美味しさ広がるビールを使用したカクテルのレシピ
そのまま飲んでも美味しいビールですが、カクテルにするとその魅力はもっともっと広がります。そこで今回はご家庭で簡単に混ぜるだけで作れるステアー系のカクテルを中心に、ビールベースカクテルのレシピを紹介していくので、ビールが苦手な人やもっとビールの美味しさを楽しみたい!という人は、作って試して頂きたいと思います。
バーなどでも定番のカクテルレシピだけでなく、ちょっと個性派なカクテルまで紹介していくので、1度挑戦してみて下さい。
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シャンディガフ(Shandy Gaff)
パブの本場イギリスでも人気が高く、定番として親しまれ続けているビールベースカクテルと言えば、ビールとジンジャーエールを組み合わせたシャンディガフです。ビールの爽やかな香りとほんのり甘い味わいがビール初心者やビールが苦手という人からも人気を獲得しているカクテルで、ジンジャーエールの甘口だけでなく、辛口にする事でパンチのある味にも変化できます。
カクテルのレシピ
- ビール:グラス1/2杯程度
- ジンジャーエール:グラス1/2 杯程度
レッドアイ(Red Eye)
トマトジュースとビールを組み合わせる事で、真っ赤な見た目がインパクト抜群のビールベースカクテルで、トマトジュースと言うよりも野菜ジュースの味に近くなり、ビールとフレッシュフルーツを混ぜた様なスッキリテイストの味わいが特徴で、ゴクゴク飲めてしまうので注意が必要です。名前の由来は"二日酔いで目が充血している様子"という所からレッドアイと呼ばれているようです。
カクテルのレシピ
- ビール:グラス1/2杯程度
- トマトジュース:グラス1/2 杯程度
パナシェ(Panaché)
フランス語で"混ぜ合わせた"という意味を持つビールカクテルのパナシェは、本場ではステアー系ビールベースカクテル全般を指しますが、日本ではビールとレモネードを混ぜ合わせたカクテルに対してパナシェという名前を使っており、ビールのほろ苦さとレモネードの酸味が合わさり、非常に爽快な飲み口となる為、女性からの支持も高くビールが苦手と言う人にも是非挑戦して頂きたい味わいです。
カクテルのレシピ
- ビール:グラス1/2杯程度
- レモネード(CCレモンなど):グラス1/2 杯程度
カンバリビアー(Canpari Beer)
ビールの苦味はそのままに、甘い香りをプラスできる大人なビールベースカクテルといえば"カンパリ・ビアー"です。見た目にもオシャレなクリアレッドの色合いと、爽快で軽い口当たりかつ、辛口なためスカッと飲めるのが魅力的、美味しく作るポイントはビールとカンパリをしっかりと冷やした状態で混ぜ合わせるのがコツ!温くなると苦味が強まりすぎてあまり美味しくありません。
カクテルのレシピ
- ビール:グラス4/5杯程度
- カンパリ:グラス1/5杯程度
ドッグズ・ノーズ(Dog's Nose)
ジンのすっきりとした風味に、ビールの苦味がマッチする辛口のビールベースカクテルで、飼い犬にビールを飲まそうとしても全く飲まなかったので、試しにジンを足してみたら飼い犬がグラスから鼻を離そうとしなかったというのが由来だそうです。一般的な作り方としてはビールにジンを混ぜるだけですが、個人的におすすめなのはスタウト(黒ビール)とジンを混ぜて、ナメツグを泡にひと振りするレシピです、ドッグノーズのアルコール度数はビールの3倍になるため飲み過ぎに注意。
カクテルのレシピ
- ビール(スタウト):グラス2/3杯程度
- ジン:グラス1/3杯程度
- ナメツグ:適量
ハーフ&ハーフ(Half & Half)
スタウト(黒ビール)と一般的なビールを混ぜることで、すっきりした味わいと黒ビールのコクが合わさる、ビールのいいとこ取りをした様なハーモニーが絶妙なビールベースカクテルです。家庭でも簡単に出来る為、是非とも試して頂きたいカクテルです。ちなみに、ピルスナー(一般的なビール)を先に注ぐと泡が白くなり、スタウト(黒ビール)を先に注ぐと泡が黒くなり、味や香りも変化します。
カクテルのレシピ
スタウト(黒ビール):グラス1/2杯程度
ピルスナー(一般的なビール):グラス1/2杯程度
ビア・スプリッツァー(Beer Spritzer)
ビール党な人も、ワイン党な人も、是非一度飲んで頂きたいカクテルがこの"ビア・スプリッツァー"と呼ばれる、ビールのコクや苦味と、白ワインの爽やかでスッキリとしたフルーティーさがマッチしたカクテル。夏場の暑い時期などにもおすすめで、カクテルの中でもジュースというよりはお酒の味をしっかりと出している大人のカクテルと言える逸品で、ドライなのどごしもおすすめポイントです。
カクテルのレシピ
- ビール:グラス1/2杯程度
- 白ワイン:グラス1/2杯程度
- レモンピール:一片
ブラック・ベルベット(Black-Velvet)
黒ビールとスパークリングワインを組み合わせる事で、こんなに凄いカクテルが作れるのかと衝撃を与えてくれる"ブラックベルベット"。クロビールのコクとまろやかな泡立ちに、スパークリングワインの爽やかさとキメの細かい炭酸がマッチし、想像の斜め上を行く絶品カクテルに変身します。また黒ビールのグラデーションも美しく、見た目も味も極上なカクテルです。
カクテルのレシピ
ディーゼル(Deisel)
ドイツやアメリカではビールベースカクテルの中でも随一の人気を誇る定番が"ディーゼル"と呼ばれるコーラとビールを組み合わせたカクテルです。大人の味なコーラという印象ですが、これを黒ビールで作ると"トロイの木馬"と呼ばれるカクテルに変身、見た目はまるでコーラなのに、スタウトのコクと深い苦味がググっと押し寄せて来る、インパクトのある味わいへと変化します。
カクテルのレシピ
ビール:グラス1/2杯程度
コーラ:グラス1/2杯程度
ボイラー・メーカー(Boiler Maker)
ビールにショットグラスごとバーボンウイスキーを落として飲むカクテル"ボイラーメーカー"は、ブルーカラーな職人達が一発で酔っぱらうために飲みかけの缶ビールにバーボンを入れて飲んだ事で生まれたカクテル。
味はかなりパンチのある物になりますが、ウイスキーの香りは想像以上にビールと合います。ちなみに、ウイスキーのチェイサーとしてビールを頼むだけでもボイラーメーカーと呼ぶカクテルになります。
カクテルのレシピ
- ビール:グラス3/4杯程度
- バーボン(ウイスキー):グラス1/4杯程度
エッグ・ビール(Egg Beer)
かなり見た目にインパクトが有りますが、ビールの刺激や苦味を和らげ、まろやかな味わいにしてくれる為、ビール初心者にもオススメなカクテルなのが"エッグビール"です。レッドアイを作ってから入れるのもおすすめです。ちなみに卵黄をそのままグラスの底に入れ、黒ビールを使うとイエローサンセットと言う名前のカクテルになります。どちらも泡がふんわりし、滑らかな舌触りのカクテルです。
カクテルのレシピ
- ビール:適量
- 生卵の卵黄:一個
- ガムシロップ:一個