アメリカン?ブレンド?コーヒーの種類について
古くから人類に愛されてきたコーヒー。世界各国で独自の進化を遂げたコーヒーには、多くの種類があります。喫茶店やコーヒーショップにも多くの種類のコーヒーが並んでおり、種類ごとに味や香りが全く異なります。
そんな数多くあるコーヒーの種類についてご紹介しますので、コーヒーを楽しむ参考にしてみて下さい。
スポンサーリンク
コーヒーの種類は大別すると2種類!
カフェ・オレとカフェ・ラテの違いはご存知ですか?これらのコーヒーはコーヒーの種類としては全く異なる種類なのです。他にもアメリカンやブレンドなど、コーヒーには多くの種類があります。
しかし、数多くあるコーヒーの種類も、大別すれば2つの種類に分けられます。それは「エスプレッソ・コーヒー」と「ドリップ・コーヒー」です。これらのコーヒーの特徴と、そこから派生したコーヒーの種類についてご紹介します。
エスプレッソ・コーヒーの種類
エスプレッソ・コーヒーとは、コーヒー豆を非常に細かく挽いた「エスプレッソ豆」を専用のマシンを使って、抽出したコーヒーです。蒸気圧を使い、お湯をコーヒーの中に瞬間的に通して抽出するのが特徴であり、濃厚な風味が楽しめるコーヒーです。
カフェ・ラテ
老若男女に愛されるコーヒー「カフェ・ラテ」は、「エスプレッソ・コーヒー」と「ミルク」を組み合わせたコーヒーです。イタリア語で「コーヒー牛乳」という意味であり、スチームミルクが用いられることも多いです。
カプチーノ
イタリアで好まれている「カプチーノ」も「エスプレッソ・コーヒー」を基にしたコーヒーです。エスプレッソ・コーヒーにスチームミルクとフォームミルクを加えたコーヒーであり、その割合は1:1:1が基本です。
もちろん店によってその割合は異なりますが、割合によって「ウェット・カプチーノ」「カプチーノ・スクーロ」「カプチーノ・キアロ」などの種類に派生します。また、トッピングによって「カプチーノ・コン・カカオ」「キャラメル・カプチーノ」「ヘーゼルナッツ・カプチーノ」などにも派生します。
カフェ・モカ
女性人気の「カフェ・モカ」も「エスプレッソ・コーヒー」をベースとしたコーヒーです。カフェ・モカは、エスプレッソ・コーヒーにチョコレートシロップとスキムミルクを入れたコーヒーです。ココアを使用したり、ホイップクリームをトッピングしていることも多いです。
カフェ・マキアート
カフェ・マキアートとは、1ショットのエスプレッソ・コーヒーに少量のフォーム度ミルクを注いだコーヒーです。マキアートとはイタリア語で「シミのついた」という意味であり、ラテ・アートがよく楽しまれているコーヒーでもあります。
カフェ・アメリカーノ
カフェ・アメリカーノとは、エスプレッソにお湯を注いだコーヒーの種類です。もともとは、エスプレッソを薄めて飲むアメリカ人を侮蔑する意味があったとも言われています。ドリップコーヒーとは異なる風味を楽しめるコーヒーです。
ドリップ・コーヒーの種類
濾紙やネル等のフィルターで濾しだしたコーヒーを「ドリップコーヒー」といいます。他にも岩石や金属製、セラミック製のろ過材や、ウォータードリップと言った方法も用いられています。
インスタントコーヒーとの対義語的な使用方法で「レギュラーコーヒー」という言葉が使われることもあり、サイフォンやパーコレーターなどを使用した抽出方法の場合もレギュラーコーヒーという言葉が使われます。
ブレンドコーヒー
数種類のコーヒー豆を特徴を活かしながら配合して、ドリップで抽出したものを「ブレンドコーヒー」と言います。各コーヒーショップや喫茶店ごとに特徴が異なり、一口にブレンドコーヒーと言っても色んな味や香りの特徴があります。
アメリカン・コーヒー
浅煎りのコーヒー豆を用いてドリップで抽出したコーヒーを「アメリカン・コーヒー」と言います。アメリカン・コーヒーは浅煎りの豆を使用するため、飲みやすいすっきりとした味わいが特徴で、お茶代わりにも楽しまれているコーヒーです。
カフェ・オレ
カフェ・オレとは、ドリップコーヒーにミルクを合わせたコーヒーです。フランスでよく飲まれているコーヒーであり、カフェ・ラテとは異なります。大きな違いは「エスプレッソ・コーヒー」と「ドリップコーヒー」の違いです。
ウィンナ・コーヒー
ウィンナ・コーヒーとは、ドリップコーヒーにホイップコーヒーを浮かべたコーヒーです。オーストリア発祥のコーヒーで、「ウィーン風」という意味であり、ソーセージのウインナーとは異なります。