ヒガシマル醤油の歴史や特徴とおすすめ醤油
ヒガシマル醤油と言えば知らない人はいないであろう大手醤油メーカーです。特に、関西ではうすくち醤油の代名詞とも呼べる程高い知名度と人気を誇っています。
そんなヒガシマル醤油の人気商品かつ代表的な商品、うすくち醤油ですが一口にうすくち醤油と言ってもヒガシマル醤油で製造販売されているうすくち醤油の種類は数種類に登ります。
ここではヒガシマル醤油の歴史や商品の特徴、さらにはうすくち醤油のおすすめ商品を紹介していきたいと思います。
スポンサーリンク
ヒガシマル醤油とは?
本社を兵庫県たつの市に置くヒガシマル醤油はその名の通り醤油をメインにした調味料のメーカーです。うすくち醤油を主に使用する関西県では高い知名度と人気を誇り、うすくち醤油と言えばヒガシマル醤油と言われるほど広く親しまています。
近年ではうすくち醤油のみならず、手軽に美味しいうどんが楽しめるうどんスープや簡単に本格的なぞうすいを楽しめるちょっとぞうすいシリーズなどの粉末調味料も製造販売し、人気商品となっています。
こいくち醤油を主に使用する関東圏では関西圏ほどの知名度はありませんでしたが、全国的な讃岐うどんブームを期にヒガシマル醤油のうどんスープの需要が拡大。それに伴い、一躍関東県でもヒガシマル醤油の名が知られるようになりました。
ヒガシマル醤油の歴史
ヒガシマル醤油の創業は1942年ですが歴史はそれ以上に古く、1580年頃幾久屋という屋号で片岡治兵衛が醤油の醸造を開始したことがヒガシマル醤油の全身であったと言われています。
1666年には龍野にうすくち醤油が誕生。現在のヒガシマル醤油という名前になったのは1964年ですが、ヒガシマル醤油は400年にも渡り、龍野で伝統の味を作っているのです。
ヒガシマル醤油の特徴的な丸に東の入ったマークは、ヒガシマル醤油の前身である直営醤油醸造所物産蔵が東蔵と呼ばれていたことに加えて「社運が旭日の勢いなれかし」という意味が込められています。
ヒガシマル醤油の特徴
ヒガシマル醤油では薄口醤油だけではなく、様々な商品展開をしています。ここでは商品ごとにその特徴をまとめてみました。
うすくち醤油
ヒガシマル醤油の代表的商品のうすくち醤油。原料の大豆、小麦、米、塩の全てを国産100%で製造しています。大豆、米、小麦をじっくり丁寧に醸造し、米発酵調味料を加えることでまろやかでありながらもコクのある旨みを作り上げています。
うすくち醤油ならではの淡い色味と、優しい醤油の味が特徴の醤油です。素材の味や風味は勿論、色味まで生かした料理に仕上げてくれます。
ヒガシマル醤油ではうすくち醤油のラインナップを豊富に取り揃えており、減塩タイプや昆布とかつおのだしが特徴のものまで用途や好みで選べるようになっているのも特徴です。
>>おすすめの薄口醤油と特徴や美味しい食べ方について詳しくはコチラ
こいくち醤油
関東で主に使われるこいくち醤油ですがヒガシマル醤油のこいくち醤油は、関西地方の特徴であるクセのないなじみやすい香りとまろやかな味わいが特徴の醤油です。
クセがないながらも芳醇な香り、そして濃厚な味のこいくち醤油は素材の味を邪魔せず引き立たせます。かけやつゆ、煮物など幅広く使用できる醤油になっています。
こいくち醤油に昆布とかつおのだしを合わせた昆布とかつおのだし醤油は、通常のこいくち醤油よりも塩分を20%カットしつつ、甘味がプラスされたよりまろやかなこいくち醤油となっており、使いやすさが魅力です。
>>おすすめの濃口醤油と特徴や美味しい食べ方について詳しくはコチラ
うどんスープ
うどんスープと言えばヒガシマルと言われるほど、世間に浸透している商品です。お湯に溶かすだけという手軽さながら、本格的な関西風のうどんが楽しめる商品です。だしがきいてるのでうどんのみならず、茶碗蒸しやだし巻き卵など幅広い用途に使用できるのも特徴。
顆粒タイプは用途や好みに合わせて、関西風や関東風、カレーうどん用、さらにはちゃんぽん用など様々な種類が発売されています。
更に茹でた麺にそのままかけて食べられるストレートタイプのつゆまであり、より手軽に美味しい麺類が楽しめます。
米飯用調味料
味付けがこれ一つで済むというのが魅力なのがちょっとぞうすいやちょっとどんぶりシリーズ。
ちょっとぞうすいは特製のだし醤油にかつおと昆布のだしを合わせ、鮭や蟹といったぞうずいの定番からまつたけやふぐといった高級志向なものまでバリエーション豊かにラインナップで販売されています。
ちょっとどんぶりはカツ丼や親子丼、牛丼といった定番の丼メニューをこれ一つで本格的な味付けできる手軽な商品です。ベースとなるだし醤油にかつおと昆布のだしを加え、それぞれの丼にあった旨みをプラスしたまさに丼の極みとも呼べる粉末調味料です。
ヒガシマル醤油でおすすめの醤油:厳選3種
素材の色味や風味を生かし、見た目にも美しい料理に仕上げてくれるヒガシマル醤油のうすくち醤油。
今回はその中でもオススメの商品を紹介していきたいと思います。
超特選丸大豆うすくち 吟旬芳醇
現在の価格はコチラ |
うすくち醤油は甘酒を加えることで風味がまろやかになります。吟旬芳醇は二段熟成させてよりコクを増した甘酒を使用しています。それにより、芳醇な香りとまろやかな旨みの味わい深い醤油に仕上がっているのです。醤油のえぐみが苦手という人にはこの醤油がおすすめです。
ヒガシマル醤油のこだわりは中身だけではありません。美味しく作り上げた醤油をより長く美味しさがキープできるように容器にもこだわっています。それがフレッシュボトルです。二重構造で醤油の酸化を防ぎ、美味しさと色合いを劣化させないボトルは開封後に常温保存でも90日間品質をキープ出来る仕様。更に使いやすさにもこだわり、傾けるだけで適度に注げるので食卓でもそのまま使用できるようになっています。
特選丸大豆うすくちしょうゆ
現在の価格はコチラ |
国産原料100%をじっくりと醸造し、ヒガシマル醤油だけの特製甘酒を加え、まろやかな口当たりでありながらもコクの深い味わいを実現した醤油です。特別醸造で作られた特選グレードの淡口醤油はヒガシマル醤油ならではの逸品と呼べるでしょう。
ヒガシマル醤油のレギュラータイプの淡口醤油よりも色味を20%抑え、より食材の色味が美しく映えるように作られているのも特徴。穏やかな醤油の風味とうすくち醤油ならではの色合いが素材の持ち味を生かし、目でも舌でも楽しめる食卓作りに一役買ってくれます。料理の見た目にもこだわりたいという人に強くおすすめした商品です。
特選低塩丸大豆うすくちしょうゆ
現在の価格はコチラ |
うすくち醤油の味と香りはそのままに塩分を20%カットした特選低塩丸大豆うすくち醤油。塩分は気になるけれど味にもこだわりたいという人におすすめの商品です。
こだわりの国産原料と手間暇かけた醸造で、コクと旨みをしっかりと感じられる醤油でありながらも素材の味を引き立たせる柔らかさも兼ね備えています。醤油の酸化を防ぐフレッシュボトルなので美味しさを逃がしません。