宮崎県の南部です。鹿児島県で生産される芋焼酎については、世界貿易機関、TRIPS協定における産地表示の保護指定を受けています。鹿児島県などの九州南部以外では、伊豆諸島でも芋焼酎が造られています。

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主な生産地が九州南部となっているのは、サツマイモの原産地である場所に近い方が、より質の高いサツマイモを使えることが要因となっています。やはりおいしい芋焼酎はおいしいサツマイモから造られると言えるでしょう。

芋焼酎のおいしい飲み方

芋焼酎のおいしい飲み方は、人それぞれの好みが非常に大きく影響します。それは、芋焼酎がある程度どんな飲み方に対してもその美味しさを伝えることができる焼酎と言えるからでしょう。

ロックにしてその濃厚な味わいや香りを楽しむもよし、独特の香りが苦手な方が、水割りにしても決して香味のバランスは崩れることはありません。お湯割りでもそれは同じで芋焼酎の香りを楽しめるようになりたいという方はまずうすめの5:5から始めていけばよいでしょう。もちろんそれでもまだ香りが気になるという方はもっと薄めても構わないでしょう。

黒糖焼酎とは?

黒糖焼酎とは?

その名の通り原料に黒糖を使用したものがこの黒糖焼酎です。黒糖と言うと非常に甘いイメージがありますが、実際にはそこまで甘味は強くなく、むしろすっきりとした味わいが特徴です。

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黒糖焼酎の生産地

黒糖焼酎は、奄美諸島のみで生産が許された特産品となっています。これはアメリカ占領時代より生産されていた黒糖酒が、領土の日本返還にあたり日本の税法上焼酎と認められなかったものが、奄美諸島のみに限り焼酎として認めたためです。

これ以降は黒糖焼酎は奄美大島でのみ黒糖原料の焼酎製造が認められ、「奄美黒糖焼酎」と名乗ることが許され今に至っています。

黒糖焼酎のおいしい飲み方

黒糖焼酎は、その名とは違い甘味はすっきりとしており決してしつこさはありません。飲み方としても定番の水割りからお湯割り、ロックなどでも十分に楽しむことが出来るでしょう。

また「親子飲み」という黒糖焼酎ならでは飲み方があります。これは黒糖をなめながら黒糖焼酎を飲むというものです。黒糖焼酎自体には糖分は含まれていないので、決して糖分ばかりということになるわけではないので、機会があれば一度試してみてはいかがでしょうか。

そば焼酎とは?

そば焼酎とは?

そばを主原料とする焼酎であり、クセが少なく、その飲み口、味わいは麦焼酎よりも軽いとされています。そばが苦手な方でなければ非常に飲みやすく女性にもおすすめです。ただしそばアレルギーを持つ方は、アレルギー症状が出てしまうおそれがあるため飲むのは避けるようにしましょう。

主にダッタソバが使用されるものの、そばのみを原材料としたそば焼酎は生産が困難とされ、米など他の原料を組み合わせるケースが多くなっています。しかし現在では麹も含めてすべてをそばで作った焼酎も登場しており、そば焼酎も多くの種類が展開されることとなりました。

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そば焼酎の生産地

そば焼酎は、もともと宮崎県で生まれました。宮崎県にある五ヶ瀬町酒造が、現地の特産品であるそばを原料とした焼酎を造ったのがその発祥とされています。その後は全国でもそばの生産が盛んな地域、長野県や北海道でもそば焼酎が造られるようになっています。

そば焼酎のおいしい飲み方

そば焼酎も他の焼酎同様、ロック、水割り、お湯割りなどで飲まれることが多いのですが、飲み口が軽いため、ロックなどで飲む方がよりそばの香りを楽しむことができると言えるでしょう。

またお湯割りにする場合には、そば湯で割るとよりそばとの一体感を楽しむことができるのでおすすめです。お蕎麦屋さんでそば焼酎を見つけた場合には、是非一度このそば湯割りをやってみることをおすすめします。

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その他変わり種焼酎について

その他変わり種焼酎について

ここまで紹介したのは、現在までの間で比較的一般的でメジャーな原材料を使用した焼酎乙類です。しかし日本にはここまでに紹介した焼酎以外にもちょっと変わった原材料を使用した焼酎があります。それらについて簡単に紹介していきます。

しそ焼酎

変わり種と言われる焼酎の中でも現在かなり知名度を広げているのがこのしそ焼酎ではないでしょうか。「鍛高譚(たんたかたん)」というしそ焼酎の登場によりその名を一気に拡大しました。

文字通り原材料にしそを使用しており、その飲み口は非常に軽く飲みやすいのが特徴となっています。女性の間でも非常に人気となった焼酎と言えるでしょう。

栗焼酎

主原料に栗を使用した焼酎であり、その飲み口はまろやかで栗のほのかな甘みを感じることができる焼酎です。もともとは宮崎県の延岡市にある佐藤焼酎製造場が造ったものが発祥となっており、その後は全国の栗の名産地と呼ばれる場所で生産がされています。

ジャガイモ焼酎

さつま芋を使った芋焼酎とは違い、ジャガイモを主原料とした焼酎です。通常の芋焼酎と比べるとその香りが抑えられたものから、独特の香りがするものまであります。

北海道にある清里町焼酎醸造事業所が日本で初めてジャガイモ焼酎を製造しています。その後はジャガイモの特産地である北海道を中心にその生産は広まっていきました。

粕取焼酎

焼酎乙類の製造方法は主に二つの方法があり、一つはもろみ取焼酎という単式蒸留器を使用して造る焼酎となっており、ここまで紹介した焼酎はこれらの製法を持って造られています。

それに対してもう一つある製造方法がこの粕取焼酎です。これは日本酒を造る際にできる副産物である酒粕をセイロ式蒸留器によって蒸留するものです。ブランデーにもポマースブランデーと呼ばれる、ワイン醸造のさいに出た搾りかすを原料にしたものが存在しています。グラッパなんかが有名です。

>>ポマース(粕取り)ブランデーについて詳しくはコチラ

カストリと呼ばれた粗悪焼酎と混同されたことや、独特の香りなどが人々に広く受け入れられず、現在ではほとんどの焼酎が前者のもろみ取焼酎となっており、粕取焼酎の生産量は1000klに満たない量となっています。

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